小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第416回小麦句会投句一覧(11/8選句締切)

2019年11月03日 08時25分42秒 | 1日句会

首里城の焼失にはびっくりしました。

なくなるときはあっという間。

そこにかかわった人々の気持ちを思うと胸が痛みます。

 

投句一覧をお届けします。

メールにてお待ちしています。

 



 
★投句一覧★

 

大切に研いで光れる今年米   

新米やほんのりほんわか名の香る   

物産館めぐって秋は満腹に   

石垣に隠れるセイタカアワダチソウ

玄米を搗いて野分を待つ心算   

利根川は黄色い大河泡立草  

新米を握る瑞穂の国の風   

泡立草米屋に中古のタイムマシン  

十月の壁どこまでも続く空   

遠汽笛背高泡立草茂る    

バスを待つ泡立草の増ゆる街    

新米に玄米少しの健康米   

新米を売る信濃の村はずれ  

金木犀ちるちる容赦なくちるちる

新米の欲張って買う十種類    

木犀の香に思い出す男有り  

出城跡囲めり秋の麒麟草 

石垣に晩秋過ぎよと祈りたり   

台風と豪雨すり抜けコシヒカリ  

未来見る泡立草の隙間から   

野の風に子を抱き上げて泡立草   

久闊を叙し新米の塩むすび   

折れた傘で君を迎える金木犀  

伸びしろはまだあるつもり泡立草

新米や森のくまさん量り売り  

多色刷り地下鉄路線図の枯野  

花野にて遠近法を確かめる   

枇杷の花煎じる気休め友悼む  

揺れる葉に光飛び交う金木犀    

豊年や次の日値段が下がりたり 

木犀の香りの高し水車小屋   

枇杷の花海を見下ろす修道院   

試しみるあいがも米てふ今年米 

金木犀団地にともる窓灯り    

炊き出しのむすびの温さ台風過

木犀の匂う城址や古戦場  

 

 

★選句要領 

 

選句数6句(うち特選1句)

 

締切 11月8日(金)24時

 

選句コメントをつけて送ってください。

 

選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。

 

 

 

当番は宙虫です(選句送付先メルアド)

 

nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp

 

選句メールの作り方は、このブログのカテゴリのうち「小麦句会への参加方法」をよく確認して送っていただきますよう、重ねてお願いします。 

 

★★

 

俳句「麦の会」ブログ移転しました。

http://mugihumi2190.seesaa.net/

 



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