別枠追記

ほうろう聞きつつ。
店長の事を思い出す。

あの店長からは
色々と影響を受けた。
中でも大きかったのは、私の中の
「カッコイイ人に対する嫉妬と思い込み」を
払拭してくれた事。

店長、わりとイケメンでオシャレだった。
そのオシャレは、彼自身のためだった。
知り合って、しばらくして思ったのが
「この人きっと無人島でもオシャレするタイプ」

容姿が良く、それを磨く人に対し
嫉妬を紛らわすために
オシャレ＝相対的な価値観だと思い込む。
見た目に拘るのは
自分を誇示したいからだと。
今思うとクソみてえな思考だ。
て云うか相対的だって別にいいじゃん。

店長。
音楽や漫画が好きで、
カメラやファッションが好きで、
好きなものに対する知識が深い。
オタク気質もあって
私の事は「面白い奴」だと思ってくれた。
びっくりするほど気が合った。

あれだね。
どこでどんな人に会えるかわからんね。
勝手に正当化した意地の悪い思い込みを
捨てさせてくれるチャンスってのは
ご大層な説教よりも
ただその人と出会った事だったりしてね。

わけわからん上に
自分の話になっちゃった。お恥ずかしい。

ほうろういいわ。たまらんなこれ。
仕事しまーす

ベラベラ語り

久々に聞きたくなって購入。

私は音楽疎いんだけど、
以前雇ってもらってた
写真屋の店長が、音楽に造詣の深い人だった。
店のバックヤードには
山脈みたいにCDが積まれてて、
店長はどこに何のCDが埋まってるか把握してた。
ロックポップスヘビメタ等々
洋邦問わずなんでも聞く人で、
私がちょっと興味を持ったミュージシャンを言えば
たいがい掘り出して聞かせてくれた。

私「すてぃーりーだんとはなんですか」
店長「そうだな…じゃあ、コレをかけよう」(エイジャ)
私「じぇふべっくって食べ物ですか」
店長「食えるか。とりあえずコレ聞いとけ」(ブロウバイブロウ)
みたいな。

出してもらったCDを
「へー、こんなんかぁ」と
アホヅラで聞く日々はとても贅沢で
楽しかったなあと今更つくづく。

このアルバムも、店長が聞いてて知った一枚。
ビルボードライブ東京のスケジュールなど眺めてたら
この名前を見て、思い出して、聞きたくなった。

思えばカーネーションも
店長がかけてたのが出会いだった。
あの日々があったからか、
音楽好きな人の音楽話が大好き。
でも勉強はしない（笑）

今日は仕事しながらこれ聞こう。
ラジオはタイムフリーで。