超私事!葉月の『今日の出来事』

粗にして野、しかし卑にあらず。
お下劣大好き、お下品大嫌い!
オババの好き勝手な独り言。

伊藤若冲 展 @上野

2016年05月04日 | 日記
ゴールデンウィークでございます。

両親に誘われ、上野に行って参りました。
伊藤若冲 なる江戸の天才絵師の作品を観に。

両親は毎日がゴールデンウィークですので、なにも大混雑のこのときに行く必要も無いわけですが、忙しい娘に合わせてくれたのですね。
申し訳ないことです。

東京駅で待ち合わせ、雑踏の中でちんまりと立っている二人を見つけたら、
思いの外年老いていて、少し寂しく感じました。
ずいぶん小さくなったなぁ。

母の舌鋒の鋭さは相変わらずですが。

さて、若冲。
恥ずかしながら全く知らない存在でした。
どうも最近NHKで詳細に解説した番組を放送したようで、母からも【受け売り?】解説を聞かされました。

放送のお陰か、まぁ~スゴい人。
80分待ち、90分待ちで大行列よ。

舞浜が若者やお子ちゃまの大行列ならば
上野はオジジオババの大行列。
オババの一人であるわたくしめも並びました。

大混雑の中ですから、ゆっくり間近で観ることは出来なかった。
とはいえ、数点に絞って鑑賞。

緻密な緻密な絵。
描かれる対象の超リアリズム。そして構図や組み合わせのファンタジー。
不思議で刺激的。

下書きもなく描いたそうですが、完成形が頭の中には出来上がっていたとしても信じられない。

千載具眼の徒をまつ。
今(江戸)は誰も自分の描く絵の価値や意味がわからないが、千年経ってわかる存在を待つ。
→その存在とて"徒"。自分の弟子的な下の存在。
すごい自信。


ビックリな絵の数々。
大変興味深く、刺激的で面白かった!
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2 コメント

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Unknown (京都で定年後生活)
2016-05-04 15:35:02
こんにちは
葉月さんから 若冲投稿とはビックリです(笑)。
私は以前より 若冲ファンです。京都でも秋に 若冲展示会が2箇所で開催されます。
現在上野で開催中の展示会にも会期中には行きたいと思っています。
返信する
京都で定年後生活さまへ (葉月)
2016-05-05 06:56:43
おはようございます。

若冲展では、きっと京都で…さんは深い知識をお持ちだろうと思いながら鑑賞しておりました(^^)
上野開催中にいらっしゃるおつもりとのこと。
『釈迦三尊像』と『動植綵絵』の会場は思わず圧倒されて声を発してしまう展示の仕方でした。

しかし、混んでおりますのよ~。
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