ミヤマベニイグチ？

ミヤマベニイグチ　Boletellus obscurecoccineus (v. Höhn.) Sing

斜面にとっても小さくて綺麗な赤紫色のキノコ。
傘の大きさ訳3㎝程度だろうか、ベニイグチにしては茎も細くなんだか違う。

茎は細いけど下部に白い菌糸がはりめぐされ、上部は赤い。

ミヤマベニイグチの特徴は、傘のざらざら感、ややひび割れている模様だが、
写真ではひび割れてはいるが、あまりザラザラはしていない。

とりあえず、一番近いのでミヤマベニイグチとした。

食毒不明

オニイグチモドキ

オニイグチモドキ　Strobilomyces confusus

ポツポツと一本ずつ生えていて、見つけるとなぜかギョッとする。
真っ黒な毛に覆われていて、管孔は灰色から黒。
傷つけると、薄い赤色から黒に変色する。

このキノコ、見た目がそれぞれ違うと思うのは私だけ？









傘も管孔も真っ黒なのから、白っぽいものの2種類を私は良く見るが、
どっちもオニイグチモドキだと思ってる。

オニイグチにそっくりで、何が違うのかよくわからない。
見分けるのは胞子の形ではっきりするらしい。
オニイグチのほうが、傘のササクレが小さく硬い、松脂の香りがする。

オニイグチモドキもオニイグチも食菌で似た毒キノコはない。
食べるのに勇気がいるが、食べてしまえばなんてことない。
茹でるとモサモサした毛の触感がなくなってヌルッとして柔らかくなり、なんの抵抗もない。
味噌汁やキノコ汁に合うけど、味、香り供に薄いように思う。