アメリカ崇拝は日本の自滅〜日本が滅びる4つのシナリオ
拝米主義者は、愚かで日本にダメージを与えている。
過去79年間、日本はアメリカの文明、やり方がベストだと思い込み、アメリカの猿真似ばかりしてきた。経済運営、外交政策の議論、社会問題の議論、教育政策についても、アメリカを崇拝している多くの日本人はアメリカの真似ばかりしてきた。
アメリカは、国民の50~70%が実質所得及び生活レベルが停滞もしくは減少する中で、トップ1%が数億の所得を得てどんどんお金持ちになる社会である。
トップ0.1%の資産層、トップ1%の所得層に経済の利益が集中してしまうアメリカのやり方を礼賛する竹中平蔵や高橋洋一氏に心酔し、構造改革などをやれば新しい資本主義になると信じて小泉総理以降の政治家が政策転換に積極的に取り組んだ結果。気が付いたら国民の40%がすごく貧乏になっていた。
アメリカの社会は、国民の40~50%は決まった職を持たないで、次ぎから次へ職を変え最低賃金で生きていく、それでいいのだという考え方が主流である。日本の文明を無視し、アメリカの真似をして規制緩和と労働市場の改革をやったら人口の20~30%は一生結婚できない状態になり少子化が加速し、滅亡寸前の老人ばかりの国になってしまった。
【アメリカの外交政策・軍事政策の大失敗(1992~2024年)】
①なぜ、アメリカが失敗したのか?
・冷戦終了後、米国が世界を支配するための秘密戦略(DPG)が1992年2月につくられた。
ジョン・J・ミアシャイマー(シカゴ大学)、ケネス・ウォルツ(コロンビア大学)、スティーヴン・ウォルト(ハーバード大学)、バリー・ポーゼン(MIT)、ベーセリック(ボストン大学)等はDPGに問題があると指摘している。
②昭和21,22年からの日本人の外交政策・軍事政策は無責任であった。
・アメリカの国防省と国務省に伝えられた外相芦田メモ(S22.9)によると日本は半永久的にアメリカに占領してもらっておればいいという内容だった(属国主義・・・日本はアメリカの属国になろう)
・天皇陛下の沖縄に関するメッセージで、米軍が長期間沖縄を米軍基地として占領してて欲しいとの意向を示した。
・1950年になっても天皇陛下は、鳩山、重光、石橋らによる沖縄返還要求を阻止した。
・1950年5月に、吉田茂は、池田勇人をアメリカに特使として派遣し、サンフランシスコ講和条約を結ぶなら、米軍は日本から出ていかないで欲しいと申し入れ、国務省、ペンタゴンに伝えられた。S22,25年段階で、日本の指導者たちは本当の独立をする考えはもっていなかった。
ロバートマーフィ駐日大使「日本の政治家たちは自主防衛するつもりはまったくない、吉田はアメリカをなだめるために警察予備隊をつくったが、本気でやっているわけでない、今の日本人が考えていることは貿易で金儲けをしたいことしかない」
次のジョンアリソン駐日大使「日本人には抽象的な善か悪か、善悪もしくは正しいか、間違っているかを考えることに興味はない。すべて状況に合わせて言論を変える。日本人が本音で考えていることは自由世界の一員になりたいという政治イデオロギーとは別のことで、どうしたら現在の状況を利用して日本が自分たちの利益を増大できるかということだけだ」
マッカーサー「敗戦後の日本人ほど徹底的に屈服した国民は歴史上他に例がない、日本人の信念は根こそぎ崩れ去ったのだ」
白洲次郎「占領下の日本の紳士たちはパンパン以下だった」
キッシンジャ「コラボゼーショニズムをやるのは、短期的には経費の節約になるが、コラボゼーショニズムを続ける国はリモラライズ(無気力)になる。
ドゴール「自分の国を自分で護る責任を果たさない国は独立国として存在する理由がない。」
ガバン・マコーマック「サンフランシスコ講和条約(1951年9月8日)以降の日本は実質的な外交と防衛を行うことのできないアメリカの信託統治国である。アメリカによる日本の占領は21世紀になっても終わっていない。アメリカは日本に対して、日本がやるべきことはあれだ、これだと指図してきた。しかし、このような日本に対する主権の侵害に対して侮辱だと腹を立てる日本人はほとんどいない。日本人はアメリカに対して喜んで属国の役割をつとめている。日本人は排外的なナショナリズムをふりかざすが、実際はアメリカの国益に一体化し、アメリカに奉仕して生きている。日本の政府高官の忠誠心は、基本的に日本ではなく、アメリカ政府に向けられている。日本は形式的には独立した主権国家であるが、実際には自国の利益よりも他国の利益を優先する隷属国の状態を選択してきた。日本はアメリカに従属すべきだと主張する人たちが日本国内でナショナリストを演じているという倒錯現象がある。アメリカ政府の日本担当官は日本人を軽蔑している。彼らジャパンハンド日本担当官は、日本人とは無条件でアメリカに服従する人たちである。しかも、日本人の側から進んでアメリカに服従を申し出ている存在である。敗戦後の日本は日本の対米隷属性を評価するために仕事をしてきた。」
村田良平「日本の外務省官僚はアメリカに洗脳されており、しかも、自分たちが洗脳されていることを意識していない。」
➂日米同盟の本質はこれだ。
・二重の封じ込め
アメリカが日本を永遠に占領して、日本が二度と独立できない状態にしておく。封じ込められた日本を下部組織とし利用して共産国ソ連、中国を封じ込める。
・罠にかけるための同盟
日米同盟は、日本を守ってあげているから、自主防衛しなくてもいい、軍事政策でも経済政策でも歴史の解釈でも海外に対する補助金の分配にしても全部アメリカのいうとおりにしなさい。気がついてみたら日本は二度と独立した外交政策、経済政策を実行する能力を剥奪されていて、雁字搦めになり、アメリカのいうことを聞くしかない状態にされていた。
ブレジンスキー「日本の自衛隊は独立国の軍隊ではない、東アジア地域におけるアメリカ軍の延長道具にすぎない。」
インド外務省の高官「我々はアメリカとは同盟関係には入りたくない、アメリカが同盟関係をつくると、他の国との平等な同盟関係をつくるのではなく、その同盟関係に入った国を独立できないように外交政策と軍事政策を変えていくやり方をする、要するに、アメリカと同盟関係に入った国は、最終的にみんなアメリカに対する従属国になってしまう。インドはアメリカの同盟国になることによって、日本のような惨めな状態に置かれたくない」さすがに、インドはイギリス人に何百年もひどい目に合わされたから、アングロサクソン国の同盟国、友好国になるとどういうことになるか知り尽くしているから同盟国になりたがらない。
④戦術核兵器が日本を滅亡する状態に追い込む要素になる。
・ウクライナ戦争の結果から(他国に優越したアメリカの通常戦力<数百発の戦術核を持った国の戦力)の関係に気づいた中国、インド、北朝鮮は、戦略核兵器のICBM、SLBMよりも戦術核兵器の増産に力を入れるようになった。ランド研究所のレポートの分析結果も戦術核使用の優位性を裏付けている。
日米同盟の空洞化が露呈した。
・隣国と戦争になった場合、アメリカは日本を助けず、日本に不利な停戦交渉に持ち込み終結させる可能性が大である。
拝米主義者は、愚かで日本にダメージを与えている。
過去79年間、日本はアメリカの文明、やり方がベストだと思い込み、アメリカの猿真似ばかりしてきた。経済運営、外交政策の議論、社会問題の議論、教育政策についても、アメリカを崇拝している多くの日本人はアメリカの真似ばかりしてきた。
アメリカは、国民の50~70%が実質所得及び生活レベルが停滞もしくは減少する中で、トップ1%が数億の所得を得てどんどんお金持ちになる社会である。
トップ0.1%の資産層、トップ1%の所得層に経済の利益が集中してしまうアメリカのやり方を礼賛する竹中平蔵や高橋洋一氏に心酔し、構造改革などをやれば新しい資本主義になると信じて小泉総理以降の政治家が政策転換に積極的に取り組んだ結果。気が付いたら国民の40%がすごく貧乏になっていた。
アメリカの社会は、国民の40~50%は決まった職を持たないで、次ぎから次へ職を変え最低賃金で生きていく、それでいいのだという考え方が主流である。日本の文明を無視し、アメリカの真似をして規制緩和と労働市場の改革をやったら人口の20~30%は一生結婚できない状態になり少子化が加速し、滅亡寸前の老人ばかりの国になってしまった。
【アメリカの外交政策・軍事政策の大失敗(1992~2024年)】
①なぜ、アメリカが失敗したのか?
・冷戦終了後、米国が世界を支配するための秘密戦略(DPG)が1992年2月につくられた。
ジョン・J・ミアシャイマー(シカゴ大学)、ケネス・ウォルツ(コロンビア大学)、スティーヴン・ウォルト(ハーバード大学)、バリー・ポーゼン(MIT)、ベーセリック(ボストン大学)等はDPGに問題があると指摘している。
②昭和21,22年からの日本人の外交政策・軍事政策は無責任であった。
・アメリカの国防省と国務省に伝えられた外相芦田メモ(S22.9)によると日本は半永久的にアメリカに占領してもらっておればいいという内容だった(属国主義・・・日本はアメリカの属国になろう)
・天皇陛下の沖縄に関するメッセージで、米軍が長期間沖縄を米軍基地として占領してて欲しいとの意向を示した。
・1950年になっても天皇陛下は、鳩山、重光、石橋らによる沖縄返還要求を阻止した。
・1950年5月に、吉田茂は、池田勇人をアメリカに特使として派遣し、サンフランシスコ講和条約を結ぶなら、米軍は日本から出ていかないで欲しいと申し入れ、国務省、ペンタゴンに伝えられた。S22,25年段階で、日本の指導者たちは本当の独立をする考えはもっていなかった。
ロバートマーフィ駐日大使「日本の政治家たちは自主防衛するつもりはまったくない、吉田はアメリカをなだめるために警察予備隊をつくったが、本気でやっているわけでない、今の日本人が考えていることは貿易で金儲けをしたいことしかない」
次のジョンアリソン駐日大使「日本人には抽象的な善か悪か、善悪もしくは正しいか、間違っているかを考えることに興味はない。すべて状況に合わせて言論を変える。日本人が本音で考えていることは自由世界の一員になりたいという政治イデオロギーとは別のことで、どうしたら現在の状況を利用して日本が自分たちの利益を増大できるかということだけだ」
マッカーサー「敗戦後の日本人ほど徹底的に屈服した国民は歴史上他に例がない、日本人の信念は根こそぎ崩れ去ったのだ」
白洲次郎「占領下の日本の紳士たちはパンパン以下だった」
キッシンジャ「コラボゼーショニズムをやるのは、短期的には経費の節約になるが、コラボゼーショニズムを続ける国はリモラライズ(無気力)になる。
ドゴール「自分の国を自分で護る責任を果たさない国は独立国として存在する理由がない。」
ガバン・マコーマック「サンフランシスコ講和条約(1951年9月8日)以降の日本は実質的な外交と防衛を行うことのできないアメリカの信託統治国である。アメリカによる日本の占領は21世紀になっても終わっていない。アメリカは日本に対して、日本がやるべきことはあれだ、これだと指図してきた。しかし、このような日本に対する主権の侵害に対して侮辱だと腹を立てる日本人はほとんどいない。日本人はアメリカに対して喜んで属国の役割をつとめている。日本人は排外的なナショナリズムをふりかざすが、実際はアメリカの国益に一体化し、アメリカに奉仕して生きている。日本の政府高官の忠誠心は、基本的に日本ではなく、アメリカ政府に向けられている。日本は形式的には独立した主権国家であるが、実際には自国の利益よりも他国の利益を優先する隷属国の状態を選択してきた。日本はアメリカに従属すべきだと主張する人たちが日本国内でナショナリストを演じているという倒錯現象がある。アメリカ政府の日本担当官は日本人を軽蔑している。彼らジャパンハンド日本担当官は、日本人とは無条件でアメリカに服従する人たちである。しかも、日本人の側から進んでアメリカに服従を申し出ている存在である。敗戦後の日本は日本の対米隷属性を評価するために仕事をしてきた。」
村田良平「日本の外務省官僚はアメリカに洗脳されており、しかも、自分たちが洗脳されていることを意識していない。」
➂日米同盟の本質はこれだ。
・二重の封じ込め
アメリカが日本を永遠に占領して、日本が二度と独立できない状態にしておく。封じ込められた日本を下部組織とし利用して共産国ソ連、中国を封じ込める。
・罠にかけるための同盟
日米同盟は、日本を守ってあげているから、自主防衛しなくてもいい、軍事政策でも経済政策でも歴史の解釈でも海外に対する補助金の分配にしても全部アメリカのいうとおりにしなさい。気がついてみたら日本は二度と独立した外交政策、経済政策を実行する能力を剥奪されていて、雁字搦めになり、アメリカのいうことを聞くしかない状態にされていた。
ブレジンスキー「日本の自衛隊は独立国の軍隊ではない、東アジア地域におけるアメリカ軍の延長道具にすぎない。」
インド外務省の高官「我々はアメリカとは同盟関係には入りたくない、アメリカが同盟関係をつくると、他の国との平等な同盟関係をつくるのではなく、その同盟関係に入った国を独立できないように外交政策と軍事政策を変えていくやり方をする、要するに、アメリカと同盟関係に入った国は、最終的にみんなアメリカに対する従属国になってしまう。インドはアメリカの同盟国になることによって、日本のような惨めな状態に置かれたくない」さすがに、インドはイギリス人に何百年もひどい目に合わされたから、アングロサクソン国の同盟国、友好国になるとどういうことになるか知り尽くしているから同盟国になりたがらない。
④戦術核兵器が日本を滅亡する状態に追い込む要素になる。
・ウクライナ戦争の結果から(他国に優越したアメリカの通常戦力<数百発の戦術核を持った国の戦力)の関係に気づいた中国、インド、北朝鮮は、戦略核兵器のICBM、SLBMよりも戦術核兵器の増産に力を入れるようになった。ランド研究所のレポートの分析結果も戦術核使用の優位性を裏付けている。
日米同盟の空洞化が露呈した。
・隣国と戦争になった場合、アメリカは日本を助けず、日本に不利な停戦交渉に持ち込み終結させる可能性が大である。
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