スジグロシロチョウの求愛拒否

連休中、梅雨の合間に、家族で近くの山のほうの公園へ。

湧水の小川で次男が遊んでいると、スジグロシロチョウがヒラヒラ3匹飛んでいるのが見えた。

よく見ると、そのうちの一匹の様子が変だ。他の２匹が近づくと、地面に伏せて、というか、背中を地面につけているから寝ころがる感じで腹を上げている。

右上に一匹、求愛するオス(ぶれている)、左下に一匹、求愛拒否するメス

もしかして？と調べると、オスの求愛を拒否しているメスなんだそうだ。特に既に交尾が済んでいる場合、行われる行動らしい。

先日読んだ、宮竹貴久「したがるオスと嫌がるメスの生物学」、衝撃的(？)なタイトルでついつい図書館で手にとってしまい、借りて(ちょっと恥ずかしかったが)読んだが、とても面白かった。より多くの精子をばら蒔きたいオスと、より質のよい精子を選びたいメス。この時、オスとメスで繁殖戦略が違ってしまうという「性的対立」と「対抗進化」の話だった。

このスジグロシロチョウのオスが何を基準に争っているのか、またメスが何を基準にオスを選んでいるのかわからないが、メスは地面にへばりついて拒否しているように見えて、実は下から眺めながら先ほど交尾した相手と比べてしたたかに厳選し、よりよい相手がいれば対応しようとしているのかもしれないなと思った。昆虫の世界に貞節の観念があるわけではない。

キンカンの密

土曜日、庭に出たら、キンカンの木にまた大きめのカタツムリが。

カタツムリの図鑑を図書館に返却してしまって名前はわからないが、まだ貝の口が巻いてないので幼体かな？

葉にはオオスカシバや、蜂の仲間？やコガネムシの仲間など、いろいろな種類の虫が蜜を求めてやってきている。

いま「蜜」を変換したら「密」が第一候補に。最近何気なく「密」の字を多く使用しているらしい。

金柑の木は、蜜を求める虫で密になっていた、ということで。

ナミじゃないテントウムシと、いろいろ

日曜日、久々の日照の中、お庭のアサガオにはキイロテントウが、スイカの葉にはオオニジュウヤホシテントウ(か何かのマダラテントウ類)がいた。

害虫だけど💦

小さなカタツムリもあちこちに。

小さすぎてうまく撮れない。

蝉も鳴き出した。

クマゼミとアブラゼミ、ツクツクボウシも。

今日もお庭に変形菌

今日も雨続きの空だが、こんな日はやっぱり庭の木切れに変形菌が子実体を作っていた。

先日と同じ、ウツボホコリかな。

よく見るとヤスデもいる。

近くにキセルガイもいた。

梅雨もあと1週間ぐらいか。

山の公園で変形菌探し

昨日は絶好の雨上がりの変形菌探し日和。色んなやらなきゃいけないことを後回しにし、山の方の公園へ！

久々の完全防備(長袖長ズボン帽子タオル首に巻き背中にリュック)。ブンブン唸るスズメバチを避けるようによくいる辺りへズンズン行くと‥

やっぱりいたーーー！！

幾つかの朽ち木を包み込むように広がる黄色い変形体。１メートル四方ぐらいに積んである朽ち木のあちこちにグワーっと広がっていた。

一部は子実体に。

イタモジホコリ‥かな？

別の場所にはツノホコリの仲間？の子実体がモクモク出来ていた。

変形菌は以上。

変形菌もどき？これはビョウタケとかチャワンタケとかの仲間🍄かな？

こちらはマメホコリ？とも思ったけれど、何かの卵かも？触るとしっとりしていて柔らかいので、BB弾ではなさそう。


冬虫夏草も見つけたいのだが‥いないのか探せないのか、見つからない(泣)

これはソウメンタケとかホウキタケとかの仲間かなー‥

褐色で枝分かれしたものも。

昨年は冬虫夏草の観察会に初めて参加して、初めて冬虫夏草を探すことができたが、今年はこのご時世、行けそうな場所では観察会を見つけられなかった。やはり自分で見つけるには限界がある。