人は想い出というタイムマシンを持ち続けるいつまでも~今の僕にできるすべて
2013年09月09日(月) 00時03分32秒
テーマ:ブログ合併しました旧投稿
季節が変わりましたね~ 東京でオリンピックが決定し日本中がすでにお祭り騒ぎですね~
今年の夏も楽しかったですね ン? どうですか・・・ う~ん 忙しくてプライベートな思い出は無かったけど 僕は楽しかったです
ま、そんなこんなで大変だったこと、楽しかったことを想いだしながらアバウトに写真をアップしてみました
決して止まることのない時間のなかで・・・ 人は想い出というタイムマシンを心の中に いつまでも大切にしまっています
ところで、前回の僕のブログ記事に出ている人物のことで、何しろ実在する人物のことを書いているので
想像以上に有名な先輩だったようで、かなり反響がありました
ですから、名前が絶対にかけません その人○○○○さんのことを仮称でグリコさんと呼びます(WORSTの花木グリコみたいな人だったので)
ある宅建協会県本部職員の方からは
「あのセリフ、言い回しで一発でグリコってわかりますよ~ 今はかなり 優しくなってます。今でもかなり若く見えるしカッコいいです」とか
六支部青年部内では 「グリコから、財布抜き取って勘定するなんて命知らずか!よく生きてたね。 今はだいぶソフト 怖いけど笑うとカワイイ・・・」とか
西支部のある幹事からは 「あったことないけど、グリコは熱い人だったらしいね 今は独立して○○○にお店あるね」とか
他にもいろいろ話がはいりました
今でもかなり顔が広く そして慕われているようです
前置きが少し長くなってしまいましたが、前回の僕の書いたブログの続きのお話です
(前回のブログタイトルは 「たとえ不思議な魔法は使えなくても~僕たちは実りある人生を歩むことができる」です)
その不動産会社のシステムのひとつに、 担当の指名がない場合や、問い合わせ(反響)原因が不明のお客様が来店、もしくはお問い合わせがあった場合に、リボルディング式に順番制で在籍営業社員に割り当てられます
また、そんな指名なしのお客様の反響があり、ちょうど僕の順番でした
店長は受付アンケートの写しに目を通して
店長「今回は出田君 ひとつ順番入れ替えようか? アンケ見てごらん、熟練した担当を希望って わざわざ書いてある、君は1年未満だし いいよね」
目を通すと確かにそう備考覧に書いてあります が、 しかし お客様は誰もが知る地元の大きな企業の副社長クラス 字も綺麗で丁寧で人柄が窺い知れます お子様が生まれて現在のお住まいが手狭になり確実に2ヶ月以内に購入するかなりホットな案件収入も充分すぎるほど ノドから手が出るほど欲しい案件である。
しかし鳴かず飛ばずの僕には荷が重いわな・・・
僕「はあ・・・ そうですか・・・ そう書いてあるならそれで構いません」そう答えた時です
グリコ「店長!!アンケ(よこせ)!」 と、無造作に店長からアンケート用紙を受け取り目を通します
グリコ「ああ ダメ! 出田! これはキサンの担当たい! 店長よかな!」
店長「うっ(怖っ) グリコくんに ま、 まかせるよ」
僕「グリコさん、僕には荷が重いです 店長は悪くありません これでいいですよ」
グリコ「出田! なら聞くが キサンに客を選ぶ権利があるかって言うとったい!」
「いいか VIPなら無理、貧乏な客(すみません)なら大丈夫・・・ そうオマエタチ言うとんのと一緒ぞ! 客にVIPも貧乏もあるかっ! 一生懸命 お世話するのは どっちも大切なお客様! まだキサンは解らんのか?」
と怒鳴られました その通りです深く反省しました 自分が情けなかったです
中略
緊張しましたが、それでも何とかアポイントを取り、そのお客様宅に向かおうと、社用車のところまで歩いていくと
グリコさんが駐車場にわざとらしくいます(汗) ニカッと笑って一言
「俺もつれてけ」
お客様の自宅へ行きます 扉を開けると グリコさんはオーラがハンパないのでお客様は 僕が視界に入らず グリコさんをご夫婦、奥様のお母さん・・・ 皆・・ポーっと見とれています
お客様「お待ちしておりました イヤ さすが堂に入ってる 大ベテランの方ですね いやあ良かった」
グリコ「今回、お客様の担当をさせていただくのは私ではございません こちらの出田になります」
「せっかく受付時に熟練した営業をご希望といただきましたが、 今回のマンション探し! お客様に必要なのは一生懸命、かけひきなく物件をご案内する、この出田です ただし! キャリアは1年未満! もし 出田がお客様にご迷惑をおかけしたときは担当決めをした私の責任です なんなりと、おっしゃって下さい」
お客様「・・・そうですか、まあ いいでしょう グリコさん もし今、担当を替えて欲しいと言ったら??」
グリコ「誠に申し訳ございませんが・・・ 他の業者をあたってください お客様に適任の営業は、この出田しかおりません!」
トップクラス同士の一瞬の攻防・・・ どちらも 見えない火花がバチッ
すると、お客様 ハハハと笑い出し 「なるほど ・・・フフフ わかりました! 出田さん! よろしくお願いします しっかり 頼みますよ!」
と、満面の笑みで承諾していただきました ううう~緊張しましたよ~(汗)
中略
事務所に帰る途中 (駐車場から事務所まで 歩いて5分ほどあります)
グリコ「・・・会社の大きい、小さいは関係ない 自分で客に認めてもらって仕事を勝ち取るしかない」
「あと、大手不動産会社といっても中身はこんなもん 敵だらけ・・・ オマエの順番なんやから・・胸張って 俺がやります!でいい・・ そやろ!!」
「オマエお客さん少なかろうが もし俺がおらんようになっても・・・ 簡単に譲るな! 誰も守ってくれん いや・・ それよりシッカリやれよ!! 俺に恥かかせたら わかっとるな!!」
と拳をニュッと突き出し ニッと笑っていました
その後、当然ビビリながらも メいっぱい物件を紹介し、何回も案内をし、成約だけでなく信頼も勝ち取り 自分に自信がついたことは言うまでもありません
なんでかなぁ~ 15年ちかく経った今でも忘れられません 大変だったけど、大変だったからこそ 男として一番幸せだったような気がします (七隈不動産 出田 秀浩 記)
★ 実話です 生きてきた人生の中で こんなにまっすぐで 優しくて おっかない人は今でもこの人しか知りません
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