むかわの阿呆演劇日誌

演劇についての劇日誌やつれづれの演劇、映画の感想や日々のつぶやき。写真もあげます。

「ちりとてちん」総集編

2008年05月06日 21時01分48秒 | Weblog

 2日にわたって、どきどきしてみたドラマはひさしぶりでした。

 毎日みていたわけではないのに、いつもみていた気がします。師匠の落語やめて、酒びたりのひきこもりになっていた事情。にんげんにはそんなときがあるなあ。

 晴れているばかりやない。それも一日だけ、一年でおこるのではなく、人生の何年単位でおこることがあるようこと。

 じいちゃんの「きよみ、よう笑えよ」というセリフええです。草若師匠(渡瀬恒彦さん)の愛宕山の爽快で役者の落語という気がします。それはそれでええ。

 愛宕山はやるひとで全然かわるのやなと改めて思います。

 あっという間でした。
 楽しいことはすぐに過ぎ去っていく。
 久しぶりの感覚です。
 ああ、あそこもみたいのにとか、ここもみたいのに
 とか思っても、和田喜代美の人生をいかにいきているのか
 たくさん、笑える(泣いて笑える)人生なのか。

 おかあちゃんの存在に改めて、気づき、その支えとしていかに楽しゅういきるのか。そうなんですよね。裏のひとこそ、わらえてなあかんのですよ。

 ひとはそういうアホがええんやって、あらためて思いました。

 私の友人で四草役の加藤さんと芝居で共演したひとがいて、第一印象はとてもぶっきらぼうでとてもシャイな方だったそうです。そうですよね。

 みんなどこか、ぬけてる「ちりとてちん」の魅力では京本さんも原さんもいつもと違う脇のアホかげんとてもよかったです。

 ラストの草々の愛宕山もなけますね。師匠の生まれ変わりか。なんておもわせたりして。

 やはり、みたいですね。また「ちりとてちん」。

 そんな感じで、過ぎ去ってしまいました。



 こりゃ、DVD買うかな。


 こんなべたべたなドラマ。主人公の顔がほんまかわるドラマはそうないでしょう。