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食と健康をつなぐサイエンス・栄養疫学入門(8) NHKラジオ

興味ある人は、
NHKの聞き逃し配信から聞いてください。


間違いあれば、
私の聞き間違いか、理解不足です。
また、" " 内は感想だったり私が追記したものです。


8.地中海食と和食・究極の健康食を探る

・アルコールは「食事と共に」が重要。

・修正が加えられた地中海食の定義は、
1.豆類を多く取る。
2.全粒穀物を多く取る。
(高度に精製された、白い穀物は控える。)
3.果物を多く取る。
4.ナッツ類を多くとる。
5.野菜を多く取る。
6.魚を多くとる。
7.飽和脂肪酸を少なく、不飽和脂肪酸を多くとる。
8.飲酒量は適度。
9.赤身肉と加工肉を避ける。

・ギリシア。
1948年に、ギリシアの田舎を米国が調査し支援しようとした。
オリーブ、野菜と、豆類を多く取っていて、
経済状態は悪いのに、健康状態は良かった。

・このころ、抗生物質などもあり感染症の問題は下火になり、
生活習慣病の問題が大きくなってきた。

・↑米国で心筋梗塞が問題視されるようになった。
この後、西ヨーロッパの国々も同様になった。

・心筋梗塞の大きな原因として動脈硬化がある。

・動脈硬化の大きな原因が、油の種類だということが、
動物実験などで1950年くらいに分かってくる。

・そこで、実際に食べているものと心筋梗塞の関係を調べた。
7か国研究と呼ばれている。
アメリカ、フィンランド、ギリシャ、イタリア、オランダ、ユーゴスラヴィア、日本

・↑米国、フィンランド、オランダは心筋梗塞の死亡率がとても高かった。
特にフィンランド。

・↑ギリシアは滅多に心筋梗塞が起きない。
日本も心筋梗塞が珍しい。

・心筋梗塞は飽和脂肪酸の摂取と関連が見られた。
ネズミなどの実験では分かっていたことだった。

・↑ギリシアがさらに調べると、
ギリシアの中でも、特にギリシア的な食生活の人は、
寿命が長いことが分かった。

・↑他の国々でも調べると、
地中海食的な食生活の人は、
心筋梗塞、脳卒中、ガンなどの、
生活習慣病の罹患がやや少なかった。

・↑しかし日本だけは、途中でこの研究から離れたので、
調べられていない。


・日本の食事は健康的なのだろうか?。

・スペインの中でも地中海食的な食生活と、
日本の食生活を比べてみた。

豆類の量、さらに多い。

穀物も凄く多い。
ただし精製度が低いものの摂取が極めて低いので、その観点からは非地中海食的。

野菜はスペインの平均と同程度。

果物は、ものすごく少なかった。

・↑なので、日本の食事は地中海食とは呼べない。
問題点は、
精製度の低い穀物と、
果物の摂取が少ないこと。

"安く売ってれば食べたいのだが。
簡単に言うと、玄米を白米よりも、
安くしてくれれば良いだけと思える。
白米に意味があるのだろうか?。
たまに食べると旨いけども。
でも、手間をかけて、性能を落としているのが不自然。"

あと、地中海食とは関係ないが、
以前も取り上げたが、塩分が多いと言うこと。

・地中海食が良いと言うのは、欧米内での比較の話。
日本と比べて良いかどうかは分かっていない。
だから、いまの日本の食事を、
地中海食に変える必要性の根拠はない。



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