なあんおばはんの日常

めんどくさいけど続けてゆくこと

最近、とうとうブログを書く気力が
抜けた。

10年以上、
なんとなく続けてきたこのブログ。

そろそろ卒業かな。

そういえば、
あと数日で3月も終わるし。

桜も満開だ。



振り返ると、
このブログを始めた頃は
2回目の結婚で、
その時のダンナの浮気に
苦しんでた。
いま振り返ると、
自分が馬鹿だな、と
しみじみ思う。
あんなに傷ついて
疲弊して
自分で自分を追い込んでいた。

さっさと離婚すればよかったのに。

なぜあんなに時間がかかったのか。

浮気する男に
なぜあんなに執着していたんだろう。
執着を愛情と勘違いしていた私。
あれは愛じゃ無くて
執着と誤魔化しと
逃げ場だ。

自分が無くて、
誰かに依存することで
自分を誤魔化していたのだ。

いま、
56歳になって、当時を振り返ると
まだまだ若くて
何もわかってなんかいなかったのだ、
と気づく。

今も大してわかっていないのだから
ま、仕方ない。

生きていくのは
大変だけれど
楽しいこと、幸せなことも
いっぱいある。

ふと
学生の頃に聞いた
FMラジオドラマのナレーションが
蘇る。
小池朝雄氏の声。

サロイヤン原作
人間喜劇

人は

悲しいことの方が多くなった時
命を絶つんです。


そんな一節があった。

いまは
サロイヤンと検索するだけで
ネットでいくらでも情報がでてくる。

そんな時代だ。

なんでも検索で調べることができて、
AIも
ネット上の情報を集めて学習してゆく。

だけど、
経験、
実体験だけは、検索では身につかない。

経験とは
生きる時間。
実存する時間。


私の十数年の時間の
かけらが、
このブログにデータとして、
降り積もっている。
不思議だ。

人は亡くなっても
データは残る。

40年前に死んだ父の絵、
未だにネットオークションに
出てくる。

絵は流通している。

作ったものは残るんだな。


このブログも削除しない限り、
残るのかな。。

だとしたら、
これからも
続けようかな、

思った。





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