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HUGっと!プリキュア 第14話感想

2018年05月09日 | HUGっと!プリキュア
 今話の名セリフ:「少し黙ってて下さる?」(薬師寺さあや)

 「HUGっと!プリキュア」第14話「はぎゅ~! 赤ちゃんスマイルめいっぱい!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 ある夜・・・、
「へー・・・。知らなかったな・・・。ここ、だ、い、じ・・・、っと。」
    
   

 同じ頃、ルールーは、人間の生態には不可解な点が多く、プリキュアの力もそこにあるんじゃないかと分析していました。


~ Aパート ~
 その翌朝、はなは起きておらず、まだ寝ていました。母・すみれはルールーに、はなを起こすよう頼みます。
 そして・・・、
「ほげー!」
「はな。目、覚めましたか?」
「完璧でごわす・・・。」
   
 なんか、ベッドが垂直になってるんですけど・・・。これって、ベッドを持ち上げたんでしょうか。前話のテニスや突き合いを考えると、腕相撲なんかやったら軽く相手を脱臼させそうで怖ろしく感じてきました。(笑)


 今日は、お仕事体験の日。今回はな達が来た場所は・・・、
   
 という事で、今回は保育士体験。なお、すみれは急な取材が入ったため、ここを離れる事になりました。

 少しして、はな達は準備室に。さあやは昨夜、保育士のテキストで基本的な事を勉強してきました。
   
 はな、さあや、ほまれは、はぐたんをルールーに預けて、一旦外に出ます。残されたルールーは、さあやが読んでいたテキストを瞬時に読んで、頭にインプット。
 それを見ていたはぐたんは、ルールーがページをめくる動作をマネしたくなったのか、ぎこちない手つきでページを動かします。
    

 一方、はな達は、ミライパッドで衣装チェンジ。
   
 そして、保育士体験スタート。はな達は、1歳児の面倒を見る事になりました。
    
    
    
    
「はな、そういう時は・・・。」
    
    
   
「ありがとう、ルールー・・・。」
「無理矢理止めさせるのではなく、別の事に興味を持たせるのも、1つの方法です。テキストに書いてありました。」
    
 その「テキスト」というのは、さあやが読んだもの。さあやは、それを知って、話を盛り上げますが、話が噛み合わず。
 その後も・・・、
「すずかちゃんは、あのピンクのぬいぐるみが好きみたい。」
「正確には、ぬいぐるみの赤い鼻を気に入っています。目線を見れば分かります。」
   
    
   
「ちいちゃんは、あの絵本を読んでもらうの、好きね。」
「正確には、絵本を読んでいる保育士さんの表情が楽しいんです。」
「いいえ! 声のトーンですわ!」
    

「せいたろう君、この格好をすると喜びます。」
    
「違ってよ! 正確には、こうきて、こうきて、こう! ・・・の連続の動きですわ!」
    
「そして、こう! ですわ!」
    

「さあや。せいたろう君、ポカンとしてるよ・・・。」
    
「少し黙ってて下さる?」
「は・・・、はい・・・。」
「よろしくてよ。」
    

 うわー・・・。出たよ、天使の脅し。こんなん、黙ってろと言われても、ツッコむ他ないです。(笑)

「ど、どうしたんだろう、さあや? いつもと違う・・・。言葉使いも何か変・・・。」
「ひょっとしてさ、さあやって、ものすごく負けず嫌いなんじゃないかな?」
「え? 私、今までそんな風に感じた事ないけど・・・。」
    
「はなじゃ、自分に張り合うようなレベルになかった、とか。」
「めちょっく!」
    



~ Bパート ~
 しばらくして、何人もの赤ちゃんがハイハイで行進。はぐたんは、その先頭になっていました。
   
「あの動き、間もなく右へ曲がりますわね。」
「正確には、右寄り27度前向きに曲がります。」
    
   
「やりますわね。」
「あなたも。」
   
    
   

 少しして・・・、
    
   
    
「こ、これ? この顔?」
   
「どうやら、筋肉の緊張と弛緩を伴う表情の急激な変化に、驚きと興味をおぼえているようですね。」
   
「こうかな?」
「こうかもしれません。」
    
「これはいかが?」
「こうではないでしょうか?」
    
 ちょっ、カメラさん、前から映して! 普段のさあややルールーに似つかわしくない酷い顔してたんでしょうか。そういうのを見てみたいのに!(笑)


 それから少しして・・・、
   
    
「わお! それ、ええな! オレも、オレも!」
「ハリー、大人でしょ・・・。」
「大人かて飛びたい時はあるんや! オレも、オレも!」
    
「ルールー、ほっときなよ。冗談で言ってるんだから。」
    
「よっ、おおきに! たかいたかい・・・。」
    
    
    
    
   
「子供の頃の夢は・・・、宇宙飛行士やった・・・。」
    
 「良かったな、宇宙に行けて」と言うよりも、「ざまぁ」という言葉が先に自然に出てしまった・・・。ハリーさん、不憫枠まっしぐらやのう。(笑)


 少しして、おやつの時間に。ルールーは、たかいたかいが面白がられてか、すっかり子供達のお気に入りになりました。
    
 さあやは、おやつを配ろうとしますが、おもちゃに足を取られ、こぼしてしまいます。
「焦っちゃった?」
「え?」
   
「ルールーの方がちょっと上手で。意外だった。さあやにこんな負けず嫌いなところがあったなんて。」
「なんか・・・、恥ずかしい・・・。」
   

「いいんじゃない? そういうの、いいじゃん。」
    


 しばらくして、赤ちゃん達が一斉に泣き出してしまいました。そんな時、1人の保育士が子守歌を歌いました。
    
    
「赤ちゃんだって、10人いれば10通りの性格があるわ。テキスト通りにはいかないものよ。」
   
「なぜですか? なぜ、泣いたり騒いだりしているだけの赤ちゃんに、みんな、そんな必死になるんですか?」
   
「だって可愛いもん!」
「それだけですか?」
   
「ルールーは、可愛いと思わない?」
    
   
「ルールーだって可愛いと思ってる、きっと。ルールーの表情、見てれば分かる!」
    


 その頃、保育園の玄関では、近くに住んでいるファッションデザイナーが、赤ちゃんの泣き声がうるさ過ぎると苦情を入れていました。
    劇中では明かされていませんでしたが、彼女の名は「吉見リタ」。
「赤ちゃんが泣く。そのたびに、私の中のデザインのアイディアが消える・・・。1つ1つシャボン玉が弾けるように・・・。」
   
「分かります? そういうの分かります? なぜでしょう? 赤ちゃんが泣くからです!」
   
 気持ちは分からなくもないが、よくしゃべるなあ。ムダにしゃべる女は嫌われまっせ?(笑)


 その様子を見ていたルールーは、トゲパワワの気配を感じ、オシマイダーを召喚。
   
 オシマイダーの出現に気付いたはな達は変身します。

 バトルスタート。エール達はオシマイダーと必死に戦うも、赤ちゃん達がオシマイダーを見て泣き出してしまいました。
 エールは、赤ちゃん達を泣き止ますために、赤ちゃん達の元に。
   
 なかなか泣き止まない赤ちゃん達でしたが、はぐたんが起きると・・・、
   
    
   
 はぐたんのおかげで、赤ちゃん達は元気になりました。エールは戦線復帰。
 しかし、オシマイダーが赤ちゃん達に向かって突っ込んできます。その時・・・、
「ダメ!」
   

 すぐに、エール達3人は、トリニティコンサートでオシマイダーを浄化しました。

 その後・・・、
「舞い降りました! 今、高原の朝のようにすっきり澄み渡った私の脳内に子供服のデザイン! 天才! 私、やっぱり、天才です!」
    
 せやな。天才は天才でも、「天才(笑)」の方がしっくりくると思う。「雄弁は銀、沈黙は金」とは、まさしくこの事ですね。(笑)


 しばらくして、父母が赤ちゃん達を迎えにやって来ました。そんな中・・・、
   
    

 その夜、はなは、なかなか寝付けませんでした。
「いや、ルールー。私、赤ちゃんじゃないし・・・。そんなんじゃ、眠ら・・・。」
   
   

「12秒。赤ちゃんより早いです。」
   
   


 今回は、これで終了です。


次回:「迷コンビ・・・? えみるとルールーのとある日
 ある日、ルールーがおつかいに行く途中、プリキュアのような格好をしたえみるに出会いました。えみるは、ルールーを危険から守ろうと、おつかいに付いていく事に。
 えみるは、人助けが上手くいかず落ち込んでいましたが、ルールーが励まします。えみるは、ルールーを家に招いて、ある特技を披露して・・・。


    今回のエンドカード


【まとめ】
 はな達3人とルールーは保育士のお仕事体験をし、ルールーの手際の良さに、さあやは負けず嫌いな一面が出たものの、お仕事体験は無事に楽しく終わりました。

 今回は、ポイント立てて語る事はなし。何かしらポイント立てようにも、さあやのキャラ掘り下げに目が行っちゃって、上手くまとまらないですね。
 そのさあやについては、ルールーに対してムキになる姿が可愛すぎるのなんの! 興奮してお嬢様言葉になったりと面白かったですね。
 で、しまいには、笑顔で「少し黙ってて下さる?」。うん、無理です、黙るのは。(笑)
 普段柔和な子がああやって熱くなるのは、なんか良いですよね。可愛いものにデレデレだったり、怖いものが苦手な一面を見せたほまれよりも意外に感じました。

 また、さあやは努力家であるようにも感じました。
 今回のお仕事体験は保育士と、これまでと比べると、専門性が高めのものです。それに、これまで通り、体験するのは1日だけだったでしょうし、はな達は働けない年齢にある事を思えば、まったく予習してなくたって、保育園の先生達が丁寧に仕事を教えてくれたでしょう。
 にもかかわらず、あそこまで熱心に予習していたあたり、頑張り屋なんだろうな、と思いました。あの熱心な勉強っぷりは、「すごい」の一言ですね。

 それゆえ、ルールーに出し抜かれたのは、面白くなかったでしょうね。誰もマネできないくらい頑張った事が、ああやって一歩先を行かれると、信じられない気持ちになるでしょうし、憤りを感じるのも不思議ではないと思います。
 まあ、でも、ほまれが言っていたように、負けず嫌いな事は良い事だと思いますね。今は、なりたいものがないさあやですが、なりたいものを見つければ、負けず嫌いな一面が良い方向に進んで、とてつもない力を発揮するのかも!? それは、後の楽しみにしたいですね。

 あとは、ルールーの変化についても語っておきますかね。
 ルールーは、前話でたびたび言っていた「効率」という言葉を、今回はまったく言っていなかったのが印象的でした。
 今回は、保育士の仕事体験をした事で、多くの赤ちゃんを目にしましたが、赤ちゃんは「非効率」に分類されるでしょう。ほとんどの事ができない訳なのですから。前話でも、ハリーとはぐたんの二人羽織に対して、未成熟な赤ん坊の手を借りて食べさせるのは効率が悪過ぎると一蹴していました。

 だけど、今回は、そんな赤ちゃんに対して真摯に向き合っていましたし、オシマイダーから守る事までしていました。これは明らかに「変化」であり、その変化度は些細なものとは言えないでしょう。
 ミライクリスタルを「奪う」、プリキュアを「倒す」、未来を「消滅」させる、というのがクライアス社の方針であり、「守る」という事とは無縁です。(社内における立場を守るという事はあるでしょうけど)
 それに、赤ちゃんをオシマイダーから守っていたのは、誰から言われてやった訳ではなく、自発的な行為です。ルールーはクライアス社ではバイトと、身分は低く、基本的には、言われた事を淡々とこなすだけです。はなの家にスパイとして潜入した事は、上司の承認を得ていない可能性がありそうですが、会社からの要求を満たすためにやっている以上は「仕事」であり、「会社」という枠に囚われている事には変わりありません。
 それゆえに、オシマイダーから赤ちゃんを守りに行った事は、大きな「変化」だと思うんですよね。この変化が、今後のストーリーにどんな展開をもたらすのか、しっかり注目したいものですね。

 さて、次回は・・・、
   
 ・・・。何なんでしょうね、この絵は・・・。ネジが外れて、あらぬ方向に進んじゃってるように思えるんですが。
 次回は、カオス回になりそうな気がしますので、ツッコミの準備体操をしておきますか。(笑)



 今話の感想は、これで以上です。
 最後に、ものすごく今更ですが、今月5日に「スーパースターズ!」の感想を書きました。興味のある方は、こちらからどうぞ。
 また、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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