内藤典彦のコラム&ダイアリー

Column&Diary

「結婚しました」

2010年01月28日 | ブログ


以前ボクは俳優・女優になりたい若手の人たちに
実家の1部屋を解放して稽古場として使い
演技のワークショップを開いていたことがあります。

今回結婚したのはその時の生徒、黒柳淳子ちゃんです。
10年前、彼女をあるタレントスクールの稽古場で初めて見たとき

なんて華のある子なンだろう、、、
なんて光のある子なンだろう、、、

今でもその時のことは鮮明に覚えている。

こんな大多数の生徒と一緒にレッスンしてたら
その素質は開花されないと思い
ボクが主宰するワークショップに引っ張ってきた

1対1のマンツーマンでの個人レッスンで芝居を叩き込んだ。
1日3時間、月に24時間、年間通したら300時間は軽く超えるであろう
時間を費やして、彼女と徹底的にやりとりした。
ふたりでデイスカッションしながら、時にはプライベートな悩みも
聞きつつ色々会話しながらである。

彼女はボクが感じたとおり、ボクが提供できる全ての事柄を
100パーセント吸収していってくれた。

そういえば数年前、彼女が主演した芝居が
池袋演劇祭で最優秀演劇賞を受賞してたな。

現在も舞台を中心にオファーは引っ張りダコだ。

当時はまだまだ子供だったそんな淳子ちゃんが結婚することになった。
披露宴も淳子ちゃんらしく、ホントに「まごころ」がいっぱい詰まった、
ホントに良い披露宴でした。

彼女の身に悲しいことがあった時も、、、
彼女の身に辛いことがあった時も、、、
彼女の身に嬉しい出来事があった時も、、、

ずっとそばで彼女を見守ってきた。
そんな彼女が結婚するという。
メチャクチャ嬉しくてたまりません。

ボクは人を育てるということをこう思っている。
男の子であれ、女の子であれ、
ご両親にとっては大切な御子息、お嬢さん。
その大切なお子さんを、一時、ボクが預かり
俳優・女優として育てる。

大切なお嬢さんの人生、
人ひとりの大切な人生を扱う仕事と思っている。
それだけ責任重大な仕事として
本人たちとも真摯に向き合ってきたつもりだ。

それだけに、生涯の伴侶を得たということは
ボクにとってもひとつ肩の荷がおりた気がする。
実は嬉しいと同時に、ホッとしている。
が、相手はどんな人なンだろう???
それだけが心配だった(心配することしか出来ないンですけどね)

披露宴後にボクは淳子ちゃんの彼に
握手しながら真剣に「淳子ちゃんを宜しくお願いしますね」と
言ったら、握手していた手を握りかえして「はい」って
彼は力強く答えてくれた。ボクは安心した。

とっても素敵な彼。
ホントに良い人を見つけたなぁ~

彼とも良いお友達になりたいと思っているので
お二人一緒でまたお会いしましょうね。
これからもどうぞよろしくお願いします。

淳子ちゃん、ホントにおめでとう。
幸せな家庭を築いてくださいね~




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