
6月25日、石川地区では交換講壇による礼拝がまもられました。長町教会は、輪島教会在任9年目の滝瀬一牧師を初めてお迎えし、「御言葉はあなたの近くに」(申命記30:14)と題して説教がありました。
「聖書と礼拝を通して語られる説教は神のもの、主のものであり眼には見えないが、聖餐を通して見ることができる。聖書の神は祝福の神である故、これに与らないわけにはいかない。いま自分は主に向かい合っているかが問われ、罪を認めイエスに従うなら祝福に入れられる。ひとりがクリスチャンとして救われるならばその人だけでなく教会として大きな喜びである」
まさに、救いによる祝福・信仰の姿勢を糺される恵みの時でした。
礼拝後は滝瀬先生とともに14名が愛餐のひとときをもちました。婦人会の方による手作り食を満喫しながら自己紹介と歓談。滝瀬先生と当教会の加藤先生が神学校で同級生であったことにも不思議な導きと驚き。先生は「輪島市街の変化や観光客の増加は目立つ中で教勢にはつながらないのが現状とはいえ、教会100年史の編纂に関わり、完成できたのは喜びであった。伝統的なつながりや面としての意義を深め、地域の伝道に建ち続けることが求められるのではないか」と話され、学びの機会にもなり、感謝と祈りをもって終了しました。