昨日は家族で山のほうの公園へ。
明日、ゲッチョ先生こと盛口満先生の地衣類のお話を聞くため、少しでも身近な地衣類を見つけていくぞ!と意気込んで行くが、健脚な次男を追いながら探すのはなかなか難しかった‥!
いくつかこれかな?というものをスマホで撮る。家に帰って、図書館で借りた図鑑で調べてみた。
ヒメジョウゴゴケ、かな。
モジゴケの仲間かな。
うーん、ツブダイダイゴケ‥みたいな??違うかなー
たくさんついているが‥
右側のこれは‥ウメノキゴケの一種?
図鑑を見ると同じような種類が本当に多く、裂片の裏や、シリアがあるかどうかとか、確認しなければわからないことがわかった。
この真ん中にあるのはハイイロサネゴケ??違うかなぁ。
その下や左のこれは、コフキメダルチイ‥かな‥?
左下のこれは、モジゴケの一種?
それからそれから、
こーんな水辺の岩にこびりついている模様も地衣類?
黒いところが地衣類なのか、白いところが地衣類なのか、はたまた両方なのか‥
このへんも‥
このへんも‥
鬱蒼としたところにある遊具のこのへんも‥
このへんも怪しい。
とにかく地衣類だということはだいたいわかるが、名前を調べようとすると本当に難しい。。
それに、今回、図鑑をよくみていたら、今までキノコかな?とか変形菌かな?とか思っていたものが掲載されていたり。地衣類だったのかー!
菌類ではあるから、キノコといえばキノコか。
そして今日、ゲッチョ先生のzoom講義を聞くことができて、感無量‥。楽しいひとときでした。今まで講演など見に行きたい気持ちはあったけど、子どもも小さく、虫好きなころは小さすぎて遠出するのは難しいし、やっと少し大きくなって一緒に見れるかなぁと思ったころには生き物への興味が薄れ、さらに、パパに預けて私だけたまには見に行かせてもらってもいいかな?という頃になったが、コロナで。
今回、ネットで講演などを聞くのは3回目。発達に関する勉強会、ライブ朗読会の動画配信、そして今回。
ある意味、コロナ禍だからこそ参加できたのかも‥。
でもやっぱり、一番参加したいのは、観察会かなぁ。自分で探しても限度があるものを直接教えてもらいたいと思う。また冬虫夏草の観察会も、参加したい~!
それに。今回、ゲッチョ先生の『となりの地衣類』を読み返して、さらにzoomでお話を聞いて、「共生」という言葉が地衣類からきていることを知った。つまり、菌類と藻類の共生体で、当初は寄生する・される関係と思われていたものが、共に利益のあるウィンウィンの関係であることがわかり、それを「共生」ということにしたと。でも、栄養が多い状態になったりしてお互いに必要としなくなると、単独で抜けて行くこともあるとか。面白い生き物だと思った。それから、地衣類に限らずさまざまな生き物の、寄生~共生とかの関係も、実はそれほど境がなくて、最初は寄生だったものが逆に利用されたり、自然の中で常に相互に関係を再構築している、食物連鎖とは別の関係性があるというようなことを、たしか会の主宰の山本先生がおっしゃっていて、なるほどなぁと思った。