ベランダのあさがお
八月も中旬になろうとしてます。世界中を賑わせたオリンピックは終わり
窓の外では蝉が少ない命を震わせています。と聞こえはいいが、少々うるさいな。
私は入院して早10日が過ぎました。長年患っていた足の手術を受けて只今リハビリ中です。
病人だから食べては寝てその間にリハビリ運動?をするのですが、
手術後の痛みを耐えている病人とくらべて 暇(ごめんなさい)です。
楽しみといえば面会時間でしょうか。コロナ対策もあり僅か15分だけなんですけどね。
その面会でちょっと心がホロっとしたので書いてみます。
昨日のこと、階下でリハビリに取り組み(30分くらい)それだけで疲れる~
あと歩行器でひたすら修行僧のように歩く歩く
その前にベットで寝転んで一休みしていると カーテンで仕切ったお隣に訪問客
が来たのです。別に聞き耳たてているわけではないですが、カーテン一枚ですから
漏れ聞こえてくるのはしょうがないもんね。
どうも若いお父さんと小学生(声の感じから10歳くらいかしら)
パパ「大丈夫か」心配そうな声 こども「泣いてるの?」
パパ「しんどいねんて、お母さんのほぺった触ったり」優しそうな声
患者さんはお母さんみたい 午前中に手術を受けて只今絶賛痛みと苦悶中
子どもが何か ごにょごにょ喋っていましたが聞き取れません
患者さんのお母さんは小さな声で「うん、うん」と返事をかえしている。
ねえお母さん聞いてって感じかな。お母さんだいぶ傷が痛いと思うけど
声も荒げずに普通に接している。知さな声の「うん、うん」に母の愛があふれている
見えないけど親子の姿が一幅の絵のように浮かぶ(とはチトオーバーかな)
仲のいい親子、家族とは安心と平和の姿そのものですね