✿ オニバス
スイレン科、 別名:ミズブキ(水 蕗)、 開花期:8月~9月、 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
スイレン科の一年生植物、浮水性の水草で8月~9月頃巨大な葉を水面に広げる。
ハスと名が付くが分類上はハス科ではなくスイレン科に属します。
葉の表裏に生える刺は堅く鋭い、葉の表面には不規則なシワが入っております。
葉が水面より高く出る事はなく、地下茎(レンコン)もない。
円形葉の大きさは直径30cm~2m程で、富山県氷見市では1911年に、直径267cmの葉が見つかっています。
花は水中に咲く閉鎖花、8~9月頃紫色の花(解放花)を咲かせる。
種は全てが翌年に発芽するとは限らず、数年から数十年休眠してから咲く事もあります。
✿ ヒ シ
ミソハギ科で池や沼に生育し葉が水面に浮く、浮葉植物で種子は食用になる。
葉は互生で茎の先端に集まって付き、三角状の菱形で水面に放射状に広がる。
上部の葉縁に三角状のギザギザがあり葉柄の中央部は膨らみがあり、内部がスポンジ状の浮きになる。
完全な浮草ではなく長い茎が池の底に続いています。
花は両生花で、7月~10月にかけて葉の脇から伸びた花柄が水面に顔を出して、
1cmほどの小さくて白い花が咲く。
今でも栽培してるか分かりませんが、ハンギー(タライ船)に乗って収穫しヒシの実を売っていましたね~。
その時の掛け声が「ひしやんよー」(訳 ひしいりませんかー)
※パソコンで調べたら福岡県や佐賀県(神崎市)では今でも栽培をやっているそうです。
✿ ハ ス
ハス科、 開花期:7月~9月、多年生水生植物、
ハスの花は短命で、花が咲き始めてから3~4日で散ってしまいます。
午前中に咲いた花は午後には閉じてしまいます。
満開の花を鑑賞するには、開花の2日目の朝7時~9時頃がお薦めだそうです。
地下茎はレンコンと呼び野菜として食用されます。
ハスの実を包んでいる花托はスポンジのように簡単に敗れ、柔らかな皮の中に白いハスの実が入っています。
この実も子供の頃に取って食べていました、今では懐かしい思い出ですね。
※ ハスの実