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-日米戦争は宗教戦争だった-(GHQ焚書図書開封 第98回)

2018-02-12 20:42:10 | 近現代史

GHQ焚書図書開封 第98回
-日米戦争は宗教戦争だった-
 名刀「助広」が掲載された「皇兵」山中峯太郎著。東京日日新聞(現毎日新聞)の一人の記者が戦意高揚のために創った嘘話が記事になり、やがて一人歩きを始めて無実の軍人3人(向井敏明少尉、野田毅少尉、田中軍吉大尉)が処刑された。
 左翼系学者の半藤一利、秦邦彦、保坂正康、加藤陽子、北岡伸一などの書いた昭和史は、その対象期間が、昭和3年から昭和20年であり、GHQの焚書図書対象期間で、なおかつ東京裁判の告訴状の期間でもある。昭和3年は、東京裁判で日本を犯罪国家に貶めるための根拠づくりに役立つ不戦条約が締結された年でもある。彼ら昭和史作家は、英米仏の行った行為が正しいという思想を持っており、没収された焚書図書におきかえる歴史書を世に出し、当時のありのままの歴史観を歪曲し、大東亜戦争を冷静に総括する芽をつんだとも言える。
ブリアン・ケロッグ不戦条約では先制攻撃(An act of aggression)が悪いと言っているのであって、防衛攻撃は認められている。
この先制攻撃を「侵略」と誤訳したので、漢字圏内の国家間に広まり、今日もなお、変な誤解を招いている。
この頃から、英米は、9か国条約、4か国条約、ブリアン・ケロッグ不戦条約を盾に、敗戦国に対し「人類の正義」の名において裁判をするという「裁きの思想」を取り始めた。それが、ニュールンベルグ裁判、東京裁判へと繋がっていった。
戦後、多くの戦争が行われてきたが、ドイツ、日本のように戦争犯罪を問われた例は一度もない。
 1940年頃までは、世界の地表の6割を英米仏露の4か国で占領していた。これらの500年に亘る戦争歴史を論ぜずして日本の戦争を論ずるのは偏った史観と言える。
 自存自衛を謳った天皇陛下の「開戦の詔勅」は公開されているが、翌日に新聞紙上で発表された大東亜戦争は侵略のためでなくアジアの解放独立を目的としていることを明記した「帝国政府声明」は、戦後、日本を侵略国家とする占領政策、東京裁判に都合が悪いことから隠蔽されていた。ましてや、GHQに協力した歴史学者、研究者、共産党、マスコミ、放送局は以後、これを国民に知らせる努力を忌避した。のみならず、戦後教育からも抹殺した。知識人、マスコミの大部分は、今日もなお、自分達は平和主義者(善の味方)とばかりに、アジア解放思想は「後出しじゃんけん」とか敗戦が濃厚になってきてから「後付け」したとか、東京裁判史観に基づき過去の真実を否定する状況が続いている。2010年8月8日のテレビ番組「たかじんのそこまで委員会」で、故三宅久之氏が「後出しじゃんけん」との発言をしている。倉山満氏は官僚の作文で価値がないとまで罵倒している。いずれも歴史的事実を否定する輩と言える。
 欧米によるアジアの王室を破壊する方法は、王室の民主化と称してゆっくりと王室を無力化・解体していくのである。具体的には、日本の場合は①国体、皇室関係の本の廃棄、皇室の財産没収、皇室の藩屏となる華族制度の廃止で万世一系の血統を断絶させる。②上流階級の人達を欧米に招き、留学を受け入れ、欧米のイデオロギーを与え、キリスト教化していく。などである。
 原爆投下は、奉天、上海、真珠湾、バアタンの報復であるとマーシャル元帥の記録があるが、奉天、上海では米軍と戦っていない。その後発行された翻訳本には、共産党系の著者により更に南京が追加されている。戦後、左翼運動家が敵国(英米)に寝返って、日本を貶める活動に協力をし始めた証拠である。
 反抗する日本人を飼いならすために、知的指導者をアメリカの政策を支持する管理人に仕立て上げて、日本人を管理するようにしたアメリカ
公職追放、検閲、焚書は、これらの管理人のもとで実施されたのである。
最近では、IAEAの事務局長を日本人にしたのはそのいい例である。もともとNPTはカーター大統領が日本による核の報復を恐れて、先進国に仲間入りした日本とドイツの核武装を阻止する目的でつくられたものである。
 ルース・ベネディクトによる、日本文化を説明した本「菊と刀」にあるように、宗教国アメリカは日本の神秘な宗教(神道、仏教一体)を意識していたが、日本はアメリカの宗教を意識していなかった。
 弱肉強食を肯定するトーマス・ホッブスの思想でインディアンを殺戮して建国したアメリカ。法的契約を結ばせておき、あとから違法だと攻撃し、武力を背景に相手を思うままに操る手法をとる。
 宗教にはその背後に政治文化をもっており、その宗教を取り入れるという事は、その国の政治文化が後から襲ってくるということである。
 キリスト教は、攻撃的、侵略的で普遍性をかざし人類を裁く思想があり政治文化が伴っている。
 神仏信仰は原理主義でなく、鎧と理論をもっておらず、寛容なこころ(清き明き心)をもった攻撃的でない守りの宗教、戦うときは武士道で誠を重んじており、政治文化を伴っていない。
参考文献:【南京「百人斬り競争」虚構の証明】溝口郁夫、「秘録・ビルマ独立と日本人参謀 野田毅ビルマ陣中日記」溝口郁夫、「天皇と原爆」西尾幹二、「大東亜戦争の開戦目的は植民地解放だった-帝国政府声明の発掘-」安濃 豊 『勝利の記録』マーシャル元帥 マンニチ社出版部、『欧・亜作戦の戦闘報告』米陸軍元参謀総長マーシャル元帥 東京 勤労社
引用元:安濃博士のブログ帝国政府声明文 「戦勝国は日本だった」)
西村眞吾の時事通信「世界は日本の八紘一宇に向かう」



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