
いままでも何度か、海外で、普通のホテルやトイレシャワー共用の安宿なども使ったことはありましたが、連泊するところとなると、ほとんどがその国のユースホステルでした。これは協会などが運営している予約サイトから、希望の宿を探してポンとボタン押すだけ。そのうち確認メールが届いてOK!って、とても簡単だったのですが。
今回は、検索したユースホステルがどこも満室ばかり。イギリスもそうですが、オランダもことごとくいっぱいでした。
夏休み期間ですからね、無理もありません。そうそうにこの方面の検索はあきらめました。今回、3度目のヨーロッパ旅行にして、初のユース宿泊無しとなりました。
いっぽうで、そうなると、宿を探すのは一苦労でした。混雑期に予約なしで出発して宿なしになるのは、マズイ。手配はすべて日本で済ませておきたい。
ハイシーズンといえる時期の宿となれば、大手の(つまりは世界中からお客が利用すると思われる)予約サイトでは、手ごろな値段のよさげなものはすでにあちこち満室が続出。連泊したくても1泊分のみしか空いてない・・などなど。余計な移動で時間を取られたくないのでなんとか拠点になるところで落ち着いて滞在したい、というのが大前提でした。
ふだんの日は仕事で遅くなり調べものなどやっていられないため、週末ごとに、ネット検索して、3週目ぐらいに、最終的に、現地の地元系のサイトで見つけた、イギリスの2つのB&B。
どちらも立地条件も申し分ないうえに、その独自のホームページで見た写真に、わたしは一目ぼれ。ここだ!これがいい!ただし、ここは予約サイト形式ではないので、これまた初の英語で予約申し込みメールをうち、問い合わせ。・・もし、ここがダメだったら今回の旅は縁がなかったとあきらめようかと思ったほどでしたが、なんと、運よく空いていたのです!宿泊OKのメールを受け取ったときは、パソコンの前で思わず小躍りしました。
これは行かずしてどうする!
こうして、旅行は、現実味を帯びだしました。宿を確保してから航空券もどうにか安いものを手に入れました。あとは細かい点を詰めるだけ。疲れ目の甲斐もあったというものです。
B&Bの利用は初めてで、ひとつのほうはダブルルームしか残っておらず、ここに関しては奮発してやや高くなりましたがエンスイート(バスルーム付き)、もうひとつのB&Bはシャワートイレ共用のシングルでした。立地条件は、どちらも最寄りのバス停から1分未満。パブが近所にあり、またフットパスの往き帰りに寄ると思われる最寄りの町には、スーパーなどもあるので、便利でした。
ほかに、オランダでは、初日の夜に着くので遅いチェックインが可能な場所、ならびにいくら日暮れが夜10時ごろといってもなにより駅から近いことが最優先条件。アムステルダムはほぼ満室で高額なホテルしかないか、もしくは駅からかなり離れているところばかりしか見つからず、しかも行ってみたかった海洋博物館が今年は閉館中のようで、、アムステルダムは今回思い切って省略。ライデンにはぜひ再訪するつもりでいたので、宿泊先はそのライデンにしました。この街は、アムステルダムと逆方向ですが、スキポール空港からは同じぐらいの時間ですので、便利です。アムステルダムに比べればずっと宿の数は少ないようですが、駅すぐにひとつホテルを確保できました。また、ロッテルダムではライン川河口であることを重視して、川のクルーズに出るのに最も近い場所を優先。希望通りのロケーションで、しかも手ごろな値段の宿をおさえることができました。
帰りはヒースロー空港利用のため、旅の終盤の宿はロンドンで探しました。条件は、洗濯機があること、自炊可能なキッチンや冷蔵庫があることなどを重視してさがし、空港まで地下鉄ピカデリー線で1本の駅から徒歩数分の安いものを見つけ出しました。駅や近隣にはスーパー(テスコなど)や飲食店が多く、買い物にも困らない便利な宿でした。
以下は、わたしが探したリンクの数々の一部。実際使ったのもあれば、検索の参考にしただけのものもあります。
http://www.hotels.nl/ (オランダ宿探し)
http://www.londonnet.co.uk/ln/guide/accomm/index.html (とくにロンドン宿探し)
この上の2つは実際に使いました。オランダの宿には、エ〇スペディアも使いましたが、イギリスのB&Bは、上記のとおり、現地の観光案内ホームページなどから、宿泊案内情報をたよりに探して直接予約しました。
以下のはどこにどんな宿があるかの参考にしたものです。
http://www.booking.com/ (これはもう大きなサイトですね)
http://www.japanese.hostelworld.com/
http://www.theaa.com/travel/breaks-in-uk-ireland.html
http://www.bedandbreakfastsguide.com/
http://www.bookdirectrooms.com/EviivoCoop/app/
ほか多数。ほんと、目が疲れました。