jazzy『札幌自然館』

自然、登山、山野草&JAZZ

駒大苫小牧高校、予選敗退!

2016年09月19日 | 高校野球

秋季北海道高等学校野球大会・室蘭支部

9/18 7日目決勝戦の試合結果

○Aブロック決勝戦
苫小牧工業 3-4x 苫小牧中央(9回サヨナラ)
苫小牧中央高校は3年ぶり2回目の優勝

○Bブロック決勝戦
鵡川 4-1 駒大苫小牧
鵡川高校は6年ぶり7回目の優勝


 8月に発売された、「勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧幻の三連覇」中村計著(集英社)を一週間前から読み始めた。
スバリ、駒大苫小牧高校を2連覇に導いた元監督・香田誉士史氏について記したドキュメンタリー作品である。
 この本、本当に重たかった! ページ数だけではなく頂点に立った指導者がそれ故に抱え込んだ光と影の数々。
ラスト130ページを残し、重たくノルマのように圧し掛かってきた。何処で読もう・・・

 無性にその場を求めて、もう一人の主人公「駒大苫小牧高校・野球部」の試合会場である「とましんスタジアム」に向かう列車に乗っていた。

 秋季北海道高等学校野球大会・室蘭支部のBブロック決勝戦、鵡川対駒大苫小牧の試合会場だ。
普通列車の道中は、札幌、北広島、恵庭、千歳そして苫小牧も雨だった。正直、天候も悪かったし全く気乗りしなかった。

いつもなら、円山球場に当然のように登場する、駒苫の選手、応援団と当たり前のように応援するため、わざわざ苫小牧まで出向く必要はないからだ。

 往路、この本は残したページの半分も読み切れなかった。

 試合会場に到着した時には、ひどい雨になっていた。第一試合は苫小牧中央高校がサヨナラ勝ち、見る気も起きなかった。こんな重たい気分は初めて、どうしてここに居るんだろうとの思いに駆られた。初めてのことだ。

そして

雨の中決行されたBブロック決勝の試合は、鵡川4-1駒大苫小牧、完敗だった。

はっと、我が心に気が付くものがあった!
もし、この場に居合わせなければ、駒苫の新チームは来春まで公式戦では観戦できなかったわけだ。
来て良かった、新チームを観れて良かったと。。。長い冬の始まりかも知れない。

帰路、列車の中で読み残したページを懸命に読んだ、いや読み切った。真実を求めるかのように。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2016/9/19 本日のこよみ  | トップ | 紅葉進む手稲山 秋分の日 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読みたいです! (sakura717)
2016-09-20 20:03:04
そうでしたか?!(@_@)
本当に野球はわからない!ドラマチックな記事を読ませていただきました!m(__)m
返信する
sakura717ちゃんへ (Bosso-トラヤマ)
2016-09-20 20:50:51
是非!

一気に読めないほどボリュームがあります。
嵌ります・・・・
よく香田さんはこの作品許可したなと思います。
只者ではないです。
返信する

コメントを投稿

高校野球」カテゴリの最新記事