小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第349回小麦句会投句一覧(1/7選句締切)

2017年01月02日 15時49分22秒 | 1日句会



2017年。

今年も小麦句会をよろしくお願いします。

穏やかな年明けとなりました。

一年、まずは安泰に過ごせたらうれしいのですが。

まあ、いろいろあるのが人生です。

2017年のカレンダーをみんなで塗りつぶしましょう。

 

新年第一弾の投句一覧です。

選句をお待ちしています。

 

★投句一覧★

隊列のごとく地を統べ冬菜畑

また一つ年を越せたと初美空

廃屋となりたる隣家軒氷柱 

裸木の動脈のごと分かれけり 

住宅や大根白菜日を浴びて  

心身の平穏晴れるや冬木立  

冬木の芽声なき声を放ちけり  

冬青空からみんなが消える赤ボタン  

冬耕や崩れしままの秘密基地  

落葉して古巣現る二つ三つ   

山かすめ煌めく朝日枯木立   

ふらここを残ししままに村を出る 

歳晩のふるさとどこまでも無口  

寒禽の楠の梢に菜畑に   

小春日の父の魔法のおもちゃ箱  

取り戻すバランス感覚冬木立  

仮の世はシーソーゲーム冬菜摘む

裸木や影にまう直ぐ人が来る  

大冬木昭和の男子生き抜きて    

裸木よ天がおちなば受け止めよ 

並びおる風冷たかろ法蓮草   

人づてに尋ね来る街冬の霧   

もう昼かふたり暮らしの冬菜畑  

白菜太るどこかの家が売りに出て 

枯草に没して薄き松の影   

日溜まりのぎったんばっこ冬休み 

さよならの力蓄え冬の空        

鞦韆の揺れしあれこれ女の身   

影固き冬のぶらんこ動かざる     

冬あおぞら弓を手にせし祖の記憶  

裸木の空刺すごとく立ちにけり 

均されて冬菜青々生家跡  

年とりの昼をしづかに大けやき   

寒天の真中貫く故郷の木  

 

 

選句要領

★選句数
6句選(うち特選1)
選外のコメントも受け付けます。

★締切
1月7日(土)24時

★当番(投句先メルアド)
nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp

↓選句前に再度確認しましょう。
☆カテゴリーにある小麦句会への参加方法をクリック☆よくお読みください。

 



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