先週、2泊3日で山形方面の山を制覇(ちょっと大バアーかな)訪れました。
天候に恵まれ楽しい登山が出来ました。先ず訪れたのは羽黒山。関東から車で東北に入りました。羽黒にある五重塔(国宝)を目指しました。杉並木の階段を下り進むと先ず須賀の滝が見えてきます。水の音、白いしぶきが涼しげです。修行姿の行者も良く見かけました。そして杉木立の中に五重塔は見えました。写真では雪に覆われた塔を見てなんて神秘的だろうと感動しましたが、まさに目の辺りで見上げてその重厚な、白木の木造建築の重みを実感しました。ちょっと離れて、杉の木に隠れるように建つ塔も奥深い存在感で、良かったです。
この近くに樹齢1000年にもなる、木の周囲10mの爺杉がそびえ立っています。杉木立の一番の守り神です。
さらに奥に進むと赤い立派な神殿が目に入ります。
この建物は羽黒山、月山、湯殿山の三神合祭殿で行者の修験道として今でも信仰を集め、多くの人々が白い修業姿でお参りしているようです。
私も三神殿をお賽銭を入れてお参りしてきました。お守りくださいあたま3回下げ神頼みです。
神殿の欄間が白い彫り物で、赤と白の調和があでやかあり、清楚な感じがしました。
神殿に夕日が差し込み、なんか心和む参拝が出来ました。
そして今夜の宿、大進坊に到着。夕食は精進料理でこれまたおいしかったです。宿の手厚いおもてなしを受け、みなさんに感謝です。いよいよ明日は本番”月山”です。