なあんおばはんの日常

一喜一憂せずに

七月が来た。

去年の七月八日、私は壊れた。


今日、主人が去年の七月の手帳を初めて見せてくれた。

そこには私が壊れた日から正気に戻った日までの

主人の手記が殴り書きしてあった。

手帳に書くことで辛い気持ちを押さえてたらしい。


入院当初、「食べたら人が死ぬ」と意味不明なことを言って、

私が食事を拒否していたことや、

東京からB4で夜通し運転して大阪に来て、

やっと病院に面会に行ったのに、会わせてもらえなくて

辛い思いをしてた時に、対応してくれた男の看護師さんが

自分の奥さんが新婚三ヶ月で壊れてしまった時の話をしてくれて

思わずその看護師さんの前で号泣したこととかが

書いてあった。


「一喜一憂せずに、良くなることを信じよう」

と何回も書いてあった。


七月末に、私がやっと正気に戻って安心したところで手記は終わってる。


主人にも息子にも、実家の母にも心配かけてしまった。

もう心配かけたくない。


もう二度と壊れたくない。

無理はしない。

自分を追い詰めない。


昨日まで薬の副作用に苦しめられたけど、

今日は頭痛も眠気も吐き気もしない。

やっと薬に慣れてきたんかな。

昨日一日中、ずっと苦しかった胸のしめつけ感も今日は和らいでる。

食事も普通に食べれた。

久しぶりに身体がらくや。

身体がらくなんって、いいな。

気持ちもちょっとらくや。


今日、同期の人がすごくいいことを言ってた。

「いやなことを乗り越えて、一歩前に進んだ時に得られるものは思いがけず大きい世界に繋がってる」

まるで小説にでも出てきそうな名言や。

こんな言葉を聞けただけでも、今日は特別な一日やった。

今朝も何となく仕事に行くのがいやで、お弁当もお茶も持たずに行ったけど、

行って良かった。


帰宅後、夕方、先週の月曜日に登録した派遣会社に電話してみた。

データは回ってるけど、派遣先の部署が繁忙期で、まだ返答が来てないらしい。

もうしばらく待って下さい、と言われた。

まだダメと決まったわけではないんや。



私も、いちいち一喜一憂せずに、

きっと良くなると信じよう。




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