murokenの「なんだかなぁ~!」

まあ、なんやかやと、グダグダと

タヌキでキツネにつままれる!?

2008-03-18 00:38:35 | 釣り
昨日の日曜は、高一の長男と一緒に釣りに行ってきた。
場所は伊万里湾で福島からの渡船を使ってきた。伊万里湾はチヌの魚影濃いところだと思っているのだが、今年はまだ出足が遅いらしく先週の土曜に出撃した釣友からは、まだまだとの情報を得ていたので最後まで九十九島と迷っていたのだ。
船長に電話して聞いてみると、チヌ・メイタもこのところ喰いだしたとの事で伊万里湾に決定。朝5:30にまずは一便の湾内組の船に乗る。
息子は小学生の頃はよく波止などに釣りに連れて行っていた物の、中学になると部活が忙しく、一緒に釣りには行けなかった。だけど父ちゃんとしては息子がまだ子供のウチに渡船に乗って釣りに行きたいとの願望があったのだ。高校になり部活もしていない息子。なんがなし会話も散発的になりがちだし、春休みが明けるとすぐにテストもあるしで、ここいらが一番のタイミングでしょう!と言うことで誘いをかけてみると一発で乗ってきたのだ。父ちゃんはうれしかった。



さて港から5分も走ると船は最初の磯に着ける。『2人乗れるバイ』と、船長。自分としてはどこでも良いのだが、息子のためにもう少し船に乗ることにする。さらに1~2分程で次の磯に着いてここで、息子と2人で瀬上がり。
伊万里湾の特徴として、丸い小島がいくつもぽっかり浮かんでいて、そこには松の木が生えている。足場は砂岩で滑ることは無く、平たいので楽なのだが、いかんせん砂岩なので座ればおしりに砂が着いて汚れるし、道具類も砂まみれになる。
しかし、伊万里湾に点々と浮かぶ小島群を眺めながらの波穏やかな内海釣りは、チヌ釣りステージとしては最高のものだと思う。

くだらない説明をしているウチに、夜も明け釣りを開始。早々に、かわいいメバルが竿を曲げる。大体、私のジンクスとして最初に元気なメバルが釣れると、まもなくメイタ・・・チヌとスケールアップしていくのだが、昨日はメバルからコノシロに変身してしまった。次ぎに出てきたのはサヨリであった。
ただ、コノシロは足の裏位、サヨリは40cm位はあるので釣って楽しいので息子にはそのまま釣らせてお土産確保に入る。



さすがの息子も、サヨリにコノシロでは面白くないらしく、釣り上げたサヨリに悪態をつきだしたので真剣にチヌ狙いモードにはいるのだが、いかんせん息子は仕掛けは作れない。私の作った仕掛けを受け取って流すだけである。但し、流し方やねらい所は私が指示し、仕掛けの流れ方や入り方は息子が報告して、それを反映した仕掛けを私が作り直す・・・と言った二人羽織みたいな釣りを展開する。これ、結構面白い。
途中、島を探検したりカップ麺を作って食べたりコノシロをタモで掬ったりでやっとメイタにたどり着いたのは午後2時頃になっていた。それからは2投に1回はメイタが釣れる大爆釣劇が展開される。但し、手のひらまで。



ひたすら釣れるのだが、ひたすら稚魚である。ただ、やたら元気の良いメイタは息子の遊び相手には十分だった。これに30cmクラスでも混じってくれれば、息子も少しは慌てただろうにねぇ。

回収の船に乗ると、我々の裏手で釣っていた方には45cmは楽に越えていると思われるチヌを頭に3枚の釣果があった。帰りながら磯の名前を聞くと、『タヌキ』との事。
そう、『タヌキ』とは伊万里湾の内海では最高の釣り場なのであった。ひたすらチヌの稚魚ばかり釣れた事を船長に話すと、『そしたら、また釣れ出すなぁ』とにんまりしている。
自分達2人は、上がり調子の磯の走りの爆釣を堪能したって訳?
その事を聞いた釣友が言った台詞が今日の『題名』である。

まあ、とにもかくにも、あったかい磯で1日息子と遊べたことだし、美味しいサヨリも食べられたし、良い1日だった事は間違いないのである。


・・・ホントにキツネに馬鹿されとりました

『つつまれる』って書いてた・・今頃気付きました。
3月19日 謹んで題名を訂正いたします

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひろじぃ)
2008-03-18 09:25:03
久しぶりの親子釣行
絆も深まったでしょうし、親の偉さも伝わった??

手の平サイズのメイタの次は、お腹パンパンのお姉さんがやってきますよ

サヨリは旨いし、コノシロも酢締めで最高
美味しいお土産たっぷりの釣りもまた楽しいですね
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春は、あけぼの! (小光子)
2008-03-18 18:40:25
春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは・・・・・、清少納言でしたっけ?
 ふんわりと明けて行く、穏やかな内湾で、ゆっくりと息子さんと二人でチヌ釣り、ときましたか。いい時間を過ごしていますね、murokenさん。こんな時は、バタバタとしてデカイのが釣れない方が、このシチュエーションに合っている、と小光子は思いますがね。
 あっ、やっぱりでかいのが欲しかったですか?(釣れるもつり、釣れぬも釣りなりけり・・・小光子)
息子さん、騒音ばかり作っている、とオヤジに言われていますが、チヌ釣りもやるんだ・・・。
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息子さんに・・・。 (小光子)
2008-03-18 18:46:26
ああ、忘れ物!
息子さん、チヌを釣ろうと思えば、騒音は禁物。
「静かに、しぶとく、精密に」、そして、ある時は、あまり、お父さんがやらないような事を、大胆にやってみる。
これがデカバンちぬ攻略法ですぞ!
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Unknown (ゴン隊長)
2008-03-18 19:14:16
・・・少し明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる・・・?だったっけ??
息子さんと二人三脚楽しめたようですね。

次は夏の五島でデカチヌと戯れる&海水浴なんていかがでしょう?
お待ちしております。
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Unknown (muroken)
2008-03-18 21:37:29
ひろじぃさん、こんばんは!
チヌは別としてお土産はたくさん釣れました。退屈しない程度に魚が相手をしてくれて、一安心でした。
これに一発、バラしても良いので息子の竿にチヌでもかかってくれたら最高でしたが・・・そんなに甘くは無いですね!
サヨリは息子のリクエストで天ぷらに、コノシロは面倒くさかったので塩焼きにしましたが、どちらも美味しかったですよ!(^0^)/
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Unknown (muroken)
2008-03-18 21:43:45
小光子さん、こんばんは!
春はあけぼの・・・イメージはまさにそんな感じです。佐世保の九十九島に行けばもっとピッタリです。
今回、自分をグッと抑えて息子のサポート役に徹しました。チヌ釣りを魚の性質や習性、潮の流れや水温、障害物や海中の二枚潮などを考慮した自分なりの戦略を口に出して横で竿を出し、仕掛けを渡すときにも、どう言う風に魚にアプローチしたいかを伝えるようにしたので、息子もそれなりに色々考えながら釣りをしていたので楽しかった見たいです。
次はデカイのが欲しいですね!
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Unknown (muroken)
2008-03-18 21:48:37
隊長、こんばんは!
少し明かりて、紫立ちたる・・・って、ここに来る人達ってどんだけ雑学博士なの
KAZU競技で沈めに挑戦しましたが、いかんせん付け焼き刃なもので、潮の流れが緩くなると全く当たりを取ることが出来ませんでした
ホント、海水浴&デカチヌ狙いで佐世保からフェリーに乗ろうかなぁ~
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アタリが出ない? (ゴン隊長)
2008-03-19 20:44:38
潮が緩くなってアタリが出ない・・・

☆バランサーを貼っていたのなら少し削って沈下スピードを落とす。
☆アタリが出るまでシカケを張る、それでもアタリが出なきゃラインを巻き取ってでも張りを作る。
☆ハリスをぶった切って短くしてみる。

沈めの真骨頂は緩い潮でアタリ出す事です。
決まると快感ですぜ、グフグフグフ。
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なんと! (muroken)
2008-03-19 22:20:42
隊長、こんばんは!昨夜は、お騒がせしました!

沈めの真骨頂は緩い潮でアタリ出す事ですって?
正直、自分は沈め釣りってのはある程度の潮の流れがある場所、または潮が複雑な釣り場の攻略のための物って思ってました。
↑の書いて頂いた3箇条のウチ仕掛けを張る事はやりました。しまいには仕掛けを張って引っ張り回す感じまで・・・。

でも、当日はコノシロとサヨリが沸いていて、コノシロは実際にタモで掬えるほどでした。(息子がウソだというので、実際に掬って見せてやりましたから。)
なので、バランサーを削る事はせず、どんどん追加していきましたが途中でサヨリに捕まる始末です。ただ、徹底的にはバランサー追加で沈める事はしませんでした。ハリスを短くするのは考えましたが、実行はせずに負荷の大きい1号ウキでの遊動仕掛けに変更して仕舞いました。
結局、メイタを釣ることが出来たのは1号ウキを使って竿1本半まで一気に仕掛けを落とす仕掛けでした。
ホントはKAZU競技を一気に海底まで落としてハリスを海底に這わせるってとこまでやりたかったのですが、バランサーが足りませんでした。今度はバランサーたくさん作って挑戦してみます!

こりゃ、一度実際にお話を伺いに五島におしかけんばですかね!
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