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40代の新米パパ・1級建築士で宅地建物取引士【ゆりかご打法・中川修一朗】が、住宅関連を熱く語る暴走日記

【設計士がお勧めするオプション工事その①】洗濯機混合水栓

2021-07-02 21:47:06 | 建築でバンザイ★

設計士がお勧めするオプション工事①

タ・ナ・ゴコロ株式会社一級建築士事務所・代表の中川と申します
東京・神奈川を中心に、一戸建や集合住宅の設計・建築をメインとして活動しています...

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今回は、設計士がお勧めするオプション工事として、洗濯機混合水栓を取り上げたいと思います。


一般の方だと?マークかもしれませんが、混合水栓とは水とお湯の両方が出る水栓(蛇口のこと)です。

以前は節水も含めた風呂水の利用が言われていたのですが、
実際のところ、家族で利用した後の風呂水はそれなりの汚れがあって、実際使うのにためらいを感じます。

また、すすぎ工程では水道水を使う必要があるので、全自動だと洗濯機の前ではりついていなければなりません。


お湯で洗うメリット(私の実感とネットの意見)ですが、

① 汚れ落ちが水洗いと比較にならない
→ 草野球でユニフォームが汚れても、よほど頑固汚れでなければ下洗いが不要。
  襟元の皮脂汚れも、そのまま洗濯するだけでOK!

② 乾きがいい
→ とくにネット意見で確認できなかったのですが、実感としては水洗いより早く乾くように感じます。
  汚れ落ちの良さで繊維の表面積が増えるから?などと想像もできますし、
  洗濯後の温度が高めなので、乾く湿度・温度まで早くアプローチをするからでしょうか…
  部屋干しだと特に実感でき、独特のあの嫌なにおいが発生しにくいです。

③ 雑菌の繁殖を抑える
→ これに関してはニオイが一つのバロメーターになりますが、
  ニオイのもとになる雑菌のエサになる皮脂汚れをしっかり落とせるので、ニオイの減少効果が見られます。
  毎日着ている服に雑菌がついてるのは、なんか嫌ですよね!

④ 洗剤を選ばずに済む
→ 水洗い時代は、『においがつかない』『水に溶けやすい』『菌の繁殖を抑える』など、
  目を皿にして洗剤選びをしてましたが、お湯で洗うとほぼこれらの問題がクリアになります。
  子供がいる家庭だと、洗剤で肌荒れに悩まされることもありますが、
  お湯洗いであれば自然由来成分の洗剤でも十分汚れは落ちるので安心です。

調べて初めて知ったのですが、世界では当たり前の感覚らしいです。
日本でなんで普及しないのか考えたら、桃太郎のように川で洗濯…といった残像があるから?などと
昨今では給湯器の省エネ化も進んでいるので、洗濯もお湯を使っていいのではと思うのですが、


ちなみにですが、当社で建築させて頂く住宅では標準装備になっておりますが、
多くの建売でオプション扱いになっていると思います。

追加費用は配管費も含めて3~5万程度だと思いますが、費用対効果の高さを実感できるはずです。

以上、【設計士がお勧めするオプション工事その①】として、

【洗濯機混合水栓】についてお話させていただきました。


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