2010/7/16 大雪山系・黒岳にて
キンポウゲ科のチシマノキンバイソウ(千島金梅草)は、大雪山系では、黒岳8合目付近に群落を形成し、また、有名な五色ヶ原の群落は想像を超える広さで驚かされたものだ。
この花の特色だが、草丈20~80cm程度と大きく、数枚の根生葉は掌状に裂けているように見える。
キンバイソウ属の植物の見分けは難しい。名前から海岸咲く「チシマキンバイ」といつも間違えてしまう。北海道に分布するものだけでも、シナノキンバイ、レブンキンバイソウ、ボタンキンバイなどがある。
正直なところシナノキンバイとの区別が付かない。産地別で大雪山系と知床に分布するのでチシマノキンバイソウとしてみた。黒岳のガイドマップにも記載されているしね・・・
これにくわえて、リシリキンバイ、レブンキンバイ、ミヤマキンバイもありますからね。
やはりご当地ソングなのかなぁ~笑
夕張と日高山系がシナノで、大雪山系と知床がチシマと住み分けてるようですね^^
小生の推測ですが、氷河期の残り物として大雪山系や知床に残された。
今では千島で生息するとか・・・
どうでしょうね??
この夏にキンバイソウやギンバイソウを見に奥多摩まで行ければと思います♪