【ぼくとじいちゃんNo6】

どうもこんにちは、この間、笑ってはいけない場面でどうしようもなく
大爆笑してしまいそうになり、眉間をつねって耐えていたら、
眉間にへんな内出血ができてしまいました・・・
不安な体の持ち主。。。COBAです

さて今回も【ぼくとじいちゃん】です。
前回はおじいさんが失踪してしまい、必死になって家を飛び出した所でしたね。（No5）参照


家からじいちゃんが歩きそうな道をしらみつぶしにダッシュして行くこと小一時間、
これは完全に何かあった、と思い若干半泣きでダッシュしていると、
見慣れた姿が前から杖を左右に振り回しながら歩いて来るではありませんか！

C「みつけたぁー！」と大声をあげ、近づいていくと、
じいちゃん（以後G）「ナンやお前？そんな急いでなんかあったんか？」

ほっと胸をなでおろして、
C「何にもないよ散歩してたらじいちゃんみかけただけや」

ここで探してたなんて言うてしまうと、姉と母とで決めたルールに反してしまうので、しかたなく・・・

G「そうかほなワシャ帰るわ」
C「ほな僕も帰るわ」

と一緒に帰る事に。

よくよく話を聞いてみると、どうやら髪の毛が伸びてきたのが嫌らしく、一人で家の近所にある散髪屋に行ってたみたいです。
（ちなみに僕は美容師なのでじいちゃんが頭を触らせてくれません・・・）

家でじっとしている事が嫌になり、憂さ晴らしに散髪に出た様な感じでした。
あまりうろうろされても心配なんですが・・・
まぁ車も通れない路地しか通っていないみたいなのでまだ安心です。

一緒に帰る帰り道は行きと違い、とてもゆっくりとしたペースで歩き、たまに休憩し、
あんなにゆっくり道歩いたのはかなり久しぶりでした。
そこでじいちゃんが立ち止まりながらまた杖を左右にふりまわしてる！
こらアカンと思い、

C「杖そんな振ってどないしたん？」と聞くと
J「タバコをちょっとな・・・」

そう！よくよく見てみると、じいちゃん道にポイ捨てしてあるタバコを杖の先で全てはしに寄せたり、排水溝に落としたり・・・

C「なんでそんな事すんの？」と聞くと、
じいちゃんは仕方が無いなって感じに、

J「せやから最近の若い奴はあかんねや」
　「見て解らんか？わし掃除しとんのや。若いときによー捨てとったからな」

あぁ・・・（掃除にはなっていないのですが、じいちゃん上機嫌なのでOK）

それから二人で掃除しながら家へとぼとぼ歩いて帰りました。

幸せな時間に感謝です。