「魔法つかいプリキュア!」第27話「Let'sエンジョイ! 魔法学校の夏休み!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、魔法学校の校長はリアンの情報から、大いなる災いはこれから訪れると感じていました。
その後、校長は、みらい、リコ、ことは、モフルンと再会。リコは、みらい達がどうしても魔法界で夏休みを過ごしたいから案内したと説明します。
ですが、楽しみにしていたのは、リコも同じ。ことはが魔法でリコのトランクを開けると、中には、夏休みを楽しむアイテムがいくつも入っていました。
そんな訳で、みらい達は、しばらくの間、夏休みを魔法界で過ごす事になりました。
オープニングの映像がちょっとだけ変更。「ハチャメチャ大混乱!」の部分が変わりました。
~ Aパート ~
少しして、校長は、リンクルストーン・エメラルドを手にしました。
世界に恐るべき災いが訪れた時、生きとし生けるものすべての希望となる大いなる力を秘めた命の光。それが、エメラルドではありますが、校長は、大いなる災いに対して不安を感じていました。
その後、図書館を出たみらい達は、魔法学校内が沢山の生徒達で賑わっているのを目にしました。
もうすぐ夏祭りがあり、生徒達はその準備に取り掛かっているとの事。魔法学校では、毎年夏休みになると、生徒達で夏祭りを開催するそうです。まあ、夏といっても暦の上の話であり、実際は年中春ですが。
夏祭りと聞いてはしゃぐことは。すると、多くの生徒達から注目を浴びます。それもそのはず。制服姿ではありませんし。
という事で、ことはは、魔法で制服を出しました。そして、衣装チェンジ。
ちょっ。背景さん、仕事し過ぎ。そうか、背景さんも、はーちゃんが可愛過ぎて生きるのが辛いと思っていて、ついやっちゃったんですね、分かります。(笑)
しかし、何もない所から魔法で物を出したため、ますます注目を浴びます。ついでに、ぬいぐるみがしゃべったという事から、モフルンにも。
誰も、ことはの可愛さに触れないとか、おかしいだろ。まあ、「この女の子が可愛過ぎて生きるのが辛い」なんて言い出したのがいたら、それはそれで問題か。(笑)
沢山の生徒達の集まりに、ジュンは注意。それを聞いて、他の生徒達は、一目散に離れました。
という事で、みらい達は、ジュン、エミリー、ケイと再会。また、ことははジュン達に、自分がはーちゃんである事を述べます。しかし・・・、
「またまたー。」
「妖精が人の姿になるなんて、聞いた事ないわ。」
「本当に、はーちゃんだってば!」
「面白い! アンタ、気に入ったよ! 泣く子も黙るジュンとは、アタイの事さ。よろしくな。」
「だから、知ってるってば・・・。」
まあ、そうだろうな。私も、ジュン達と同じ立場だったら、はーちゃんじゃないと思ってたでしょうね。とはいえ、「おいおい、なんかこの子、可愛過ぎて生きるのが辛いんだけど・・・」とか「『お兄さん』って呼ばれてみたいな」とは感じてたでしょうけど。(25話のネタ引っ張るな(笑))
同じ頃、校長は、災いに対してどうしたらいいか悩んでいました。蓄えた魔法の力を、20話で使い果たした今、何ができるのかと。
少しして、みらい達は、魔法学校の食堂に来ていました。
どれもすごく美味しくて、しかも、食べ放題との事。という事で、みらい達は、沢山の食べ物をいただきます。
そんな中、3話に出てきた、魔法商店街の青果店の主人・トッドがやって来ました。彼は、果物と野菜の配達に来ました。
モフルンは、前に食べた冷凍ミカンがすごく美味しく、また食べたいと言いますが、トッドは、ミカンが入ってこないと返します。冷凍ミカンに使うピーカンミカンの育ちが悪いとの事。
ピーカンミカンは、日の光を浴びて育つもの。とはいえ、魔法界は晴天続き。どうして、育たないのか?
ちょうどその時、みらい達より少し離れた所で、校長が空を見上げていました。
同じ頃、ラブーは、「あのお方」を迎えるために重い腰を上げました。
~ Bパート ~
それからしばらくして、ことはとモフルンは、寮のベッドに心地良さを感じていました。この布団は、入道雲でできているそうです。
あれ? もう食事シーンはなし? 前話のエンドカードの太鼓っ腹みらいを見てみたいと、ちょっとばかり期待してたんだけどなー、ちぇっ。(笑)
しかし、みらいが部屋にいません。
みらいは、杖の木を見に行ってました。校長も、ここにいました。
「私・・・、決めたんです! ずっとずーっと、みんなと一緒にいるって・・・。」
「悲しいお別れは・・・、もうしたくないんです・・・。」
「みんなで沢山・・・、沢山笑顔でいようって・・・。それで・・・、思いっきり楽しもうって、魔法界に来たんです!」
「何があっても、どんな事があっても、私、みんなと一緒にいるって決めたんです! だから、校長先生、大丈夫です!」
「みらい君・・・。」
その直後、みらいと校長の前に、ラブーが出現。すぐに、ラブーは、杖の木の周りに黒い結界を張りました。
さらに「ドンヨクバール」という魔物も召喚しました。
このドンヨクバールは、「ムホー」の力が生み出す魔物。魔法とは別の力のようです。
一方、リコ、ことは、モフルンは、黒い結界の中に入ろうとしますが、入れません。そんな中、結界の中から爆発音が。
ちょうどその時、エメラルドが光りました。ことはは、エメラルドの力を信じて、結界の中に入ろうと力を込めます。
リコも、ことはと手を繋いで、力を込めます。
みらいと校長は、ラブーとドンヨクバールに追い詰められましたが、リコ達が結界の中に入る事ができ、合流を果たしました。
という事で、みらい、リコ、ことはは変身します。ミラクルとマジカルはダイヤスタイルに。
また、今回は、初めての3人同時変身という事で、変身バンクのラストは、3人一緒のバージョンに。
バトルスタート。3人は、ドンヨクバールの放つミサイルを回避し、フェリーチェがドンヨクバールにキックを浴びせます。
しかし、これまで戦ってきたヨクバールとは一味違い、大量のミサイルに対応しきれず、ダメージを受けます。
そして、ラブーは「デウスマスト」がもうすぐやって来ると語りました。
デウスマストとは、終わりなき混沌。この世界に目をつけたデウスマストを迎えるにあたって、この地上から邪魔者を排除するのが、ラブーの役目です。
「決めたから・・・。あなたが何者だろうと関係ない・・・。みんなで一緒にいるって決めたから・・・。」
「悲しい別れはもうしない・・・。みんなで一緒に楽しもうって決めたんだから!」
「みんなで一緒にいるためなら・・・、できる事は・・・、何でもやるの!」
「できる・・・、事・・・。」
そして、ミラクルはドンヨクバールに立ち向かいますが、ドンヨクバールの強大な力の前にダメージを受けます。
「1人で無理しないの!」
「みんなで一緒に、ですよね?」
「マジカル・・・。フェリーチェ・・・。」
その後、ミラクル達は、みちがえるような動きで、ドンヨクバールのミサイルを回避し、ドンヨクバールに突撃します。
「一緒にいると、力が・・・、」
「力が、あふれてくるの!」
ミラクル達はドンヨクバールの攻撃をジャンプで回避。すると、ミラクル達を追っていた追尾ミサイルがドンヨクバールに当たり、ダメージを与えます。
しかし、ドンヨクバールは怯まず攻撃。これは、校長がカバーします。
「ワシも・・・、できる事をせねばな・・・。」
その後も、ドンヨクバールの攻撃が飛んできましたが、フェリーチェが、ピンクトルマリンのリンクルストーンとフラワーエコーワンドの力を合わせて、防ぎます。
その直後、ミラクルとマジカルは、ダイヤモンドエターナルを放ち、ドンヨクバールを撃退。ラブーは場を去ります。
その後、校長は、3人に感謝します。3人は、戦いの直後だからか、お腹が空いた事に、楽しく盛り上がります。
「エメラルド・・・。まだ秘めた力がありそうじゃ・・・。」
「また、忙しくなりますわね。」
「ああ。精一杯努めねば。ワシにできる事を。生徒に教えられるとはな・・・。」
今回は、これで終了です。
エンディングも一部が変わりましたが、比較のためのキャプチャー画像を多く撮ったため、どう変わったかをここで説明するとだいぶ長くなっちゃいますので、後述します。
次回:「魔法界の夏祭り! 花火よ、たかくあがれ!」
魔法学校の夏祭りが行われました。魔法界では、リンゴ飴、たこ焼き、輪投げなど、ナシマホウ界で見るのとは違い、みらいは大喜びです。
お祭りのクライマックスは、打ち上げ花火。ジュン、エミリー、ケイの3人は花火係なだけあって、すごく張り切っていますが、花火に使う花がしおれてしまったようです。
一体どうして、しおれてしまったのか? そして、みらい達は、花火を打ち上げる事ができるのか?
っていうか、前回に引き続き、色んなダイエット本が・・・。次回こそ、太鼓っ腹を期待しとけって事なんでしょうか。(笑)
【まとめ】
再び魔法界にやって来たみらい達は、ラブーや「ドンヨクバール」といった新たな敵と戦ったものの、その脅威に怯む事なく、皆とずっと一緒にいたいという想いを高める事ができました。
という事で、今回のポイントは、「ずっと一緒に」でしょう。
みらい、リコ、ことは、モフルンは、「魔法」を通じて出会った子達。「魔法」という概念は、私達の世界では存在しないため、この4人の出会いは、奇跡的で素晴らしいものと言えるでしょう。(みらいとモフルンは、幼い頃から一緒ではありますが、魔法でモフルンがしゃべれるようになった事は、意志疎通ができるようになったという観点から、新たな出会いだと捉えています)
それゆえ、いつまでも一緒にいられれば、それは、すごく幸せな事だと思います。
だけど、それは、不可能な話でしょう。
人は誰もが大人になり、それぞれの夢に向かって歩んでいくもの。その夢のステージは皆一緒ではありませんし、いつまでも一緒にいたいというワガママで、大切な他人の夢を妨害する訳にもいきません。
そのため、いつまでも一緒にいたい甘えを捨てて、他人の夢を応援するために、別れを選ぶもの。前作でも、38話では、「夢のために別れる」というのが、テーマとなっていました。
出会いがあれば、別れがあるのも必定。これは、「魔法」を通じて奇跡的な出会いを果たしたみらい達4人にしたって、同じ事だと思います。
リコは、立派な魔法使いになる事が夢。それゆえ、大っぴらに魔法を使えないナシマホウ界に永住するとは思えず、みらいと別れる時はやって来るでしょう。
また、ことはについても、みらい、リコ、モフルンが「お母さん」的な存在となれば、別れはあるんじゃないかと思います。子供は、いずれ親元を離れて自立する事が当たり前になってますし。
モフルンにしたって、今は魔法の力でしゃべれるようになっていますが、魔法は万全ではないために、いつまでもしゃべれるとは限らず、ただのぬいぐるみに戻ってしまう時が来るのかもしれません。
しかし、それでも、いつまでも一緒にいたいという想いは重要なのでしょう。
みらい達が一緒にいられる時間は有限で、この先の人生と比べると10%にも満たないと思いますが、だからこそ、その限られた時間をいかに悔いなく過ごすかが求められると思います。
そのために、「『できる事』に全力を尽くす」事が求められるのでしょう。大切な友達と一緒に、沢山遊んで、色んな事を学んで、色んな所に行くなどして、大切な思い出を作っていく。
そうする事で、別れの時が訪れたとしても、大切な思い出を糧に、明るい気持ちで今後を歩んでいけるのでしょう。傍にいなくても、心の中では一緒だと。そして、お互い、明るい「未来」を築いていくのだと思いますね。
23話や前話でも、「ずっと一緒」を大きく掲げていたあたり、今後、「別れ」を大きく描く時も来るのでしょう。その時に、みらい達が、「別れ」にどう向き合っていくのかは、気になるところ。
とはいえ、その話が来るとしても、まだまだ先の事でしょう。とりあえず、今は、みらい達が目の前の出来事に楽しみながら頑張っているように、私も、目の前の1話にしっかり注目して、みらい達の成長を見届けていきたいと思います。
まとめ部分は、これで以上です。
ここからは、後回しにした、エンディングの変更部分について述べていきます。
変わったのは後半部分です。変更箇所については、前回までのエンディングと一緒に挙げて比較した方が分かりやすいでしょう。
まず、下の7つの画像は、前回までの後半部分の一部をキャプチャーしたものです。
これが、今回は、下のようになりました。
背景が地球から海に変わっており、カメラワークも少し変わっていますね。個々のアップが多くなっています。
特に、個々のアップについては、マジカルがアップになっている時間が長く、「いたずらなあの笑顔を 笑顔にしちゃいました」という部分もマジカルを中央にしており、マジカルにカメラを多く向けているのが特徴ですね。マジカルが好きな視聴者にとっては、すごく見応えのあるエンディングになったように感じます。
また、背景が海になったのは、「スマイル」の前期エンディングの後半部分を思い出しますね。あの部分はかなり気に入ってるだけに、背景が海に変わったのは、すごく嬉しいです。
そんな訳で、前回までと比べると、素晴らしいエンディングに変わったと感じています。
スタッフ様達のこの進化には、大いに感動しています! 本当に、ありがとうございました!
今回の感想は、これで以上です。
一昨日、「前半の名セリフ」という記事を作成しました。
1話から前話までの名セリフを挙げて、前半を簡単に振り返っています。もし、興味がありましたら、こちらからどうぞ。
あと、次回28話の感想ですが、14日(日)、15日(月)は、感想を書く時間がそんなにとれず、投稿するのは16日(火)になると思います。下手したら、もう1日遅れて、17日(水)になるかも・・・。
いずれにせよ、次回の感想投稿は、いつもより1日2日遅れる予定でいますので、あらかじめご了承下さい。
~ オープニング前 ~
ある日、魔法学校の校長はリアンの情報から、大いなる災いはこれから訪れると感じていました。
その後、校長は、みらい、リコ、ことは、モフルンと再会。リコは、みらい達がどうしても魔法界で夏休みを過ごしたいから案内したと説明します。
ですが、楽しみにしていたのは、リコも同じ。ことはが魔法でリコのトランクを開けると、中には、夏休みを楽しむアイテムがいくつも入っていました。
そんな訳で、みらい達は、しばらくの間、夏休みを魔法界で過ごす事になりました。
オープニングの映像がちょっとだけ変更。「ハチャメチャ大混乱!」の部分が変わりました。
前話まではこれだったのが・・・、
↓
今回は、これに。
今回から敵が変わる事による変更ですが、コイツが何なのかは、この後のストーリー解説部分にて説明いたします。~ Aパート ~
少しして、校長は、リンクルストーン・エメラルドを手にしました。
世界に恐るべき災いが訪れた時、生きとし生けるものすべての希望となる大いなる力を秘めた命の光。それが、エメラルドではありますが、校長は、大いなる災いに対して不安を感じていました。
その後、図書館を出たみらい達は、魔法学校内が沢山の生徒達で賑わっているのを目にしました。
夏祭りと聞いてはしゃぐことは。すると、多くの生徒達から注目を浴びます。それもそのはず。制服姿ではありませんし。
という事で、ことはは、魔法で制服を出しました。そして、衣装チェンジ。
ちょっ。背景さん、仕事し過ぎ。そうか、背景さんも、はーちゃんが可愛過ぎて生きるのが辛いと思っていて、ついやっちゃったんですね、分かります。(笑)
しかし、何もない所から魔法で物を出したため、ますます注目を浴びます。ついでに、ぬいぐるみがしゃべったという事から、モフルンにも。
沢山の生徒達の集まりに、ジュンは注意。それを聞いて、他の生徒達は、一目散に離れました。
という事で、みらい達は、ジュン、エミリー、ケイと再会。また、ことははジュン達に、自分がはーちゃんである事を述べます。しかし・・・、
「またまたー。」
「妖精が人の姿になるなんて、聞いた事ないわ。」
「本当に、はーちゃんだってば!」
「面白い! アンタ、気に入ったよ! 泣く子も黙るジュンとは、アタイの事さ。よろしくな。」
「だから、知ってるってば・・・。」
同じ頃、校長は、災いに対してどうしたらいいか悩んでいました。蓄えた魔法の力を、20話で使い果たした今、何ができるのかと。
少しして、みらい達は、魔法学校の食堂に来ていました。
そんな中、3話に出てきた、魔法商店街の青果店の主人・トッドがやって来ました。彼は、果物と野菜の配達に来ました。
モフルンは、前に食べた冷凍ミカンがすごく美味しく、また食べたいと言いますが、トッドは、ミカンが入ってこないと返します。冷凍ミカンに使うピーカンミカンの育ちが悪いとの事。
ピーカンミカンは、日の光を浴びて育つもの。とはいえ、魔法界は晴天続き。どうして、育たないのか?
ちょうどその時、みらい達より少し離れた所で、校長が空を見上げていました。
同じ頃、ラブーは、「あのお方」を迎えるために重い腰を上げました。
~ Bパート ~
それからしばらくして、ことはとモフルンは、寮のベッドに心地良さを感じていました。この布団は、入道雲でできているそうです。
あれ? もう食事シーンはなし? 前話のエンドカードの太鼓っ腹みらいを見てみたいと、ちょっとばかり期待してたんだけどなー、ちぇっ。(笑)
しかし、みらいが部屋にいません。
みらいは、杖の木を見に行ってました。校長も、ここにいました。
「私・・・、決めたんです! ずっとずーっと、みんなと一緒にいるって・・・。」
「みんなで沢山・・・、沢山笑顔でいようって・・・。それで・・・、思いっきり楽しもうって、魔法界に来たんです!」
「みらい君・・・。」
その直後、みらいと校長の前に、ラブーが出現。すぐに、ラブーは、杖の木の周りに黒い結界を張りました。
さらに「ドンヨクバール」という魔物も召喚しました。
このドンヨクバールは、「ムホー」の力が生み出す魔物。魔法とは別の力のようです。
一方、リコ、ことは、モフルンは、黒い結界の中に入ろうとしますが、入れません。そんな中、結界の中から爆発音が。
ちょうどその時、エメラルドが光りました。ことはは、エメラルドの力を信じて、結界の中に入ろうと力を込めます。
リコも、ことはと手を繋いで、力を込めます。
みらいと校長は、ラブーとドンヨクバールに追い詰められましたが、リコ達が結界の中に入る事ができ、合流を果たしました。
という事で、みらい、リコ、ことはは変身します。ミラクルとマジカルはダイヤスタイルに。
また、今回は、初めての3人同時変身という事で、変身バンクのラストは、3人一緒のバージョンに。
バトルスタート。3人は、ドンヨクバールの放つミサイルを回避し、フェリーチェがドンヨクバールにキックを浴びせます。
しかし、これまで戦ってきたヨクバールとは一味違い、大量のミサイルに対応しきれず、ダメージを受けます。
そして、ラブーは「デウスマスト」がもうすぐやって来ると語りました。
デウスマストとは、終わりなき混沌。この世界に目をつけたデウスマストを迎えるにあたって、この地上から邪魔者を排除するのが、ラブーの役目です。
「決めたから・・・。あなたが何者だろうと関係ない・・・。みんなで一緒にいるって決めたから・・・。」
「悲しい別れはもうしない・・・。みんなで一緒に楽しもうって決めたんだから!」
「みんなで一緒にいるためなら・・・、できる事は・・・、何でもやるの!」
「できる・・・、事・・・。」
「1人で無理しないの!」
「みんなで一緒に、ですよね?」
「マジカル・・・。フェリーチェ・・・。」
「一緒にいると、力が・・・、」
「力が、あふれてくるの!」
しかし、ドンヨクバールは怯まず攻撃。これは、校長がカバーします。
その後も、ドンヨクバールの攻撃が飛んできましたが、フェリーチェが、ピンクトルマリンのリンクルストーンとフラワーエコーワンドの力を合わせて、防ぎます。
その直後、ミラクルとマジカルは、ダイヤモンドエターナルを放ち、ドンヨクバールを撃退。ラブーは場を去ります。
その後、校長は、3人に感謝します。3人は、戦いの直後だからか、お腹が空いた事に、楽しく盛り上がります。
「エメラルド・・・。まだ秘めた力がありそうじゃ・・・。」
「また、忙しくなりますわね。」
「ああ。精一杯努めねば。ワシにできる事を。生徒に教えられるとはな・・・。」
今回は、これで終了です。
エンディングも一部が変わりましたが、比較のためのキャプチャー画像を多く撮ったため、どう変わったかをここで説明するとだいぶ長くなっちゃいますので、後述します。
次回:「魔法界の夏祭り! 花火よ、たかくあがれ!」
魔法学校の夏祭りが行われました。魔法界では、リンゴ飴、たこ焼き、輪投げなど、ナシマホウ界で見るのとは違い、みらいは大喜びです。
お祭りのクライマックスは、打ち上げ花火。ジュン、エミリー、ケイの3人は花火係なだけあって、すごく張り切っていますが、花火に使う花がしおれてしまったようです。
一体どうして、しおれてしまったのか? そして、みらい達は、花火を打ち上げる事ができるのか?
今回のエンドカード
恥ずかしがりながら大きな声を出そうとしているリコが可愛いですね。っていうか、前回に引き続き、色んなダイエット本が・・・。次回こそ、太鼓っ腹を期待しとけって事なんでしょうか。(笑)
【まとめ】
再び魔法界にやって来たみらい達は、ラブーや「ドンヨクバール」といった新たな敵と戦ったものの、その脅威に怯む事なく、皆とずっと一緒にいたいという想いを高める事ができました。
という事で、今回のポイントは、「ずっと一緒に」でしょう。
みらい、リコ、ことは、モフルンは、「魔法」を通じて出会った子達。「魔法」という概念は、私達の世界では存在しないため、この4人の出会いは、奇跡的で素晴らしいものと言えるでしょう。(みらいとモフルンは、幼い頃から一緒ではありますが、魔法でモフルンがしゃべれるようになった事は、意志疎通ができるようになったという観点から、新たな出会いだと捉えています)
それゆえ、いつまでも一緒にいられれば、それは、すごく幸せな事だと思います。
だけど、それは、不可能な話でしょう。
人は誰もが大人になり、それぞれの夢に向かって歩んでいくもの。その夢のステージは皆一緒ではありませんし、いつまでも一緒にいたいというワガママで、大切な他人の夢を妨害する訳にもいきません。
そのため、いつまでも一緒にいたい甘えを捨てて、他人の夢を応援するために、別れを選ぶもの。前作でも、38話では、「夢のために別れる」というのが、テーマとなっていました。
出会いがあれば、別れがあるのも必定。これは、「魔法」を通じて奇跡的な出会いを果たしたみらい達4人にしたって、同じ事だと思います。
リコは、立派な魔法使いになる事が夢。それゆえ、大っぴらに魔法を使えないナシマホウ界に永住するとは思えず、みらいと別れる時はやって来るでしょう。
また、ことはについても、みらい、リコ、モフルンが「お母さん」的な存在となれば、別れはあるんじゃないかと思います。子供は、いずれ親元を離れて自立する事が当たり前になってますし。
モフルンにしたって、今は魔法の力でしゃべれるようになっていますが、魔法は万全ではないために、いつまでもしゃべれるとは限らず、ただのぬいぐるみに戻ってしまう時が来るのかもしれません。
しかし、それでも、いつまでも一緒にいたいという想いは重要なのでしょう。
みらい達が一緒にいられる時間は有限で、この先の人生と比べると10%にも満たないと思いますが、だからこそ、その限られた時間をいかに悔いなく過ごすかが求められると思います。
そのために、「『できる事』に全力を尽くす」事が求められるのでしょう。大切な友達と一緒に、沢山遊んで、色んな事を学んで、色んな所に行くなどして、大切な思い出を作っていく。
そうする事で、別れの時が訪れたとしても、大切な思い出を糧に、明るい気持ちで今後を歩んでいけるのでしょう。傍にいなくても、心の中では一緒だと。そして、お互い、明るい「未来」を築いていくのだと思いますね。
23話や前話でも、「ずっと一緒」を大きく掲げていたあたり、今後、「別れ」を大きく描く時も来るのでしょう。その時に、みらい達が、「別れ」にどう向き合っていくのかは、気になるところ。
とはいえ、その話が来るとしても、まだまだ先の事でしょう。とりあえず、今は、みらい達が目の前の出来事に楽しみながら頑張っているように、私も、目の前の1話にしっかり注目して、みらい達の成長を見届けていきたいと思います。
まとめ部分は、これで以上です。
ここからは、後回しにした、エンディングの変更部分について述べていきます。
変わったのは後半部分です。変更箇所については、前回までのエンディングと一緒に挙げて比較した方が分かりやすいでしょう。
まず、下の7つの画像は、前回までの後半部分の一部をキャプチャーしたものです。
特に、個々のアップについては、マジカルがアップになっている時間が長く、「いたずらなあの笑顔を 笑顔にしちゃいました」という部分もマジカルを中央にしており、マジカルにカメラを多く向けているのが特徴ですね。マジカルが好きな視聴者にとっては、すごく見応えのあるエンディングになったように感じます。
また、背景が海になったのは、「スマイル」の前期エンディングの後半部分を思い出しますね。あの部分はかなり気に入ってるだけに、背景が海に変わったのは、すごく嬉しいです。
そんな訳で、前回までと比べると、素晴らしいエンディングに変わったと感じています。
スタッフ様達のこの進化には、大いに感動しています! 本当に、ありがとうございました!
今回の感想は、これで以上です。
一昨日、「前半の名セリフ」という記事を作成しました。
1話から前話までの名セリフを挙げて、前半を簡単に振り返っています。もし、興味がありましたら、こちらからどうぞ。
あと、次回28話の感想ですが、14日(日)、15日(月)は、感想を書く時間がそんなにとれず、投稿するのは16日(火)になると思います。下手したら、もう1日遅れて、17日(水)になるかも・・・。
いずれにせよ、次回の感想投稿は、いつもより1日2日遅れる予定でいますので、あらかじめご了承下さい。