涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

某B先生の思い出

2012-07-27 22:36:18 | チラシの裏
ひゃく速を見てたら、明日は某B先生の命日だった事を思い出した。


某B先生のブログ
http://somecro.exblog.jp/

確か2008年くらいから彼のブログの存在に気付いて、こっそりLOM専で楽しんでいた。
家電製品のレビューから他人のブログ論評までごっそり取り扱ってて、本当に「あーこういう文章かけたら気持ちよさそうだなー」なんつって見てたもんです。

で、2009年の頭辺りに自身の癌に関するブログ立ち上げた時はすんごい目ん玉ひんむくような気分で読んでいた気がする。
人の肉体の機能がリアルに書かれたあの記事はとてもショッキングであり、癌の生々しさってのが伝わってくる内容だった。
だからでこそ、彼の以下の一文はすんごい説得力があった。自分の中では。


「病気になったら家族のありがたみがひしひしと分かる」とかよく言うが、
正に今現在の僕はその状況にあるわけで、もう死別してしまった人はどうしようもないが、
まだ親が健在なら、画面前の読者もいつ俺のような事になるのか予想もつかないので、
普段から家族を大事にしといたほうが良いヨと。
入院したら何よりも嬉しいのが家族の面会だヨと。
感謝の気持ちを忘れてはならないヨと。そう言いたいわけですね。



結局彼は2009年の7月28日に亡くなってしまうわけだけど、初めは釣りだろうと思ってたけども、いざ時間が経ってみると、本当に複雑な気分だった。

彼の文章は、俺の中では本当に為になった。
自分が文章書く時に、B先生の文章は絶対影響されていると思う。
特に無駄に強気に発言する時の言葉の持って行き方なんかは、新爆さんやB先生なんかがいつもちらつくと言ってもいい。
それくらいシニカルな言葉の持って行き方に面白さを感じさせてくれる人だったのだ。


今でもたまに彼のブログをよく見るんだけど、すんごいおっかない事言ってるよなーと思う反面、それでもまた見ちゃう面白さがある。
そんな畏怖と憧れがこれでもかってくらい詰まってた今は亡き偉大なブロガーに敬意を。

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