名古屋の私立中学を
紹介する市販本とかは
あまりない。
そこで、
わしが書ける範囲で
書いてみようか。
愛知淑徳中学
名古屋のお嬢様学校の
代表とされるSSKの一角
( SSK
=淑徳・椙山・金城の
頭文字 )
平成18年中学入学生から
完全中高一貫校となった
ため
愛知淑徳に入学するには
中学受験をするほかない。
わしは、SSKと言った場合
に、
それが中学・高校のことを
言っているのか、
各系列の大学のことを
言っているのか
今ひとつ分からん。
大学単位で見ると、
愛知淑徳大学は共学に
なったので
お嬢様学校とは、もはや
言えないのだ。
実は、SSKの中では、
愛知淑徳は、系列大学への
進学率がいちばん低い。
学校側の公表では、
7~8割が外部の大学に
進学するとのことだ。
この系列大学への進学率
の低さが
大学を共学化に踏み切らせる
一因となったのかもしれん。
女子校としては、
名古屋では
南山女子に次ぐ入学難易度
であることと
系列大学への進学率の低さ
から
学校としては
進学校への脱皮を図りたい
という意図も見える。
完全中高一貫校への転身も
その一環の中のことなの
かもしれない。
(この点、金城学院が
完全中高一貫校と
なったのとは
事情が異なる?)
愛知淑徳の制服は
名古屋圏では多くの人が
知っており
その制服も特徴あるもの
なので
(この制服に憧れて
愛知淑徳を志望する
女子も多い)
制服を着ていると
遠くから見ても、
後ろから見ても、
横から見ても、
夏服でも、冬服でも
あ、「 淑徳の子だ 」 と
分かってしまう。
(金城や椙山でも、
ここまではいかない)
したがって、
淑徳の制服を着た子が
変な格好をしていたり、
変なことをやっていたり
すると
「 淑徳の子がこんなだった 」
と
ヘタをすると名古屋中に
広まりかねないのだが、
そういう子を見かける
ことはなく、
夏に制服を着崩している
子すら
あまりいないということ
で
さすが、淑徳と言うべきか。
愛知淑徳は、
受験願書提出時に
特技・活動歴自己申告書
(いわゆるB票)を
提出できるのだが、
これは、スポーツや芸術
であれば、
ある程度普及しているもの
での全国レベル・東海地方
レベルでの入賞や
(県大会レベルの入賞は微妙)
英検や漢検では最低2級以上
でないと意味がないので
何でもかんでも書けばいい
というものではない
ことに御注意
(何の取り柄もない
ウチの長女は
当然B票を提出
しなかった)