涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

オリンピックサッカーU-23日本代表スペイン戦所感

2012-07-27 01:30:58 | スポーツ
どうも、サッカーU-23スペイン観ておったちくぜんです。
いやー気分が良い!
セットプレーからの得点とはいえ、スペインに勝っちゃったよ。

まず今日の日本は守備の決まりごとがしっかりしてたな。
ボール奪取から速攻っていう形が結構出てて、永井が凄い活きてた。

で、この守備を観て僕は一つ思った。
今日の日本は、コンパクトな陣形を保ちながら守備ブロックを作る、所謂堅守速攻型スタイル。
90分間走り続け、決め事がしっかり統一された中で行う献身的な組織サッカー。

これ、Jリーグの試合でよく見られる光景なんだよな。
極論を言えば、Jで行われているサッカーだよ。

今日の試合を観て一番強く思ったのは、日本がアジア予選を超えて世界の舞台で戦っていく時にあたって、この戦い方ってのは絶対捨てない方が良いってこと。
この戦い方は日本人が日々Jの試合で磨き続けて浸透させているサッカー。
W杯南ア大会でもこういう戦い方して、あの躍進を遂げた。
そして今、オリンピックでもこういう戦い方で世界の大国と堂々と渡り合ってく。
やっぱりJで受け継がれているサッカーってのは大変重要なものなんだろう。
ブラジルやスペインの真似をしてるだけでは勝てないってのをよく知らしめた一戦だと思う。


選手個人としては、先制ゴールを決めた大津は勿論だけど、個人的には永井。
最終ラインでボール持ってる時に永井が突っ込んでくるシーンは、本っ当に怖いんだわ。
スペインはさぞかしヒヤヒヤしたことだろう。

というのも、この前の日産スタでのマリノスVSグランパス戦を現地でみた時、まさに永井がああいう動きをしてたんだよな。
サイドでドゥトラがボール持ってる時に、永井が凄い速さでボール取りに突っ込んでくんの。
駆けっこで競り合おうもんならぶち抜かれてしまう。
アレは本当に見てる側からしたら「うわ永井が迫ってきた―!?」って感じでおっかないわけですよ。
そういう意味では永井をCFにして前線で自由に出来るスペースを与えたあの戦術は本当に効果的。
ただ、アレが中2日のペースでどこまで持つのかなってのが怖い所。

そして守備陣ではマヤちゃんや鈴木、徳永が落ち着いてしっかり守ってくれてた。特にマヤちゃんは凄い頼もしかったな。
今大会を機にまた一皮むけそうな予感だ。


懸念事項としては怪我人出過ぎ。
ゴリラと大津怪我って、経過がすっごい気になるわ。
バックアッパーで出てきた学はちょっと守備でやらかし気味だったし、ごーとくテンパリ気味だしで、ちょっと不安っちゃ不安。
ただ、終盤では大分フィットしてるなーってところもあるから、今後に期待したい所。
あとアレ。フィニッシュ。
清武外し過ぎや。
デ・ヘアが上手いってのもあるけど、正直もう2~3点入って楽なペースにもできた試合。
次節以降はこの辺の修正も視野に入れていきたいね。


一方でスペ公の試合。
10人になってもポゼッション高くして攻めまくっていたけど、まんまと永井の餌食にされてた感がある。
日本の決定力の無さとデ・ヘアのセービングが無かったらチンチンにされててもおかしくないレベル。
ムニアインが怪我でいなかったり、キムチ出たってのもあるかも分からんけど、攻撃に怖さが無い。
強いて言うならパスがちょっと上手くなったマリノス。
マタがゲーム作って展開していく所までは良いんだけど、最後の駆け引きに使うアイデアが乏しい印象。
コレがA代表だとイニシャビセスクと言った面子がいるからおっかないんだけど、正直今の面子ならまだ対応の範疇だと思う。

で、最後の何アレ。
ハビマル前線に置いて奴狙いの縦ポン糞サッカー展開しとるがな。
コレ、おまえらがずっとアンチフットボール(笑)だの美しくない(爆)だのぶっ叩いてたサッカーだよね。
おまえのこといってんだよジーザス。

そんくらい今回のスペ公はごっつカッコ悪かったと思いました。


日本の今後の展望としては、怪我人と疲労を考慮しつつ勢いに乗ってGL1位通過ってとこだろう。
大津やゴリラがああなっちゃったわけだから、今日控えの奴は次節以降活躍して、世界のスカウトにアッピルするチャンスでもある。
特に学やごーとく、宇佐美ん辺りに奮起して欲しい所だ。
とにかく今日は本当に良い結果を出してくれた。
今後も注目してみていきたい。
おーにいっぽー。

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