道民に愛されるきのこ

　先日の夜、私の実家から冷凍物の荷物が届きました。今回の中身は落葉(らくよう)きのこ・秋鮭・いくらの醤油漬け・山女(やまめ)。その中でもいくらと落葉きのこは大好物。

　早速、翌日の夜はいくらをたくさん乗せて丼にしちゃいました。食欲が進みますね～。美味しかった。いくらでも食べれそうなくらいだったのですがおかわりを我慢。食欲の秋は美味しいものがたくさんでつい食べすぎそうになってしまいます。

　そして、落葉きのこはお味噌汁に。　
　このきのこは北海道民には広く知られていると思うのですが、関東では知られていないようですね。正式には「ハナイグチ」と言うようです。関東にはないものなのでしょうか。初めて落葉きのこを義母は「なめこじゃないの？」と言っていましたが、まったく違うんです。　

　この落葉きのことはその名の通り、落葉松であるカラマツの地面に育つきのこです。傘がしっかりして表面にぬめりがあるのが特徴だと思います。

　一般的な食べ方はお味噌汁と大根おろし和え。私が1番好きなのはやっぱりお味噌汁かな。あのヌルっとしてしっかり歯ごたえのある感じがいい。

　
　大根おろしに和えても美味しいのですが、私はどうも力が入ってしまうのか大根おろしが辛くなってしまいます。
　なので、今回は母から教わった食べ方をしてみました。それは玉ねぎ・酢・砂糖・醤油で和えるというもの。水にさらした玉ねぎ・すし酢+醤油・茹でた落葉きのこを和えて食べたのですが、これがさっぱりツルツルして食べやすく美味しい。ポン酢でもいいかもしれません。

　昔は毎年、時期になると母・妹と知り合いの山に入らせてもらい落葉きのこ狩りを楽しんでいました。今は父・母できのこが生えていそうな山を探し取りに行っているようです。今年はいっぱい取れて困ると言うぐらいたくさん取れるるらしい。だからまた送ってもらうために今満杯の冷凍庫のものをせっせと食べてスペースを確保しておかねばいけない。今日は蟹・いくらを解凍しよう。


　我が家には度々、いろんなところから荷物が届く。主人の東京の実家、私の実家がある北海道、新潟のおじいちゃん、八丈島の親戚、そしてたまに直に何かを持ってきてくれる同じ市内に住む親戚、たくさんの人に見守られ支えられているとつくづく思うのです。本当にありがたい。感謝感謝です。