歯列矯正と美意識

最近、この歳になって『歯の矯正』を始めました。

私の前歯（犬歯の隣りの小さな歯）は、一本だけ奥に入ってしまっています。
幼い頃はそれもチャームポイントだった（？）のですが、
いい大人になってからはコンプレックスの一つでした。

ただ、さほど他の方は気にならないようで
あれほど口うるさい母でさえ、この歯については何も申しませんでした。

最近、歯医者さんに検診に行って何となく「気にはなっているんですけど」
と話しましたら
「一本だけの矯正もできますよ」とのことで激しく反応した私です。

最近は目立たなくなっているとは言うワイヤーでの矯正の他に
口内にマウスピースを入れて、（私の場合は）後ろから圧力をかけて押し出す方法もあり
マウスピースは目立たないが時間がかかる、とのお話でした。

さんざん迷ったのですが、ワイヤーには抵抗があった私。
（している方ごめんなさい。私個人の感覚です）
歯医者さんはワイヤーのほうが早いし辛くないよ、とお勧めしてくださったのですが
結局マウスピースにしたのです。
ワイヤーも４本の歯にしかかからないので、さほど大げさにはならない筈。
でも
食事のときはどうなっちゃの？とか
ワイヤー矯正してるとＫＩＳＳもセクシーじゃないぞ、とか
「おバカ」な理由でマウスピース・・・

マウスピースはなかなか辛いです。
一日最低８時間は装着していないといけないそうです。
寝ている間はもちろんのこと、家にいるときは極力装着しなくてはなりません。
戻ろうとする力があるんですから、当たり前ですね。
完了するまでにも半年近くかかっちゃうそうです。

しかも、マウスピースは思ったよりも大仰でした。
なんて言うか・・・『入れ歯』ですよ。
こっちのほうが絶対に人には見られたくない姿だし、間違ってもＫＩＳＳはできない（いや、してくれまい）。

美意識？にこだわってマウスピースにしたのに～～～。

ということで、ただ今も装着中でございます、フガフガ。
これをつけていると、上あごのかなりの部分がマウスピースで覆われてしまうので
とっても話しづらく、「山瀬まみ」的トーク炸裂。
ちょっと舌足らずで可愛い（←うそ）。

先日、成田から帰る車の中でマウスピースにした話をしたところ
連れは「ワイヤーにすればよかったのに」と一言。（←連れの弟は歯科医）
・・・ほぼ、あなたのためにマウスピースで寝苦しい夜を耐えているんですけどね～
しくしく。


ところで、他の人にはどうでもいい事にこだわる私の美意識？に
『シャワーキャップ』があります。
あれ、かぶります？
私はいまだに一度もかぶったことはありません。
だって～。全裸にシャワーキャップって『変』（あくまで私の感覚）。
私が男性だったら、急激に萎えます。
以上。