久しぶりに「VIRON 丸の内」へ

撮る雰囲気じゃなかったから、撮れなかったけど

久しぶりに「VIRON」に行きました。

 

このお店、なんか行ったときはいつも美味しさをじっくり味わえない状況のことが多かったけど

今日もそんな感じだった。

でもそれでも美味しいんだよな、パンも料理も

 

なんか温かいフランスパンが出てくるけど、日本のパン屋さんのフランスパンっていう感じじゃなくて

フォションってあるじゃないですか。

そこのフランスのなんとかっていう小麦を使ったフランスパンが売ってるんだけど

それに近い味なんだよな…。

もしかしたら、ここのパンもそんな感じでもしかしたら今は冷凍技術が高いから

フランスで作ったパンを冷凍して日本に輸出しているのかな

そんなことを感じさせるような美味しさなんですよ。

 

で、私が今日頼んだのは「イベリコ豚のソテー」です。

なんでこれにしたかというと、私はイベリコ豚に会いたいからなんです。

でもなかなかイベリコ豚に会えない。

イベリコ豚という名前の豚は、あっちこっちで見かけるけど

イベリコ豚のお肉を食べてみると、イベリコ豚じゃない。

いや、確かにイベリコで生まれて育てられてた豚かもしれないけど

でもイベリコ豚ってドングリの味がするんですよ。

以前、ミュンヘンでイベリコ豚が出てきたときに一緒にいたイタリア人が

「この豚がドングリの風味と味があるのは、ドングリを食べさせて飼育してるからなんだよ」って

教えてくれました。

へえ～！肉が香ばしくておいしいなあ～！！

ってその時には驚いてたんだけど、

その後、日本でも高島屋のお取り寄せをやってたことがあったので、

試しに注文してみたらミュンヘンで食べた、あのドングリ味だったんですよ。

 

だから、今後日本でも気軽に食べられると思ってたんだけど、もうあれから10年位経つよな・・・。

高島屋のお取り寄せもやらなくなっちゃったみたいだし、

あっちこっちの「イベリコ豚」は全くドングリのドの字もないしな

 

個人のお店でやってるネットのお肉屋さんにイチかバチかで注文してみたら・・・。

 

どこが「イベリコ豚」なんだよ！

これ、羊肉みたいな味にしか感じられないんだけど、この臭みはなんなんだ～！！

なんにも知らない消費者だと思って舐めてかかってんな、コノヤロー！！

 

そんな感じ。

話は反れてしまったが、今日の「イベリコ豚」もきっと祖先がイベリコ生まれなのかしら？っていう豚肉だった。

でも肉質(特に脂身)も焼き方も良かったので、普通のレベルの高い豚肉ということでは美味しかったです。

まあね、世界中にイベリコ豚を輸出できるほどスペイン国内で餌になるドングリも落ちてないだろうしね。

 

でも一人で来てたら、「本日のスープ」とか「生ハム」とかも頼みたかったな・・・。

あ、それからワインも飲みたかったな。

そんなにひとりで食べられないか・・・。