しばらくぶりの更新。このところチェロはおさぼり気味だが、音楽の勉強は(必要に迫られて)頑張っていた。今年度は大阪芸大の通信教育で10単位、放送大学の「音楽理論の基礎」と「アーツマネジメント」で4単位、一年間で計14単位取得予定だ。予定通りに単位が取れればひとまずパートタイム音大生活も一区切りになる。
和声法は色々な大学で受講したり、個人的に先生について「芸大和声(和声1)」の赤本をやったりしたが、とにかく難しくて難しくて、覚えることも多いし頭がパニックになってしまい、興味のあった楽譜のアナリーゼまでいかず、赤本の属九の和音のところで挫折してしまっていた。
でも、一番興味のある近親転調や借用和音が勉強したくて見つけたのが大阪芸大(通信教育)の和声法の講座だ。通信教育だが、スクーリングがあり、和声法1で属七の転回形まで、和声法2で近親転調や借用和音を学ぶ。スクーリングはそれぞれ6日間。
普通の音大で1年間かけて習うことを6日で習うので相当キツイが、この6日間でかなり成果はあったように思う。
まず、芸大和声の本では嫌になってしまった私だが、大阪芸大ではオリジナルのプリントの教科書を用意してくれており、これがとても分かりやすかった。
それぞれのところで、実際の譜面でのベートーベンの使用例などが出てくるので、興味をひかれる。また、先生の講義も分かりやすく、私は先生に言われる通り、全て階名で(ハ長調かハ短調に直して)解くようになってから、第七音が二度下降とか、導音が主音に行くとかそういうことを間違えなくなった。全て階名で解くようになってから、驚く程理解が深まり、チェロやピアノの曲も階名に直せば何の和音が使われているのか、分かるようになり先生にはとても感謝している。
夏に和声法1を学び、冬は和声法の2を勉強中だ。和声法2で借用和音や非和声音について学び、一つ分かったのは、「要するに、臨時記号がついていたら、他の調の音を使っている、など違う和音なのだな」という当たり前のことだ。ベートーベンや、モーツァルト、ショパンなど作曲家によって、非和声音の使い方の癖とか、よく使うパターンなどが分かり、とても面白かった。音楽の美しさは、非和声音と借用和音で作られているのではないかと思うようになった。私はバッハの繋留音やベートーベンの借用和音が好き
和声で挫折していた私でも、何とかソプラノ課題もできるようになったので、大阪芸大の和声の講座は受講してとても良かったなと思っている。
テストは難しかったけど・・
和声法は色々な大学で受講したり、個人的に先生について「芸大和声(和声1)」の赤本をやったりしたが、とにかく難しくて難しくて、覚えることも多いし頭がパニックになってしまい、興味のあった楽譜のアナリーゼまでいかず、赤本の属九の和音のところで挫折してしまっていた。
でも、一番興味のある近親転調や借用和音が勉強したくて見つけたのが大阪芸大(通信教育)の和声法の講座だ。通信教育だが、スクーリングがあり、和声法1で属七の転回形まで、和声法2で近親転調や借用和音を学ぶ。スクーリングはそれぞれ6日間。
普通の音大で1年間かけて習うことを6日で習うので相当キツイが、この6日間でかなり成果はあったように思う。
まず、芸大和声の本では嫌になってしまった私だが、大阪芸大ではオリジナルのプリントの教科書を用意してくれており、これがとても分かりやすかった。
それぞれのところで、実際の譜面でのベートーベンの使用例などが出てくるので、興味をひかれる。また、先生の講義も分かりやすく、私は先生に言われる通り、全て階名で(ハ長調かハ短調に直して)解くようになってから、第七音が二度下降とか、導音が主音に行くとかそういうことを間違えなくなった。全て階名で解くようになってから、驚く程理解が深まり、チェロやピアノの曲も階名に直せば何の和音が使われているのか、分かるようになり先生にはとても感謝している。
夏に和声法1を学び、冬は和声法の2を勉強中だ。和声法2で借用和音や非和声音について学び、一つ分かったのは、「要するに、臨時記号がついていたら、他の調の音を使っている、など違う和音なのだな」という当たり前のことだ。ベートーベンや、モーツァルト、ショパンなど作曲家によって、非和声音の使い方の癖とか、よく使うパターンなどが分かり、とても面白かった。音楽の美しさは、非和声音と借用和音で作られているのではないかと思うようになった。私はバッハの繋留音やベートーベンの借用和音が好き
和声で挫折していた私でも、何とかソプラノ課題もできるようになったので、大阪芸大の和声の講座は受講してとても良かったなと思っている。
テストは難しかったけど・・