先日行われたビジュアル系のフェス。
ビジュアルジャパンサミットへ行ってきた。
オギくんとカミさんと一緒に、2日目と3日目に行ってきた。
今回はその感想を書いていく。
■贅沢な2日間だった
結論から言うと、非常に楽しいフェスだった。
行って良かった。
勿論文句も沢山あるんだけど、というか文句の方が多いんだけど、それでもそんな文句なんかどうでもよくなるくらい、目当てのバンドのアクトが良かった。
滅茶苦茶贔屓目なんだけど、それでも良いと思ってしまったのだから、そのバンドが俺にとって魅力的な存在感だったって事なんだろう。
ではこれから、文句を垂れながらどこに魅力を感じたのか、つらつらと述べていく。
■快適とは言えない運営
サマーソニックやCDJを観ていて思うのは、どの年も非常に観客に配慮してくれた環境があったりする。
そのせいか、俺としてはどうしてもそういうフェスと環境を比較してしまう。
そういう意味では、ビジュアルジャパンサミットは快適とは言えなかった。
あの出演バンドの量で1フロア3ステージ制という状況、フードコードが結構おざなり。
仮設トイレもかなり劣悪な環境で、かなりおぞましかったぞ。。
あとフロア内の柵も結構少な目で、最終日にガムテープで緊急で通路スペースを作っていた。
あの施策はナイスとは思ったけど、それなら最初から柵を作ってグループ分けしておいた方が良かったんじゃないか。
それか、サマソニやCDJのように素直に複数フロア制にしてくれても良かったと思う。
もっと快適に出来ただろうし、実際他に出来ているフェスを観ているので、次回以降がある場合は、その辺も充実させてほしいと思った。
■スケジュールの遅延が致命的
これはもうXのライブを観ている人なら恒例になっている事ではある。
Xのライブは定刻通り始まる事の方が少ない。
実際俺も「どうせ時間通りになんか進まないんだろうな」と思っていた。
だからこそ、前述の通り、複数フロア制にして、もっとヘッドライナーを早い時間帯でやったほしかったんだ。
タイムテーブルで21:30に無敵バンドの記載を観た時は、軽く眩暈を起こしたよ。
絶対終電間に合わないじゃんこんなん。。
実際2日目も3日目も間に合わなかったよ。
2日目に至っちゃエンドレスレインも聴けずにXまでだったよ。
頼むぜおい。。俺だってあの「Anarchy In The UK」聴きたかったんだよ。。
パンクロックを代表する曲、いやパンクロックそのものと言ったっていい。
もちろん大好きだよピストルズ。聴きたかったんだよ。
まあいいんだけど。流石に終電逃して飲み屋でオールなんて年じゃないよ。
スケジュールで一番ガッカリだったのは3日目だよな。
Xが遅れなきゃ無敵バンドに間に合ってたんだから。
頼みますよホント。
■ビジュアル系というジャンルの未来に感じた不安感
これはVISUALステージとJAPANステージのアクトについて思った事。
なんつうか、目新しさがない。
勿論Cali≠gariみたいに昔からバリバリやってたバンドは凄い存在感を放っているんだ。
つうか何で彼らは中央じゃないのと。
まあいいや、それ以外ですよそれ以外。
何というか、新しくない。
ビジュアル系のシンボルであるメイクもどっかで見たようなウケの良いメイク。
音楽もギターはパワーコードで?ベースはダウンチューニングで?デデンデデンデーってか?
MCの煽りも乙女ゲーかっつうくらいのテンプレートみたいな煽りだ。
「愚民どもー!」とか言ってる場合じゃねえんだよ。
オラオラ系で煽っていくバンドはもう糞ほど見ているんだよ。
まだ金爆の方がなんか色々やろうとしてるよ。
もう乙女ゲーが進化しないのと同じ道をたどっているように思えて仕方ねえ。
もうちょっと飛び道具みたいなメイクだったりMCだったり音楽があっても良いじゃないと。
特に音楽。
これならまだロキノン系の方がまだ種類も多いんだよ。
いやこいつらもこいつらでフェスの時は毎回同じ面子なんだけど。
俺が言いたいのは、今回のフェスに関して言えば、今回のフェスに関して言えばですよ。
V系には変化がない。
もっとガレージ系だったりプログレだったりポストパンクだったり、色々な種類が欲しいんよ。
なんだったらR&Bでもアシッドジャズでもファンク系でもいいんだぞ。
ルールなんかないんだ。
SUGIZOの「Super Love」とか聴いてみろ。
思いっきりファンク系じゃねえか。
多分俺が探しきれていないだけで、世の中にはもっと面白いことやってるV系のバンドがいるんだろうけど、そういう奴こそこの場に出せよって事だよ。
同じような種類のバンドばっか出してんじゃないよ。
別にジャンルに縛りなんかないんだから、もっと色々なタイプを見せてほしかったよな。
一方で、こういうのを見て「この手のバンド見た事あるよ!」って思えるのは、ひとえに先人達が素晴らしかったって事でもあるんだよな。
Xを筆頭にLUNA SEA、MALICE MIZER、黒夢、Pierrot、Dir en grey...etc
この人達が比較対象になっちゃうんだから、ある意味酷だ。
時代が時代だったから、あの頃と今を比較するのはまた違う気もする。
だが、個人的にはそういう先人たちを超えていくくらいの意気込みでやって欲しい。
なんつうか、あまりにも内輪すぎて「囲ってる女の子にウケてりゃいいや」って雰囲気が漂いすぎなんだよ。
熱心なファンでもないからこう思うんだけど、それでええんかとは感じた。
ムックのボーカルがMCで「ビジュアル系はいつからカッコ悪くなったのか」と言っていた。
まあそのMCの主旨はその後に続く「そんな事どうでもよくなるくらい今日のフェスに出ている人たちはカッコイイ」ってことなんだけども。
ただ、確かに俺も「今のビジュアル系カッコいいな」とは思っていない。
俺の中で、俺の中での話でしかないけど、それは進化がない界隈と思われてるから、ジリ貧になっているのが原因なんじゃないの。と。
偉大な先人がいて、そこに熱狂的なファンが出来て、その土台の中でファンを適度に囲いつつ、攻撃的にMCで煽って、女の子にキャーって言われて。
そこから先に進もうとしない、もしくはリスナー側がそれを求めないから、いつまで経っても同じようなのしか注目されない。
ビジュアル系に限らず言える事でもあるけど、そういう傾向が強くなりすぎているんじゃないの。と。
俺はそう言いたい。
一方で、LM.Cなんかは上述の「テンプレートなビジュアル系」じゃなくて、ポップパンク、エモの方に行きたいってのが伝わるアクトだったな。
最初はもっとロリポップというかピコピコポコポコした方に行くのかと思ってたけど、長く観ない内にそっち方面になってたんだと。
この感じならもっとワンオクだのマイファスだのベガスだのクロスフェイスだの、そっち方面と勝負していけばいいのに。
あのアクトならCDJとかにいても遜色ないんちゃうん。
でも、そうは言ってはみたけど、多分その市場じゃ飛び抜けないんだろうなあとも感じた。
時期的にもう飽和していることもそうだ、ありふれ過ぎていて音楽にもっと違いを見せないと多分見てもらえない。
少なくとも俺は今後彼らの音源を積極的に追いかけようとは思わなかったよ。
■全てのネガティブを吹き飛ばす先人の圧倒的なアクト
ここまで感じたのは主に不満ばかり。
快適とは言えないフェス運営。飯も充実と言えるわけではない。
スケジュールは遅れまくって、都民以外はさっさと帰れと言わんばかりの押し具合。
目新しい新人も感じることもなく、テンプレ通りのV系バンドが多い。
ここまでだったらただの糞フェスだ。もう2度と行くかホゲと思っていたことだろう。
ではそれを払拭したのは誰か。
それはやっぱり先人達なんだよな。
年老いてしまったけど、やっぱり先人は偉大だった。
まだまだレジェンド頼みの業界で「それでええんか」と思ってるけど、それでもそのレジェンドが眩すぎるんだ。
もちろん俺のえこひいきでもあるんだけど、彼らのアクトは本当に圧巻だったんだよ。
Xはいつもの曲ながら本当に壮大だ。スピーディだ。大迫力だ。
「Art of Life」を初めて聴けて良かった。
Xジャンプは何度やっても精一杯飛んでしまうし、エンドレスレインも腹から声出してしまう。
LUNA SEA。
聴いたのは3日目だったけど、本当にシングル曲欲張りセットみたいな豪華セットリスト。
「SHINE」聴けたのは凄い貴重。
そして俺の好きな「Gravity」「Sweetest Coma Again」をまた聴けて良かった。
清春。
開幕の「忘却の空」から思いっきり違いを見せつけてきた。
しかもアコギで勝負してくるのが味があるよな。
そしてhide。
やっぱり反則的だ。
死んでからこれだけ時間が経ってもこれだけ愛されるのは人柄もそうだけど、素晴らしい楽曲があるからなんだろう。
映像とはいえ、彼のアクトは凄かった。
hideがもし生きてたら、こんなライブだったんだろう。
最後の「ever free」はかなりグッと来たよ。
Xはもう何分遅刻してもいいよ。
だから早くアルバム出してくれ。
LUNA SEAはもっと他のロックフェスなり出てくれよ。
SUGIZOが過労死しない程度にもっと精力的にやってくれ。
清春は財産周りが落ち着いたらもっと沢山ライブにでてくれ。
あの声と存在感だったら、多分何したってついてくる奴はついてくるよ。
GLAY辺りは次にVJSやるんなら主催してみてくれ。
なんだったらビジュアル系じゃないけどプレデターズなんかも呼んじゃってさ。
もっとロックフェス然としたのをやって欲しいな。
■改めて、贅沢な2日間だった
最初の小見出しをもう1度言わせてくれ。
本当に贅沢な2日間だった。
ムックの人が言う通りなんだよ。
「ビジュアル系最近カッコイイのいないな・・・」「このままでこのジャンル大丈夫かな・・・」なんてのは、このフェスでの先人たちの規格外のアクト観てりゃ吹っ飛んでしまうんだ。
彼らがいなくなった後が本当に大変なんだけど、まあその頃には新しい若手が出てくるかもしれないし、ひっそりと終わってしまうかもしれない。
まあ、なるようにしかならないんだろう。
今はただ、このレジェンドクラスのミュージシャンのアクトを観ることが出来た。
それだけで幸せだ。
一緒に見てくれたカミさんとオギくん、どうもありがとうございました。
また何かの機会によろしくお願いいたします。
ビジュアルジャパンサミットへ行ってきた。
オギくんとカミさんと一緒に、2日目と3日目に行ってきた。
今回はその感想を書いていく。
■贅沢な2日間だった
結論から言うと、非常に楽しいフェスだった。
行って良かった。
勿論文句も沢山あるんだけど、というか文句の方が多いんだけど、それでもそんな文句なんかどうでもよくなるくらい、目当てのバンドのアクトが良かった。
滅茶苦茶贔屓目なんだけど、それでも良いと思ってしまったのだから、そのバンドが俺にとって魅力的な存在感だったって事なんだろう。
ではこれから、文句を垂れながらどこに魅力を感じたのか、つらつらと述べていく。
■快適とは言えない運営
サマーソニックやCDJを観ていて思うのは、どの年も非常に観客に配慮してくれた環境があったりする。
そのせいか、俺としてはどうしてもそういうフェスと環境を比較してしまう。
そういう意味では、ビジュアルジャパンサミットは快適とは言えなかった。
あの出演バンドの量で1フロア3ステージ制という状況、フードコードが結構おざなり。
仮設トイレもかなり劣悪な環境で、かなりおぞましかったぞ。。
あとフロア内の柵も結構少な目で、最終日にガムテープで緊急で通路スペースを作っていた。
あの施策はナイスとは思ったけど、それなら最初から柵を作ってグループ分けしておいた方が良かったんじゃないか。
それか、サマソニやCDJのように素直に複数フロア制にしてくれても良かったと思う。
もっと快適に出来ただろうし、実際他に出来ているフェスを観ているので、次回以降がある場合は、その辺も充実させてほしいと思った。
■スケジュールの遅延が致命的
これはもうXのライブを観ている人なら恒例になっている事ではある。
Xのライブは定刻通り始まる事の方が少ない。
実際俺も「どうせ時間通りになんか進まないんだろうな」と思っていた。
だからこそ、前述の通り、複数フロア制にして、もっとヘッドライナーを早い時間帯でやったほしかったんだ。
タイムテーブルで21:30に無敵バンドの記載を観た時は、軽く眩暈を起こしたよ。
絶対終電間に合わないじゃんこんなん。。
実際2日目も3日目も間に合わなかったよ。
2日目に至っちゃエンドレスレインも聴けずにXまでだったよ。
頼むぜおい。。俺だってあの「Anarchy In The UK」聴きたかったんだよ。。
パンクロックを代表する曲、いやパンクロックそのものと言ったっていい。
もちろん大好きだよピストルズ。聴きたかったんだよ。
まあいいんだけど。流石に終電逃して飲み屋でオールなんて年じゃないよ。
スケジュールで一番ガッカリだったのは3日目だよな。
Xが遅れなきゃ無敵バンドに間に合ってたんだから。
頼みますよホント。
■ビジュアル系というジャンルの未来に感じた不安感
これはVISUALステージとJAPANステージのアクトについて思った事。
なんつうか、目新しさがない。
勿論Cali≠gariみたいに昔からバリバリやってたバンドは凄い存在感を放っているんだ。
つうか何で彼らは中央じゃないのと。
まあいいや、それ以外ですよそれ以外。
何というか、新しくない。
ビジュアル系のシンボルであるメイクもどっかで見たようなウケの良いメイク。
音楽もギターはパワーコードで?ベースはダウンチューニングで?デデンデデンデーってか?
MCの煽りも乙女ゲーかっつうくらいのテンプレートみたいな煽りだ。
「愚民どもー!」とか言ってる場合じゃねえんだよ。
オラオラ系で煽っていくバンドはもう糞ほど見ているんだよ。
まだ金爆の方がなんか色々やろうとしてるよ。
もう乙女ゲーが進化しないのと同じ道をたどっているように思えて仕方ねえ。
もうちょっと飛び道具みたいなメイクだったりMCだったり音楽があっても良いじゃないと。
特に音楽。
これならまだロキノン系の方がまだ種類も多いんだよ。
いやこいつらもこいつらでフェスの時は毎回同じ面子なんだけど。
俺が言いたいのは、今回のフェスに関して言えば、今回のフェスに関して言えばですよ。
V系には変化がない。
もっとガレージ系だったりプログレだったりポストパンクだったり、色々な種類が欲しいんよ。
なんだったらR&Bでもアシッドジャズでもファンク系でもいいんだぞ。
ルールなんかないんだ。
SUGIZOの「Super Love」とか聴いてみろ。
思いっきりファンク系じゃねえか。
多分俺が探しきれていないだけで、世の中にはもっと面白いことやってるV系のバンドがいるんだろうけど、そういう奴こそこの場に出せよって事だよ。
同じような種類のバンドばっか出してんじゃないよ。
別にジャンルに縛りなんかないんだから、もっと色々なタイプを見せてほしかったよな。
一方で、こういうのを見て「この手のバンド見た事あるよ!」って思えるのは、ひとえに先人達が素晴らしかったって事でもあるんだよな。
Xを筆頭にLUNA SEA、MALICE MIZER、黒夢、Pierrot、Dir en grey...etc
この人達が比較対象になっちゃうんだから、ある意味酷だ。
時代が時代だったから、あの頃と今を比較するのはまた違う気もする。
だが、個人的にはそういう先人たちを超えていくくらいの意気込みでやって欲しい。
なんつうか、あまりにも内輪すぎて「囲ってる女の子にウケてりゃいいや」って雰囲気が漂いすぎなんだよ。
熱心なファンでもないからこう思うんだけど、それでええんかとは感じた。
ムックのボーカルがMCで「ビジュアル系はいつからカッコ悪くなったのか」と言っていた。
まあそのMCの主旨はその後に続く「そんな事どうでもよくなるくらい今日のフェスに出ている人たちはカッコイイ」ってことなんだけども。
ただ、確かに俺も「今のビジュアル系カッコいいな」とは思っていない。
俺の中で、俺の中での話でしかないけど、それは進化がない界隈と思われてるから、ジリ貧になっているのが原因なんじゃないの。と。
偉大な先人がいて、そこに熱狂的なファンが出来て、その土台の中でファンを適度に囲いつつ、攻撃的にMCで煽って、女の子にキャーって言われて。
そこから先に進もうとしない、もしくはリスナー側がそれを求めないから、いつまで経っても同じようなのしか注目されない。
ビジュアル系に限らず言える事でもあるけど、そういう傾向が強くなりすぎているんじゃないの。と。
俺はそう言いたい。
一方で、LM.Cなんかは上述の「テンプレートなビジュアル系」じゃなくて、ポップパンク、エモの方に行きたいってのが伝わるアクトだったな。
最初はもっとロリポップというかピコピコポコポコした方に行くのかと思ってたけど、長く観ない内にそっち方面になってたんだと。
この感じならもっとワンオクだのマイファスだのベガスだのクロスフェイスだの、そっち方面と勝負していけばいいのに。
あのアクトならCDJとかにいても遜色ないんちゃうん。
でも、そうは言ってはみたけど、多分その市場じゃ飛び抜けないんだろうなあとも感じた。
時期的にもう飽和していることもそうだ、ありふれ過ぎていて音楽にもっと違いを見せないと多分見てもらえない。
少なくとも俺は今後彼らの音源を積極的に追いかけようとは思わなかったよ。
■全てのネガティブを吹き飛ばす先人の圧倒的なアクト
ここまで感じたのは主に不満ばかり。
快適とは言えないフェス運営。飯も充実と言えるわけではない。
スケジュールは遅れまくって、都民以外はさっさと帰れと言わんばかりの押し具合。
目新しい新人も感じることもなく、テンプレ通りのV系バンドが多い。
ここまでだったらただの糞フェスだ。もう2度と行くかホゲと思っていたことだろう。
ではそれを払拭したのは誰か。
それはやっぱり先人達なんだよな。
年老いてしまったけど、やっぱり先人は偉大だった。
まだまだレジェンド頼みの業界で「それでええんか」と思ってるけど、それでもそのレジェンドが眩すぎるんだ。
もちろん俺のえこひいきでもあるんだけど、彼らのアクトは本当に圧巻だったんだよ。
Xはいつもの曲ながら本当に壮大だ。スピーディだ。大迫力だ。
「Art of Life」を初めて聴けて良かった。
Xジャンプは何度やっても精一杯飛んでしまうし、エンドレスレインも腹から声出してしまう。
LUNA SEA。
聴いたのは3日目だったけど、本当にシングル曲欲張りセットみたいな豪華セットリスト。
「SHINE」聴けたのは凄い貴重。
そして俺の好きな「Gravity」「Sweetest Coma Again」をまた聴けて良かった。
清春。
開幕の「忘却の空」から思いっきり違いを見せつけてきた。
しかもアコギで勝負してくるのが味があるよな。
そしてhide。
やっぱり反則的だ。
死んでからこれだけ時間が経ってもこれだけ愛されるのは人柄もそうだけど、素晴らしい楽曲があるからなんだろう。
映像とはいえ、彼のアクトは凄かった。
hideがもし生きてたら、こんなライブだったんだろう。
最後の「ever free」はかなりグッと来たよ。
Xはもう何分遅刻してもいいよ。
だから早くアルバム出してくれ。
LUNA SEAはもっと他のロックフェスなり出てくれよ。
SUGIZOが過労死しない程度にもっと精力的にやってくれ。
清春は財産周りが落ち着いたらもっと沢山ライブにでてくれ。
あの声と存在感だったら、多分何したってついてくる奴はついてくるよ。
GLAY辺りは次にVJSやるんなら主催してみてくれ。
なんだったらビジュアル系じゃないけどプレデターズなんかも呼んじゃってさ。
もっとロックフェス然としたのをやって欲しいな。
■改めて、贅沢な2日間だった
最初の小見出しをもう1度言わせてくれ。
本当に贅沢な2日間だった。
ムックの人が言う通りなんだよ。
「ビジュアル系最近カッコイイのいないな・・・」「このままでこのジャンル大丈夫かな・・・」なんてのは、このフェスでの先人たちの規格外のアクト観てりゃ吹っ飛んでしまうんだ。
彼らがいなくなった後が本当に大変なんだけど、まあその頃には新しい若手が出てくるかもしれないし、ひっそりと終わってしまうかもしれない。
まあ、なるようにしかならないんだろう。
今はただ、このレジェンドクラスのミュージシャンのアクトを観ることが出来た。
それだけで幸せだ。
一緒に見てくれたカミさんとオギくん、どうもありがとうございました。
また何かの機会によろしくお願いいたします。