嬉の字屋

フィギュアと手作業のブログです。

可動ロボを作ろう(1回目)

2009-05-31 01:25:09 | 可動ロボを作ろう_模型塾
・原寸スケッチ
・芯を固める
・可動ロボの作り方概要


座学
 可動ロボの作り方(可動レジンキット)

 可動ロボの今昔
 【昔】ガンプラのように半割りだった

   プラモの置き換え。ポリキャップを内部に仕込んで作っていた。
 
  良点
   薄いのでレジンの量が少なくて済む。また軽く仕上がる。
  欠点
   薄い・半割りであるためレジンに置き換えると型ズレ、変形、縮みなどが多く難しかった。

 【今】リボルテックのようにジョイントが外装になった。
リボ、figma、リボフロイライン

  良点
   今のフィギュアのように中空にしないので強度がある、また作成しやすい。
  欠点
   ただしジョイント部が丸見えになってしまう難点あり。

 作成時のポイント
 ・大きさ
  足くびが落ちたりプラプラしないように。
  figmaや武装神姫などはジョイント部がプラプラしない重さの限界のサイズで出来ている。
  手首の関節のギリギリサイズがリボルテックの最少のサイズ。


 ・関節の数
  関節を増やすとフラフラ感が出てしまう。
  動くところ、動かないところのメリハリを意識する。
  少ないポイントを深く動かすようにする。
  俗に「最後のひと曲げ」といって曲がる方向にほんの少し削ると座れるようになる。
回転ツールでなんどかテストっても正座できずorz関節球の位置を結構後ろに持って行くと曲げられるようになりました。

 ・腹の軸は1個の場合へその位置に
   あまり下にズラすと股関節の稼働とぶつかってしまうので注意
  2個の場合は股間、胸の下の位置に
   ただし二個の場合は胴体のシルエットがつながらなくなってきてしまうので注意
  

 ・肩を前後に動かしたい場合は胸の内側のあたりに可動部を移動する。
でもそんなの関係ねえ!

 作成時のキモ

 ・可動部はベルトなどで隠すと見えなくてよい。
  
 ・ゴールになるポーズを考えること。
  肩を曲げられる、体育座りができる、正座ができる、プローン(伏射)ができる等。

 ・下絵時の状態より実物を作ると位置がずれたりもっとよい位置が出てくるので
  あまりガチガチにならず現物合わせで作成するとよい。

 ・外装などは可動に影響のない状態にする。後回しに。
  まずは芯や骨を作ること。
  
 実演
  ①基礎的なイメージの作成。
   元八さんは両腕で銃を構えることができる特殊部隊なロボを作るとのこと。
   

  ②元絵に合わせて素体を作成する。
   
   
   関節球を入れる部分は柔らかいうちにえぐっておく。(おなか周り、足周り等)
   正確でなくても大体の位置でOK。本格的な球の穴はパーツがそろった後に。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わかりやすい! (ちかい)
2009-05-31 08:36:20
凄いわかりやすいです!!
確実に自分のメモよりわかる気がします・・・orz
メモ意味なし・・・?!!
これからも参考にさせてもらいます~~~~!!
返信する
コレを見てロボが作れるのかはナゾだよ・・・? (えー)
2009-05-31 22:43:53
いやいや書いたことに意義があるよー。
コレやってると真面目に制作時間削れるしね…('A`)

どうも土曜日の記憶力が落ちてたらしく
書いたかいがあったりなかったりorz
重要な箇所が抜けてた可能性が大ですだw
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