
今回の旅の、主たる目的。
ドイツの黒い森を歩くこと。
まずは地図を用意する必要があります。
わたしの歩く場所、目的地は、2ヶ所にしぼりました。
ひとつめは、ドナウ源流となる、2本の川の源。これはフルトワンゲン(Furtwangen)の郊外にあります。日本語のいくつかの旅行ガイドブックにもこのことは出ていたのですが、・・実際にそれってどうやって行くんだ?
となると、調べるのは、ドイツ語の分からないわたしにとってけっこう大変でした。
ようやく見つけたのが、「源流めぐりコース」とでも訳すのでしょうか(Quellenwanderung)、黒い森「シュバルツバルト(Schwarzswald)」の観光案内のハイキング情報ページで、いくつかコースが紹介されている中にありました。
ブレーク川とブリガッハ川。それぞれの源流をめぐるコースが赤と青で示されています。ブレーク川のほうは12キロ、ブリガッハ川のほうは22キロ。どちらも回りたいところですが日程の関係と、なにしろ海外初ハイキングコース歩き?!のため、より河口から遠くて、歩くコース自体としては短い、ブレーク川のほうのコースへ行ってみることにしました。
いちおう、写真のこの資料を日本で印刷していったのです。
後に、この判断が大正解!、ということになりました。
もうひとつは、黒い森の最高地点(1493m)である、フェルドベルグ(Feldberg)。ここからは、天気がいいとアルプスも望めるという場所で、おすすめいただいたところでもあります。
宿泊予定のトートナウベルグのユースホステルと、最高地点の最寄のバス停(Feldberger Hof)の間は、歩いていける距離(約11キロ程度)でもあります。近くにあるフェルド湖(Feldsee)にも寄ることで回り道をすると約15キロ程度でしょうか。
ここの地図については、やはりネットを検索して見つけた「Wanderservice-Schwarzwald」で、ある程度分かりました。いちおうこれも印刷しておきました。
が、なにしろ枝道が網の目のようにあるため、やはりもう少し詳しい地図がほしいところ。
これはネット通販でも買えるようですが、地図というのは実物を見てみないことにはどうも使い勝手のほどが分かりません。
というわけで、さらなる地図については、現地で手に入れることにして、日本を発ちました。