ＨＳ（ホームスクーリング）について＾＾

おはよう＾＾
今日は静岡はめちゃ暑いです。昨日も閲覧が１５０ＰＶを超えていた＾＾
これからもこのブログを宜しく＾＾

さて今日はＨＳについて分かります。近年ニート、ヒッキー問題が社会問題として深刻になってきておりますがそれを助長する可能性のある教育法がこの悪名高い「ＨＳ」なのです。
ＨＳとはhome schooling の頭文字をとって並べたものです。読んでの通り家で勉強するのです＾＾
つまり日本語に変換するならば「自宅学習」なわけです。

ところで日本やアメリカでＨＳという場合、ただ家で勉強する、というわけではありません。
違う含みがあるのです。それはキリスト教主義に乗っ取った自宅学習なわけです。
ですから日本でＨＳという場合、聖書を土台としたＨＳが展開されているケースが圧倒的です。つまりＨＳ＝キリストの弟子を育成する、という明確なビジョンがあるのです。

つまりＨＳで育ったＡ子さんに話を伺いますと、どうやら彼女は中高時代まさに聖書、バイブルスタディー、ワーシップその繰り返しの毎日だったそうです。
個人礼拝、家庭礼拝、教会の奉仕、バイブルスタディー。こんな事を毎日何年間も続けてきた彼女が不憫でなりません。
本人はどう感じているのでしょうか。
そのときは「これこそが唯一正しい道だ。」と当時は考えていたそうなので嫌になる事はなかったそうです。

しかし彼女が大きくなり２０をこえた時に「なんと空しいＨＳだったのか」と嘆かれたそうです。
当たりまえです。寝ても覚めても聖書聖書聖書！！
思春期の女の子なら普通に恋愛をしたり同世代の子供と遊んだりしたかったはずです。

また彼女はそういった後悔よりもさらにショッキングな事実を知りました。
何と社会性が身に付いていなかったのです。
ＨＳをしている時は「聖書を読み神を信じれば必然的に人間関係が良くなる。
というのも他人を愛するようになるからだ。」と言い聞かされていたのですが
実際はそんな事ない。人間関係が良好になるどころか苦手になりどのようにコミュニケーションをとれば良いかさえ、分からなくなってきました。

当たり前です。人間というのは他者との関わりの中で成長するべき生物なのです。
それを「聖書を読んでいれば人間関係が良くなる。人間関係がうまくいかないときは神との関係が悪いから」と短絡的に決めつけるＡ子の親は一体何者なんでしょうね。
所詮ＨＳは「井の中の蛙」であり大海（社会）を知らないのです。
この家庭という井戸の中に閉じこもるのは当然良くありません。
が何時までも井戸の中にいさせようとするのが、ＨＳなわけです・・・・。

可哀想にＡ子さんは「人間関係がうまくいかないのは神との関係が薄れているからだ」という両親の言葉を真に受けてしまい、さらにすごいペースで聖書を読み礼拝し奉仕しましたがどんどん苦しくなるばかりでした。

Ａ子は普通の学校にいってたらまともな人間になっていた、とは言い切れません。
がそれでも彼女本人が望んでいたのはみんなと同じように普通に教育を受け友達とわいわい一緒に生活したかったのです。
これぞ失われた青春ですね・・・。

それにしても何故Ａ子の両親はＨＳなんて実行しようと思ったのでしょうかね。
どうやらＡ子の話によるとある団体のマガジンをみて決めたという事です。
そのある団体はマガジンを月に一回のペースで発行しており、一時的な良い成功例ばかりを載せマイナス部分は一切載せないとの事です。

例えばアメリカでまずＨＳが発達しましたがアメリカのＨＳ１００件のうち成功例５件だけを取り上げそれがＨＳの全てであるかのように吹聴したらしいのです。
この日本でＨＳを推進する団体は思ったよりも強く、弁護士や国会議員にもＨＳに好意的な見解を示している人が幾人かおります。

またアメリカからＨＳの勉強会に講師が来ます。
ある時はブッシュ大統領の側近もきた事がありました。
また弁護士や映画監督も毎年のように講師として招待されます。

ＨＳを推進する団体は１１月に白馬で勉強会を開いております。
そこで大勢を洗脳してＨＳを続けさせているらしいのです。

とにかくこのムーブメントは危険極まりないです。
一刻も早くこの団体に対して何らかの法的手段をとって欲しいものです。

義務教育に反しております。文部省が認めた学校にいかせません。
中学まではいかせる義務があります。しかしこの洗脳された親は小学生のうちからＨＳにシフトさせます。
また公立学校に通っている子供が「友達と離れるのが嫌だ」という事でＨＳしたくない、と言い出すと親は何回も説得して無理矢理ＨＳをさせるありさまです。

それでも親権親権声高に叫ぶこの団体は一体何者なのでしょうかね？
ちょっとこの団体の危険性を皆さんに少しでも知って頂ければ、と思いまして微々たる稚拙な文章ですが投稿させて頂きました＾＾