うだつ(卯建)の町並み① @徳島 穴吹

全く、何時まで経っても

うだつが上がらぬわたくし。

ぽーっと生きてんじゃねぇーよ！

とチコちゃんに叱られそうなので

うだつを上げられた方々のお屋敷？を観てくることに。

うだつ、とは

江戸時代から上げられ始めた建築様式だそうで

隣家が火災のとき、延焼被害を防ぐ目的だったとのこと。

次第に装飾の意味合いが強くなったらしい。

うだつを上げるにはかなりの費用がかかり

それなりの財力がなければならないことから

富みの象徴としての位置付けとなり

「うだつの上がらぬ奴」の言葉が使われ始めたのだね。

うだつを見られるのは脇町と貞光。

更に遠方にも一ヶ所あるそうなのだが、有名なのはその二ヶ所。

貞光では"二層うだつ"という、更に豪華なうだつが見られるらしいのだけど

二ヶ所回るのは大変なので

今回は徳島駅から近い脇町へ向かいます。

空模様が怪しい。

念のために傘は持つけど

降らないでほしい、と願う

元雨女です。

まずは腹ごしらえですよ。

個人的に徳島のダイワロイネットホテルは

朝食バイキングがイマイチな印象があるため

ホテル近くのセルフうどんのお店に行きます。

ここは早朝からやってますのよ♪

讃岐うどんのお店です。

で、これ。

釜玉♪釜玉♪釜玉～♪

と

揚げて熱々のとり天。

糖質コントロールはどうなった！！！

実は、徳島には何度となく来ているのに

電車に乗ったのは初めて。

徳島駅ってホテル隣接で、立派な駅ビルもあるから

かなり大きな駅のイメージがあったのだけど、中に入ってみたらローカルな雰囲気で驚きました。

のーんびり。

ディーゼル車両の特急剣山に乗り

特有のエンジン音と振動に揺られ

およそ40分。

最寄りの穴吹駅で降ります。

うだつの町、脇町まてはタクシー。

…のつもりだったのですが

タクシーをよこ目に、歩いてみることにしました(これは、ちょっと失敗した)。

駅舎を出るとすぐに吉野川があります。

かなりの川幅です。

季節柄、ウグイスが一生懸命にさえずりの練習をしていて

本当に心地よかったですね～。

かつては船で川を渡ったのでしょうから大変でしたね。

さて、ここからが大変でした。

延々と車道に沿って歩き続けることに。

車はビュンビュン走ってるのですが

人がいない…。

人の姿がないのよー。

30分くらいで着くかな？の目算は

全くあてになりませんでした！

テクテクてくてくと1時間( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ。

でも、かなり歩いたところで

雰囲気のある神社がありました。

ここでようやく、第一村人(正しくは町びとだけどね)に遭遇です！

神社の入口の綺麗な花壇をお手入れされている女性がいました。

伺えば、しばらく先の川を渡ればもうすぐとのこと。

ここまでで45分は歩いてます。

「是非うだつを見ていってね」と土地の言葉で言ってくださり、疲れが癒されました～。

お言葉を励みに更にテクテク。

おお！

やっとこさ着いたがな。

懐かしい雰囲気の映画館。

ゴールデンウィーク明けに行った大館にも似たような映画館がありました。

たしか、そこもオデオン館とあったわ。

オデオンって、なんだ？

さてー、

やっとうだつを見るのですが

長くなりましたから　

to be continued……