jazzy『札幌自然館』

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上富良野岳~上ホロカメットク山 1(登山編)

2021年07月18日 | ▲登山

2021/7/15 上富良野岳(1893m)~上ホロカメットク山(1920m)

登山口7:25→9:10上富良野岳9:15→9:30上ホロカメットク山9:35→
9:45上ホロカメットク避難小屋10:05→10:45三峰山分岐→12:05登山口

登山口には7時過ぎに到着、平日にも拘らず、駐車場は早々と満車のため路駐となった。いつもの十勝岳温泉の朝とは違い、気温が明らかに高い。スタートから無風で温度計は20℃、直射日光により気温がぐんぐん上昇の一途を辿る。下山して確認したところ上富良野町の最高気温は32.7℃だった! 

登山口付近から中央・上ホロカメットク山と左・三段山

登山口からヨツバシオガマ(上)やゴゼンタチバナ(下)など高山植物の宝庫

三段山への分岐点、正面が昨年解禁された三段山

 炎天下で気温20℃以上の行動は、大雪山系でもなかなかあるものではない。
ハイペースにならないよう、カメラ片手に高山植物の写真を撮りながら進む。しかし、D尾根の急登に差し掛かったあたりから暑さのため登山に集中する。富良野岳分岐にいつもこの時期残っている雪渓は暑さのため消滅していた。

 途中から登山に集中したことから、タイムはそこそこだが、発汗量が異常。尾根に出ても風は無く厳しい登山となった。

D尾根を登りきったところから見る左奥・上ホロカメットク山と右・上富良野岳

十勝岳の雄姿

富良野岳など十勝岳連峰の展望が良くなる。

頭をよぎったのは熱中症、上富良野岳以降はゆっくり高山植物撮影に切り替え、避難小屋では十分に休憩した。
避難小屋の水場はまだ使用可能、数日もすれば雪渓は消えてしまいそうだ。

 上ホロカメットク山の避難小屋に立ち寄ることは10数年ぶりかも知れない、いつも通過点である。目前の十勝岳は昨年、一昨年も縦走で立ち寄っているため、予定を変更して避難小屋周辺と三峰山の高山植物を撮影することにした。のんびりした散策で暑さも忘れ気分晴れやかになった。

 避難小屋周辺のお花畑も最盛期を迎え、キバナシャクナゲ、イワウメは花期を終え、エゾコザクラ、エゾノツガザクラ、チングルマが目立っていた。

 新型コロナさえなければ、避難小屋に宿泊して縦走を続けたい花園だ!
密が避けられる大雪山系の登山は楽園の様だが、これが休日ともなれば登山口付近や頂上での密対策は慎重を要する。暑くてもマスクは感染対策上必需品! 

上富良野岳頂上 十勝岳左奥には大雪山系の本峰・旭岳!

上富良野岳からD尾根と十勝岳温泉までの登山道を見下ろす。

登山道沿いには高山植物が豊富 上・ヨツバシオガマ、下・チングルマの群落

上ホロカメットク山 頂上

十勝岳の噴火口

右・富良野岳、左・三峰山、中央奥・芦別岳、左奥・夕張岳の展望

安政火口を見下ろす

十勝岳と上ホロカメットク避難小屋

東大雪の山なみとエゾコザクラのお花畑

北日高山脈と雲海が見えてました。

続きは、高山植物編です。

 



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