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なな子の着物日和

*なな子の“着物生活”と“育児生活”のBlog*

カップケーキ

2010-06-03 15:08:17 | 日記







先日、作ったお菓子・・・カップケーキ。

作り方はこれまた超ーー簡単!

(材料)
・ホットケーキミックス粉 150グラム
・牛乳100CC
・砂糖
・卵1個
・シナモン粉
・チョコチップ
・バニラエッセンス
・陶器の皿

(作り方)
①ボウルに砂糖・卵・牛乳・ホットケーキミックス粉・チョコチップ・バニラエッセンスを入れてまぜる。
②陶器の皿に入れる。
③シナモンをかけて、チョコチップもかけてOK。
④500ワットの電子レンジで5分。

できあがり


あたたかいうちは、蒸しパンみたいで美味しかったんです。


だけど・・・

家族が帰ってきた夕食後、皆して「何これ??うわっ!!堅っ!!」って・・・涙。

冷えたら、メチャメチャ堅くなっていて・・・

これぞ、「カッチカチやぞ!」って感じでした(涙)


だけど、新たな食べ方発見


包丁でくり抜いて、トースターで焼いて、バターとはちみつで食べたら、超美味

サクサクで香ばしくて、クッキーパン(!?)みたいな感じになりました


よかったぁ・・・廃棄処分にならなくて・・・焦。

独学きもの塾(8)

2010-06-03 10:14:40 | 着物


【東北のきもの】

前回は地元の福島のきものを紹介しましたが、今日は福島を除いた東北5県のきものを紹介します!


【青森県】

・津軽刺子…刺し子とは布を重ね合わせ、一面に細かく刺し縫いしたものを言い、元々は布を補強する為に始まったものである。津軽刺子は「津軽こぎん刺し」とも呼ばれていた。菱刺とは異なり、刺し子の模様には地域別に3種類ある。
弘前市の東…四つ豆こ・轡繋ぎ・胡桃・殻・井桁など。弘前市の西…七つ豆こ・やのはこ・ねばりはななど。北津軽郡…肩・胸・背の部分に3本の横縞入り。

・南部菱刺…菱刺は刺子の多模様に対し、様々な糸色を用いて多彩性が特徴である。模様は全て菱形の単位模様で、その模様には梅の花・牛の靭・猫の目・算盤玉など身近なものから取ったものを集合模様にしている。

・南部裂織…古くから行われてきた再生織物である。経糸に麻や木綿、緯糸に木綿の古布を裂いたもの使って織り上げるが、驚くほど美しい縞柄が認められ、現在は織物として地位を確立した。



【岩手県】

・南部紫根染…ムラサキ科の多年生植物の「紫草の根」から色素を得て染めます。飛鳥時代から行われている、とても古い染色です。

・南部茜染…上記と合わせて「南部絞」と呼ばれている。アカネ科の蔓性多年草で、根から赤い染色が得られ、日本ではもっとも古い方法です。



【秋田県】

・秋田八丈…絹の平織物で柄には縞と格子があり、色合いは黄・赤茶・黒の3種類ある。主な染料は浜茄子の根から染料を取り、赤茶色を染める。黄には山つつじや刈谷、黒には浜茄子に植物染料を混ぜる。

・天鷺ぜんまい紬…ぜんまいを使った織物で、「ぜんまい白鳥織」とも呼ばれ、緯糸にぜんまい綿や鳥の羽毛などが織り込まれている。

・秋田畝織…秋田八丈が平織りに対し、畝織(平織りに独自の畝組織を織りだしたもの)が江戸時代から始まり、横に畝の模様が織りだされ美しい光沢としゃり感と肌触りが特徴である。しかし現在は作業停止になっています。



【山形県】

・置賜紬…長井紬・米沢紬・紅花紬・白鷹紬なども置賜紬に入り、東北随一の絹織物の産地である。

・米沢紬…米沢の問屋が扱ったことからその名前がついた。

・長井紬…経糸に生糸、緯糸に真綿から手紡ぎした紬糸、または玉糸を用い、絣柄は横総絣の麻の葉や亀甲などの古典模様の大柄が主流である。

・米琉…沖縄の琉球絣にも似ている為に「米沢琉球」とも名付けられ略して米琉と呼ばれている。紺絣や白絣が作られいる。

・白鷹御召…白鷹町で作られている絹織物の御召で、「小絣」という絣柄が施され、手で触ると鬼シボによる独自のしゃり感がある。そのしゃり感は強く撚った御召糸ならではのもので、白鷹町では白鷹紬も作られているが、こちらは撚った糸ではなく紬糸(玉糸)である。

・米織…米沢織物の略で、袴地やコート地、帯地など様々な織物を作っている。

・科布…山形と新潟で作られている。科の木や菩提樹の樹皮から取った繊維で織った黄褐色の布を科布といい主に帯に使われる。

・紅花染…古くから国内一を誇る紅花で染色される。紅花染めは茜同様古くから赤の染料に使われてきた。紅花はキク科の二年生草木で、夏に鮮やかな黄色のアザミの様な花をさかせる。紅花の花びらでは黄色と紅色の2色を染める事ができる。



【宮城県】

・精好仙台平…男性用の袴地で、経糸を2本引きそろえて、緯糸に撚りのない生糸を濡らして強く打ち込んだものを精好仙台平と呼んでおり、仙台平より張りとしなやかさが特徴の高級品である。

・栗駒正藍染…正藍染とは奈良時代から行われてきた自然の染色方法で、夏の2ヶ月間しか染めることが出来ない。





やはり、東北のきものを見ると、全国の各有名なきものに比べて、種類も知名度も余り無いのがよく分かりますね……。

かろうじて、山形県のきものは種類もあり知名度もあるでしょうか。


私が欲しいなぁと思った着物は、秋田の秋田八丈の着物や山形の白鷹御召着物と科布の帯です(´∀`)


秋田八丈ってなんだか面白いと思いました。

以前、テレビ「鉄腕ダッシュ」で、TOKIOが東京の八丈島で黄八丈の染め物を体験しているコーナーがあり、釘付けで見てました(≧▼≦)

東京の「黄八丈」は全国に圧倒的に有名で人気の着物ですが、秋田の「秋田八丈」と原理は同じで、糸を染める植物染料などが違うのです。

「黄八丈」は黄色い格子柄が有名ですが、秋田八丈同様に3種類あります。


(八丈島の染色原料)
・黄八丈(黄色)…八丈刈谷
・鳶八丈(樺色)…マダミ(たぶのき)
・黒八丈(黒色)…椎の木


上記3種類を多様な濃淡に染めて、多彩な縞や格子に織り出されます。


植物の力って不思議ですょね。

染物は朝顔とか位で遊んだ記憶がないですが、せっかくだから身近な草木花で染物を楽しめる様になったら、お洒落の幅も広がる気がします。

特に、足袋ですね。白足袋は丁寧な手入れで汚れをマメに落とさないと、すぐに黒ずんできます。そんなときに、草木花で染めて好きな色に変えたら、また新たに楽しめますょね!



染物についても軽く勉強したいなーと思う日々です(*^□^*)