一ヶ月が過ぎて、ますます収束の方向が見えない福島原発。福島の人達の苛立ちが日増しに高まっているようです。
水の出ない避難所で暮らす人達の顔は日増しに疲労の色が濃くなっています。
報道を見るたびに心が痛みます。
復興構想会議の面々がNHKの番組で話しています。
被災地の知事や市長や町長も出ています。
現地でわが身も被災して県民と共にあるトップの方たちとそうでない人との温度差が明白に伝わってきます。
だからこそ、知ることが大切なのだと思いました。
いい知恵を持っている人が沢山いるのだから、それを実行に移すリーダーシップはやはり必要なのだと思えてきます。
頭を下げるよりも、叡智を実行に移す政策が被災地の人にも国民にも明確に見えなくてはならないと強く感じます。
復興のためとはっきり銘打っての税金なら、国民は協力はおしまないのではないでしょうか?納得できるような方法を、考えてください。
義捐金も、有意義に活用してほしいものです。
復旧復興のために、一番性急にしなくてはならないものに使ってほしい。
瓦礫の山や陸に上がった船、ゴーストタウンや逃げ惑う牛、収入にならないけれど、乳を搾り、えさをやることをかかせない酪農家、それらが映し出されるたび、心が痛むのはきっと皆同じではないでしょうか・・・