2015/6/14 札幌市藻岩山にて
最初藻岩山で発見され、その後1999年に新種として知られるようになった。藻岩山の貴重な野性蘭種で、葉を着けず、菌寄生に生活を依存している腐生植物。 モイワランは、草丈30~50cmの多年草。
一見サイハイランによく似た花であるが、サイハイランとの違いは、葉がなく、花茎と暗紫色、花色も濃く、開花角度が狭い等の特徴がある。
札幌のシンボル的な存在の藻岩山。大正1 0年藻岩原始林として北海道で初めて国の天然記念物に指定された。
北東斜面は原始の姿をとどめ、冷温帯夏緑広葉樹林に覆われている。藻岩山にちなむ名前をつけられた植物が生育し、モイワナズナ、モイワシャジン、モイワランなどが知られている。
ところが、これらモイワの名の付く花々は、登山道沿で見かける機会は殆どなく稀少である。
他の山で稀に見かけたことはあるが、やはり元祖藻岩山のモイワランに拘りたい!20年以上通って初対面です!
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