恐ろしい映画。
今回は予告編に騙さ…、でなくこれだけ内容の濃い映画を予告編だけで説明してなおかつお客が映画を観たいと思わせるおどろおどろしい作りには脱帽しました。
映画:ボビーは観ていないのですが、ボビーが好きな人だったら楽しめる映画かと思います。
誰だって思っていることでしょうけど、
「ブッシュが死ねば世界は平和になるのに…」
と思っていることをそのまま映像にして映画館で上映するというのは凄い男気を感じた。やっぱ、イギリス人の監督ってどうかしていると思う。
気にいらない奴はすべて死んでしまえばいいというのは成熟した大人の考えることではないでしょ?
どんなクソったれ野郎にも家族はいるのです。殴られたから殴り返すというのは動物と同じです。人間というのは良心がある生き物なのだから我慢することが大事だと思うのですけどね。
いま世界で起こっているすべての諸悪の根源は、
客の動因が期待できない某邦画の宣伝担当がツンデレ女優に猿芝居をさせたがためにツンデレ女優の将来を棒に振ることになろうとは気づかなかった某邦画の宣伝担当のせいだとお(日本国愛国者法検閲により削除)
MMR(マガジン・ミステリー・何とか)のキバヤシだったら、
「この映画は真実だ!!」
と断言して単行本一冊ぶんくらいは引っ張って、
「すべてはチェイニーの陰謀だった!!」
というオチになるでしょうけど、若い人にはわからないネタかもしれませんね。
この擬似ドキュメンタリーの優れているところは、ブッシュとチェイニー以外の登場人物はすべて無名の役者が演じているということで、
FBIの分析官や、SPの人たちのインタビュー映像がワールドビジネスサテライトに登場する科学者が素人のように、たまに噛みながら思い出すように喋っているので役者が喋っているようには聞こえずに本物が喋っているように見えるとこです。
日本では「ドキュドラマ」とかゆージャンルがあるようだが、その手の作品は芝居が下手で見れたものではない。FBIの分析官の役に人などは役者なのに
「ぼくはこの事件の異常性にがっかりして退職したんだ…」
と語るシーンも演技だということに気がつかなかったくらい迫真の演技でした。
「終盤で米国愛国者法の改修案が議会で可決された…」
と流れるテロップも不気味。
劇中では真犯人とされる犯人が逮捕されるのかと思いきや…、多くは語らないが「偏見」というのがどれだけ恐ろしいかを実感できます。日本でも似たような法案が可決されているから他人事ではないのでしょうけど。
よく映画を観る人だったら、
「米国愛国者法って怖い法案なんだなぁ」
と思ってしまうかもしれませんね。中盤が少しダレるけど、
「ブッシュが死んで、チェイニーが大統領になったらもっと怖くなる」
と実感できる映画。劇場で観る価値はアリですが観たら鬱になるでしょうね。
今回は予告編に騙さ…、でなくこれだけ内容の濃い映画を予告編だけで説明してなおかつお客が映画を観たいと思わせるおどろおどろしい作りには脱帽しました。
映画:ボビーは観ていないのですが、ボビーが好きな人だったら楽しめる映画かと思います。
誰だって思っていることでしょうけど、
「ブッシュが死ねば世界は平和になるのに…」
と思っていることをそのまま映像にして映画館で上映するというのは凄い男気を感じた。やっぱ、イギリス人の監督ってどうかしていると思う。
気にいらない奴はすべて死んでしまえばいいというのは成熟した大人の考えることではないでしょ?
どんなクソったれ野郎にも家族はいるのです。殴られたから殴り返すというのは動物と同じです。人間というのは良心がある生き物なのだから我慢することが大事だと思うのですけどね。
いま世界で起こっているすべての諸悪の根源は、
客の動因が期待できない某邦画の宣伝担当がツンデレ女優に猿芝居をさせたがためにツンデレ女優の将来を棒に振ることになろうとは気づかなかった某邦画の宣伝担当のせいだとお(日本国愛国者法検閲により削除)
MMR(マガジン・ミステリー・何とか)のキバヤシだったら、
「この映画は真実だ!!」
と断言して単行本一冊ぶんくらいは引っ張って、
「すべてはチェイニーの陰謀だった!!」
というオチになるでしょうけど、若い人にはわからないネタかもしれませんね。
この擬似ドキュメンタリーの優れているところは、ブッシュとチェイニー以外の登場人物はすべて無名の役者が演じているということで、
FBIの分析官や、SPの人たちのインタビュー映像がワールドビジネスサテライトに登場する科学者が素人のように、たまに噛みながら思い出すように喋っているので役者が喋っているようには聞こえずに本物が喋っているように見えるとこです。
日本では「ドキュドラマ」とかゆージャンルがあるようだが、その手の作品は芝居が下手で見れたものではない。FBIの分析官の役に人などは役者なのに
「ぼくはこの事件の異常性にがっかりして退職したんだ…」
と語るシーンも演技だということに気がつかなかったくらい迫真の演技でした。
「終盤で米国愛国者法の改修案が議会で可決された…」
と流れるテロップも不気味。
劇中では真犯人とされる犯人が逮捕されるのかと思いきや…、多くは語らないが「偏見」というのがどれだけ恐ろしいかを実感できます。日本でも似たような法案が可決されているから他人事ではないのでしょうけど。
よく映画を観る人だったら、
「米国愛国者法って怖い法案なんだなぁ」
と思ってしまうかもしれませんね。中盤が少しダレるけど、
「ブッシュが死んで、チェイニーが大統領になったらもっと怖くなる」
と実感できる映画。劇場で観る価値はアリですが観たら鬱になるでしょうね。