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軟式ミステリ部log

 ヘ(ΘωΘヘ)(ノΘωΘ)ノ
軟式にミステリを愛する部活(笑)

よみがえるガンダム?

2005年11月21日 | 見たり聞いたり
さて、ぼちぼちとこの職場での仕事というものも残り少なくなってきた訳で、多少なりとも自由というか、ルーズにやっている訳で、そんなわけで仕事中に好きな音楽を流してもよいと言い渡したところ、F君が早速「GUNDAM-SINGLES HISTORY-」なる面妖なCDを持ってきた。むろん、タイトルに偽りなしで、中身は「機動戦士ガンダム」の主題歌集である。戸田恵子も歌ってたのか~などと妙な感慨に浸ったり、井上大輔の「哀・戦士」に涙したりした訳なのだが、このアルバムの劈頭、一曲目を飾るのが記念すべきファースト・ガンダムのオープニング主題歌である「翔べ!ガンダム」なのである。

さて、この主題歌、妙だと感じている方も多いと思う。なにせ、第一声が「燃えあがれ」である。これほど主人公アムロ・レイに似つかわしくない言葉もない。しかも「巨大な敵を 討てよ 討てよ 討てよ」とくる。この場合、敵とはジオン公国ということになるが、どう考えても連邦軍の方が巨大だと思う。で、「正義の怒りを ぶつけろ ガンダム」なのである。この歌詞から「悲しいけど、これ戦争なのよね」の名セリフは出てこないし、「ククルス・ドアンの島」は生まれないだろう。

つまり、一番の歌詞を分析すると、まず「まだ 怒りに燃える 闘志があるなら」ということで、主人公は怒りを持続することすら困難な状況にあり、その怒りの矛先は「巨大」であり、なおかつ主人公の怒りは「正義の怒り」であり、さらに「ガンダム」は「よみがえる」のである。そして、いくら後付けの理屈をつけようとも、「ガンダム」とは「マンダム」であり、「マンダム」が「男の世界(by チャールズ・ブロンソン)」ある限り、「ガンダム」とは「銃の世界」の意味であろう。

以上を勘案するに、「ガンダム」とは銃が支配する「ザブングル」や「ターンエー・ガンダム」のような世界を舞台とし、主人公は最初監獄などの過酷な状況にあって、そこから脱獄し、復讐のために戦う物語なのだと推測される。しかし、敵は巨大であり、主人公は非力故に、惨敗する。そして、忘れ去られた遺物である「ガンダム」を「イデオン」や「ターンエー・ガンダム」のように掘り起こし、その力で巨大な敵に挑んでいく。だが、最後には復讐という考えを捨て、愛と平和を求める。というようなストーリーが思い浮かぶ訳だが、いかがだろうか。

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