昨日、
にて、
「名古屋では、名古屋の公立高校
No.2である明和高校よりも
進学実績の良い中高一貫校が
東海しかない」
と書いたように
名古屋市内では、東海高校以外に
明和高校に比肩する私立高校がない。
なので、
名古屋市外であるが、愛知県で
東海高校に次ぐ私立高校である
愛知県中高一貫校No.2の滝高校の
大学合格実績を明和高校と比較
してみる。
明和高校
東大11名、京大17名、名大46名、
北大10名、阪大7名、一橋大5名、
東工大2名、筑波大9名、名工大20名、
名市大21名、岐阜大3名、
早大18名、慶大11名、上智大13名、
東京理科大49名、
同志社110名、立命館117名、
南山124名、名城176名、中京46名、
愛知21名、
名大医学部医学科0名、
名市大医学部4名(全国5位)
滝高校
東大10名、京大11名、名大44名、
北大12名、阪大6名、一橋大1名、
東工大1名、筑波大3名、名工大15名、
名市大34名、岐阜大25名、
早大30名、慶大22名、上智11名、
東京理科大48名、
同志社67名、立命館127名、
南山88名、名城105名、中京25名、
愛知16名、
名大医学部医学科7名(全国2位)、
名市大医学部12名(全国2位)
東大、京大、名大、阪大、一橋大、
東工大、筑波大、名工大の合格者数
は、明和が滝を上回り、
北大、名市大、岐阜大の合格者数は、
滝が明和を上回っている。
滝は、国公立医学部医学科の合格者
が多いので見方によっては、滝の
方が上になるかもしれないが、
単純比較では、一流国公立大学合格者
において、明和が概ね勝っている
とも言える。
敢えて言うならどっこいどっこいか。
私立大学合格者については、
滝が東京志向、明和が関西志向の
傾向があるが、
個別に見ると、上智大では、
明和の方が滝よりも多く、
立命館大では、滝の方が明和より
多いし、
東京理科大はほぼ同じなので
一概にどちらが東京志向、関西志向
などとは言えないかもしれない。
南愛名中(南山、愛知、名城、中京)
の合格者数を見ると、
滝の方は、せっかく中学受験して
中高一貫校に入ったんだから、
地元(名古屋市内)の私大はどうも
といった雰囲気をなんとなく見る
ことができ、
中学受験をしてない明和の方が、
そういったこだわりが少なそうな
感じを受ける。
少なくとも、東海高校を除くと、
明和高校と同等の中高一貫校は、
名古屋市内には存在せず、
中学入試で明和高校と同等の学校
に進学しようと思ったら、
名古屋市内の男子は、東海がダメ
だった場合、
江南の滝まで行かなきゃならない
(あるいは、二番手校の名古屋や
南山男子で我慢するか)
ということになりそうだ。
こりゃ、明和高校に開設される
予定の附属中学の人気が爆発する
わけだ。