2012-03-31 06:08:35

揺れている。結構長く揺れている。だいじょうぶ、だいじょうぶって言い聞かせ蒲団の中で横になったまま　まま



起きる。電気をつける。

っかしいなあ。部屋の様子が……

まだ起きていない
夢から覚めていない

ねるねるおきる三四回くりかえし後ループから抜け出しましたようやっと

地震速報チェックする。震度は記録されていない。あれだけ揺れたはずなのに。

起きても起きても夢の中
つづいているの幽体はわたしに戻ってきたくない？


地震が起こる前は食堂にいた。天津丼を注文しズボンを下げてリラックス。
「天津丼お待ち！」の声に立ち上がりゆるゆるパンツを上げてベルトを。

仕事中は着ているものを全部脱ぎバスタオルを腰に巻き巻きルーティング。

弛んでるわたしを幻震が揺さぶり起こした土曜日の朝。

012：眉（珠弾）

目と眉のあたりが阪神ファンですね笑った顔がパパにそっくり

第42回高松宮記念

ネコパンチで勝っていなけりゃ本日はゴロゴロニャンの休養日。

短距離戦は不得手なので出来るなら賭けずにすませたいの心。

でも昨日単勝万馬券とったからにゃあ。

スキップで中山。

安田隆厩舎四頭出しの高松宮記念。

五連勝中のロードカナロア。過去戦VTRを見るかぎり、右回りの千二なら磐石。未経験の左回りの中京に一抹の不安も軸馬。単勝は手控える。相変わらず可愛いグランプリエンゼルを対抗に同厩カレンチャンを三着付けにする馬券。




ラヴが足りなかったなあ。
昨秋のスプリンターズＳが決着した瞬間もそう思ったが今回も。

ごめんよ、カレンチャン。

第60回日経賞

パドックを見てネコパンチ



競馬場に着いたのは三時過ぎ。門をくぐった時に過る言の葉

テンジンショウグン


日経賞からの連想ではあろうが、 レースの行く末を想いながら歩いていたわけではない。歩行に徹していた。交互に足を出す。前を見据えて。

昨夜、給料を引き落として思いわずらうことのない週末。
無心だった。勝ってやろうの気概もなにも。

同日施行の毎日杯も買おうと思っていたが、新聞を見ているうちに発売は締め切られた。 ああ、そう。

無心だった。

一見して、柔らかさを感じたニューイングランド産駒のネコパンチを軸に日経賞。
ネコパンチの複勝を買ったつもりだったが、発行された馬券は単勝。
おいおい。ルーラーシップがいるんだぞ。トーセンラー，ウインバリアシオンの強者も。
窓口に戻って買い直そうかと思ったがこれも一興と馬券をしまう。


前走、ダイヤモンドSを逃げ切ったケイアイドウソジンを制してネコパンチ。重馬場の2500メートルを颯爽。埒沿いををゆく逃げ馬と後続との差は次第に離れーーーーー


叫んだ。

江田！ 頼む、行け！
そのまま、そのままあ！

いやあ、気持ちよかった。

生きているって素晴らしい。


調子に乗って最終レース。もはや無心ではなくなった私が買った馬券がどうなったかは記すまでもない。

011：揃（珠弾）

砲口は揃ってバックスクリーンめがけて放つ猛虎連弾