涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

『GIANT KILLING』34巻を読んだ所感

2015-04-07 23:16:21 | 書籍
今更ながら、先日ジャイアントキリング34巻を買った。
今回はその感想日記。

名古屋戦を勝利し、いよいよタイトルを狙っていく状況になったETU。
記者会見でもタッツミーの立ち振る舞いが毅然とした態度に変わっていく。
選手もこれまでの鹿島や浦和に負けてたモヤッとした状況から脱し、いよいよチーム一丸となっている。

そして次の相手は大阪ガンナーズ。
前回はETUの勝利だったが、今回の大阪もまた一味違う。
僕としては、大阪で好きな選手は窪田とハウアー。
ハウアーに至っては今回も髪型を変えてきたのがクスッとした。

窪田は椿と同じくあまり前には出てこない性格なんだけど、決めてくるときはグイグイくるというスタイルで、これまた自分好みの選手。
今回でもGKの湯沢が油断したところにミドルをぶち込んできたりと、かなり熱い。

そんな中でETUが夏木が先制点を決めるが、大阪は動じないまま前半が終了。
次巻で大阪が反撃に出てきそうな気もする。

やはりこの漫画は試合展開が本当に面白い。
キャプテン翼のようなビックリ人間ばっかりではないが、その分チームメンバーの心境や日々変わりゆくチーム内事情が非常に反映されていて、読み物としても純粋なサッカーものとしても面白い。

また、主人公が率いるチームがこれまで降格圏スレスレのチームだったことから、ダメなときは本当にあっさり引き分けたり負けたりする。
そんなときのチーム内の雰囲気が、非常によく表されていて、読んでて見応えがある。
併せて、弱いチームだからこそ「ジャイアントキリング(弱い奴が強い奴をやっつける)」の瞬間に、この上ない爽快感が出るのだ。

ここ最近のサッカー漫画で、声を大にしてお勧めしたい漫画だ。

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