彼が、ひっそりと住み着いているのは、うすうす気づいていたが、それはある日突然だった出会いに、現実を見せられた。
低気圧の移動で、空気が冷えていたところへ、好天・ぽかぽか天気の日が訪れて、気持良くなっていたのか、ボケていたのか(笑)目の前に驚く様子はない。
猫の額ほどの空き地に、柿、林檎、葡萄、栗、無花果、シークヮーサーなどと果実系の植木が、いつの間にかそこかしこに生えている。
桃栗3年・柿8年!ていうことは、この木8年ほど前に植えたのか?…
じゃぁこれは、3年前か!確かに、大工の棟梁に貰った栗の実だ。
花まだ蕾
ここに住み着いて、気に入った果実の種を、思い付きで埋めて、気づかず苗木にまで育った木々達だ。花を着け次の世代に繋がるようになると、もう切ったり抜いたりはできません。
6⁻7年もの間
美味しい枇杷が、愉しませてくれるようになった。 シークヮーサーは、料理にも焼酎割にも、大いに役立ってくれている。ましてや林檎は、昨年から大きな、実に育ってくれた。成り物で季節を感じる、四季ある日本はいいなぁ。