2020/7/3 十勝連峰縦走(富良野岳~三峰山~上富良野岳)
十勝岳温泉登山口7:20→9:20富良野岳9:30→10:30三峰山10:50
→11:20上富良野岳11:30→12:50十勝岳温泉登山口
毎年恒例の十勝岳連峰の縦走。6月の悪天候と新型コロナが影響して控えていた。
昨年は6/14に1回目の縦走、登山道は殆どが雪に埋まり、快適な雪渓歩きだった。
期待していた高山植物は意外にも開花は進んでいない。6月の低温が響いていると思う。
この時期にイワウメが多く見れることは少なく、ミネズオウも元気だった。早咲きのキバナシャクナゲは花期を終えていた。
富良野岳のお花畑が満開で、頂上まで花見!昨年の6月の登山は、頂上を省略している。
意外にも登山者が多く、富良野岳分岐から頂上までに10人以上の登山者を追い抜くこととなった。
登山届に記載された、小生の前の出発者は6時半頃と記憶しているので、随分早い時間からスタートをした登山者が多かったようだ。
頂上で出会った、3人パーティーの女性から撮影を頼まれ話していると沖縄からの登山者だった。
「こんな時期に、遥々来道して十勝連峰を登山するなんて!?」と、ついつい本音をぶつけてしまい失礼した。
富良野岳頂上からの縦走は、強風が吹きつけ、尾根沿いにガスが沸き展望がイマイチ、少し高度を下げれば絶景が得られる?!
富良野岳から三峰山縦走路に咲く高山植物の撮影はとても楽しめた。
三峰山の頂上で昼食、風が強くハイマツに隠れるようにして休憩中、ナキウサギが近くで鳴き続ける。撮影が出来なくとても残念だった。
一方で、下山路に使用した上富良野岳から上ホロ分岐の登山道は笹刈りが大々的に行われ、笹が登山道に放置されスリップが多く、正直こんなにゆっくり下山したのは初めてだ。
さて、春の自粛中に、古くなった登山用具を更新していた。今シーズンは、Montaneのザックとキャプで歩くことが多くなりそう! この日は撮影機材も多く9キロを背負っていたが、昼食までに1キロ程度ザックから腹の中に移動したので大分違うものだ。
帰路、中富良野の「ふくだめろん観光農園」で富良野メロンを購入。
贈答用ではなく、自家消費と告げると安くて大玉のメロンを用意してくれた。
20年通い続けている農家です。
蛇足ですが、花粉症の症状が悪化したため、昨年アレルギー検査を実施したところ、食物ではメロン、バナナ、リンゴが反応を引き起こす可能性があり、今は食べることはない。
エゾノハクサンイチゲとエゾコザクラの花畑
富良野岳よりこれから歩く縦走路
上ホロから下ホロへの山なみ
上富良野岳にて
上富良野岳より少し下ったところで姿を現した十勝岳
笹刈り後のとても歩きづらく滑りやすい登山道(注意!)